- 櫛ヶ峯周辺地図
YAHOO地図
国土地理院
[猿倉温泉→乗鞍岳入口]
[乗鞍岳入口→櫛ヶ峯]
- 登山日 2015年10月19日
- 移動行程 全走行距離 2550Km
2015-10-15 移動
自宅→浜松西IC→首都高→湯ノ岳PA泊
2015-10-16 二ッ箭山、蓬田岳
PA→いわき中央IC→国399→[二ッ箭山]北登山口→県41磐城街道→小野→平田[蓬田岳]
→郡山南IC→鹿角八幡平IC→大館→田代温泉[ユップラ]入浴→道の駅[ひない]泊
2015-10-17 結婚式出席
終日大館→道の駅[ひない]泊
2015-10-18 四角岳→中岳
道の駅→大湯→不老倉登山口[四角岳→中岳]→大湯温泉[荒瀬共同湯]→十和田湖→猿倉温泉[P]泊
2015-10-19 櫛ヶ峯
猿倉温泉[櫛ヶ峯]→奥入瀬温泉[町民の家]入浴→国103→十和田南IC→[長者原SA]泊
2015-10-20 禿岳、薬来山
長者原SIC→国47-398→花立峠[禿岳]→国47-457-347→薬来[薬来山&薬師の湯]→道の駅[三本木]泊
2015-10-21 七ッ森(笹倉山)、青麻山
道の駅→国4-457→七ッ森湖→[笹倉山]登山口→国457→仙台宮城IC〜白石IC→仙南広域農道[青麻山]
→白石IC→仙台南IC→県62二口街道→秋保温泉[共同湯]入浴→[秋保二口]泊
2015-10-22 大東岳→裏盤司
秋保二口→[大東岳]登山口→県62→仙台南IC→泉IC→[とみや湯ったり苑]入浴→泉IC→笹谷IC→[笹谷峠]泊
2015-10-23 雁戸山→南雁戸山
笹谷峠[雁戸山]→笹谷IC→{白石(スパッシュランドX)→福島[パワーシティー・ピボットX]}→福島松川SIC→[佐野SA]仮眠
2015-10-24 移動
佐野SA→首都高速→浜松IC→極楽湯佐鳴台店→自宅
- 登山行程 全行程=9:00
4:40 猿倉温泉P(6:00)→矢櫃橋→駒ヶ峯分岐→(10:40)櫛ヶ峯
4:00 櫛ヶ峯(11:00)→駒ヶ峯分岐→矢櫃橋→(15:00)猿倉温泉P
- 詳細
猿倉温泉登山口を出発 ⇒
湿気た広い登山道 ⇒
天地身一神宮標柱 ⇒
石ゴロぬかるみ道が現れる ⇒
斜面防護璧を見る ⇒
赤倉岳への道は通行止め ⇒
洗掘道もある ⇒
岩ゴロ斜面もある ⇒
矢櫃湿原(矢櫃萢)を通過 ⇒
矢櫃橋を渡る ⇒
マダ幅広道デス ⇒
ヘアピンカーブ2を行く ⇒
冷たくて綺麗な水をゴクリ ⇒
乗鞍岳入口通過し振返る ⇒
ガレ場カラノ猿倉岳・八甲田山 ⇒
水浸し?溜まりデス ⇒
ジュルジュルと笹の街道 ⇒
抜けて草地広場1を行く ⇒
次の草地広場2を行く ⇒
黄瀬沼分岐(地獄峠)10m入ル ⇒
ト地獄池ガアル(ウシロ駒ヶ峯) ⇒
駒ヶ峯入口カラハ沢横断ガ続ク ⇒
駒ヶ峯入口:覗くと超笹藪 ⇒
十和田の山を見ながら ⇒
大岩を通過する ⇒
水ト岩ト笹ノ親水公園ヲ行ク ⇒
黄瀬野范の大展望地 ⇒
松森分岐の櫛ヶ峯入口 ⇒
木道だコリャ直ぐ山頂だね ⇒
甘い!藪あり ⇒
沢あり ⇒
洗掘あり ⇒
オマケに壁もある ⇒
ヤット見えたと思ったら ⇒
藪に突入 ⇒
なんかイヤラシイね ⇒
モウ尾根の漫歩だ ⇒
大岩ノ先ノ戸来岳〜十和田湖 ⇒
と思いきやドコへイッタ? ⇒
ヤット着いた!ゴホウビ!! ⇒
櫛ヶ峯にて ⇒
丸太ベンチで休息 ⇒
八甲田山〜 ⇒
ソノ右:駒ヶ峯〜乗鞍岳〜 ⇒
ソノ右:戸来岳〜十和田湖〜 ⇒
ソノ右:白地山〜白神山地→ ⇒
ソノ右:白神山地〜岩木山〜 ⇒
ソノ右:青森市街と陸奥湾 ⇒
乗鞍岳を前方に下山開始 ⇒
木道を帰る ⇒
大岩の所で・・・ギャーッ! ⇒
勲章3枚いただく ⇒
矢櫃橋まで来たモウ大丈夫 ⇒
猿倉温泉に帰着
前日は四角岳→中岳を登り大湯温泉の荒瀬共同浴場で入浴する。
国103十和田道を走り十和田湖に出る。紅葉は真っ盛りだ。
時間が時間で混雑が解消されているいるであろう奥入瀬渓谷を走ってみてもいいが何度か走っている。
今日は山岳道路の国102惣辺(ソウベ)バイパスを走る。落ちる寸前の夕陽を浴びて紅葉が素晴しい!
