白猪山周辺地図 国土地理院
- 登山日 2016年6月1日
- 移動行程 全走行距離 630Km
2016-06-01 堀坂山、白猪山
自宅→浜松西〜松坂IC→堀坂峠[堀坂山]→国166→深野[白猪山]→[多気ノ湯]→鍛冶屋T[牛草山登山口]泊
2016-06-02 牛草山、獅子ヶ岳 、七洞岳
登山口[牛草山]→小萩登山口[獅子ケ岳]→林道新藤越線→一之瀬西登山口[七洞山]→藤越→県38
→国42→勢和多気→国368〜166→道の駅飯高[香肌狭温泉]入浴→[局ケ岳新登山口]泊
2016-06-03 局ヶ岳、学能堂山
新登山口[局ケ岳]→国166〜368→杉平水谷林道[学能堂山]→道ノ駅[姫石ノ湯]→県15〜755→[倉骨峠]泊
2016-06-04 尼ヶ岳、大洞山
倉骨峠[尼ヶ岳]、[大洞山]→県755〜667〜15→君ヶ野ダム→国165→久居IC→浜松西IC→自宅
- 登山行程
1:20 夏明登山口(11:00)→夏明別コース分岐→不動滝→石灯篭と祠→石尊大権現→(12:20)白猪山
0:40 白猪山(12:50)→石尊大権現→大城分岐→矢下分岐→夏明別コース分岐→(13:30)夏明登山口
- 詳細
夏明登山口Pを出発 ⇒
飯南町上水道夏明配水池 ⇒
林道カーブで登山道へ ⇒
夏明別コースを右に見送る ⇒
石尊大権現まで舗装路だ ⇒
梅雨間近コアジサイ ⇒
右俣左岸を登る ⇒
山頂マデ1.45Km ⇒
根露出、強風で倒木? ⇒
御所平分岐を通過 ⇒
不動小屋前を行く ⇒
その先で不動の滝を見る ⇒
舗装路が続く ⇒
分岐は近道へ ⇒
灯篭のある祠に出る ⇒
枝打ち整林の道を登る ⇒
石尊大権現前に出る ⇒
石尊大権現の展望台 ⇒
広い尾根を登る ⇒
山頂部の肩に出て右折 ⇒
満開のウツギ ⇒
山頂に到着 ⇒
白猪山にて ⇒
志摩半島の山並みを遠望 ⇒
白猪山からの堀坂山 ⇒
小学校・公民館の記念柱 ⇒
山頂を去る ⇒
石尊大権現から別ルートへ ⇒
大城分岐を右へ ⇒
矢下分岐を右へ ⇒
倒木道を下ると ⇒
舗装となり炭焼跡に出る ⇒
その先で別コース分岐に戻る ⇒
駐車場に帰着 ⇒
深野だんだん田を見学 ⇒
多気の湯で入浴 ⇒
堀坂峠から県45→県59→国166和歌山街道を走り松阪市飯南町深野にやってくる。
夏明登山口に行くには・・・地図を見ると道は入り組んでいる。どこをどう行けばいいのか。
風呂屋川の手前で右折しJAの前を通り奥に入って行くと分岐になる。
どっちが正解だろうか?風呂屋川にかかる橋の方を選択する。
渡ると民家の狭い裏路地を通る見たいになる。住人がいてジロジロ、怪しい奴・・・と睨まれる。
過ぎると田んぼの際の道になり、右手にヤヤ広い車道が見える。これは選択ミスだ。
この道に出て進むとまた分岐が現れる。ココに看板がある。右左どっちでも良いようだ。
大型乗用車は左、小型乗用車はどっちでも通行可だ。狭い右を選択し集落の中を上って行く。
「深野の棚田」駐車場のある宝泉寺の前のT字交差点で右折、道標に従い進むと登山口Pに着く。
なんか迷路のような道だね。7〜8台位?止められそうだが今日は我々のみ。
登山届ボックスがあり中に飯南の広報誌、歴史探訪48:白猪山の石尊大権現が置いてある。
登山地図も置いてあるようだが在庫切れとなっている。
車道を上って行くと直ぐ小橋があり、その先で飯南町上水道夏明配水池を見る。
そして林道カーブに着く。ココが実質的な登山口だ。
右に沢に向かう踏み跡があるが真っ直ぐ入って行く。すると分岐に出る。
手書きの道標があり見ると真っ直ぐが夏明コースで右が夏明別コースと書かれている。
往復の予定であったが夏明コースを登り夏明別コースを下ってみよう。
夏明コースは沢沿い、沢の中尾根に付けられたコンクリート舗装の道で白猪石尊大権現まで続く。
御所平分岐、不動小屋を通過し、その上にある不動滝を見学する。
チッコイ沢なので水量、落差とも大したことはないが清涼感はある。
沢から離れ登って行くと分岐に出る。道標には左右どっちでもいい、左が1分早いとある。
早い方がいい。上の合流点に着くと、しめ飾り、石灯篭、石祠、大木のある尾根の平担地に出る。
石尊大権現かな・・・チョット違うな。白猪石尊大権現の前社となる不動神社だ。
急斜面を登り切ると鳥居が見えて来る。ココが不動明王がご本尊の白猪石尊大権現だ。
石段を登りカンヌキをスライドさせ中を覗こうとしたが扉が開かない。
横から覗くと表忠碑(ヒョウチュウヒ)と書かれた石碑、白猪石尊祠、小さな石祠の山の神が見える。
横の詰所の説明板を見ると神名川県の大山寺から御本尊を迎えたとある。
この直ぐ先にジュータンが敷かれたような草広場と伊勢連山が望める展望台がある。
大城(オオジョウ)・矢下・夏明別コースからの合流点でもある。
広くなった尾根を登って行き電波塔、鉄塔基礎跡?の残る山頂部平坦地で右折すると白猪山の山頂に出る。
二等三角点が設置され、山麓の柿野小学校の遠足の地なのか記念標柱が沢山立っている。
矢下、大城、都登山口のある大石町の公民館活動で登ったと思われる大石公民館の記念標柱もある。
見方によってはなんか墓場見たいだけど・・・
山頂からは先ほど登った堀坂山、明日行く予定の牛草山、獅子ヶ岳、七洞岳の伊勢連山が望める。
下山は夏明別コースだ。石尊大権現に戻り真っ直ぐ尾根を南下する。
先ず大城分岐が現れ、続いて直ぐに矢下分岐、いずれも右へ。
多少倒木のある明瞭な道を下って行くと黒ビニールシートとか切断丸太のある炭焼き窯の所に出る。
まだこの窯は現役なのかも・・・
沢に架かる橋を渡ると登る時に通った夏明コースと夏明別コースの分岐に出る。
せっかくなので日本棚田百選の「深野だんだん田」を見学してゆこう。
急勾配の棚田じゃないので残念ながらソレホド見栄えはしない。
この後は道の駅飯高駅に行き「いいだかの湯」で入浴、明日は局ヶ岳を登るのがベストだが水曜日で休館。
仕方なく多気町の天然温泉「多気の湯」(780円)で入浴し、鍛冶屋トンネル南の牛草山登山口に向かう。
- 一言
石尊大権現を崇め奉る夏明集落を中心とした深野の人々の信仰の山であった。