途中にある駐車場が埋まっていて写真を撮れなかったのが残念だ。
奥入瀬渓谷入口に下って国103十和田ゴールドラインを上って行く。
老夫婦が30Km/h程度で走っていてカーブの度にブレーキを踏む。楽に抜ける所がない。
車がズラリ、我々が後続1台目で焦る。いい加減どいてよ!
モウチョットだがついに我慢も限界に達し谷地温泉の手前で追い越す。が対向車が・・・危なかった。
準山岳道路とはいえこんなノロノロ運転でいいのだろうか?免許召し上げだ。プンプン。
今日は日曜日だが駐車場の車から推測すると猿倉温泉の泊り客は多そうだ。
その前を通って奥の公共トイレのある櫛ヶ峯登山口で泊まる。
何もない山中ならともかく、こうゆうところで泊まると後ろめたさとか、一抹の寂しさを感じる。
山は天気だ、宿の予約は出来ない。なんて言っちゃって、宿泊費をケチっているのでは?ありませんよ。
安いお酒をあおって酔いを回し朝が来るのを待つ。今夜もいつものパターン。
櫛ヶ峯は東北百名山でも日帰りの場合は屈指の長丁場だ。猿倉岳〜駒ヶ峯経由のルートは笹藪が凄いらしい。
矢櫃岳(ヤヒツダケ)経由の旧道コースを歩き、体力的、時間的に余裕があれば帰りにコッチを歩き下山しよう。
薄暮のAM5:30に起床し6:00に出発する。
地図を見るとこの旧道コースってカナリ遠回りの道、何でだろうと疑問があった。
この回答が歩き始めて間もなく分かる。幅広、神社標柱、斜面保護璧、これは林道跡なんだ。
登山道として手入れされてはいるが次第に荒れが進んだようだ。歩けるので問題ないが。
*途中にある神社入口の標柱が読めない。帰って調べると[天地身一大神宮](アメツチマヒトツダイジングウ)。
宗教法人:天神人祖一(テンジンジンソイチ)神宮の宇宙の親産神[天地身一大神]をお奉り、参拝は四礼八拍一拝。
読みも難しいが宇宙の親産神とは・・・ついて行けないね。大宇宙インテリ珍者向けかな?
岩ゴロゴロ、洗掘、笹かぶり、名物の水溜まり・ドロンコ道がアチコチにあり歩きずらい。
夏は湿原に入らない様に張られているコースロープが片付けられている。
汚れない様に土手、土手際を出来るだけ歩く。
もし張られていて真面目に道の中を歩いたらソレコソ登山靴はグシャグシャになるであろう。
一方で明るい草原、池塘の原、展望のきく所も多々ある。
猿倉岳・駒ヶ峯・乗鞍岳・櫛ヶ峯が次々と現れ、地獄池、黄瀬野范(オウセノヤチ)付近の素晴しい展望も楽しめる。
駒ヶ峯入口付近から先、山頂基部まで幾つもの洗掘沢があり、横切って進むが濡れる心配はない。
松森分岐である櫛ヶ峯入口の上では、正面に櫛ヶ峯が見える木道を行くようになる。
真っ直ぐ登って簡単に山頂だという気分になるが、そうは簡単にはいかない。
イワナ釣で有名な田堰沢(タセキサワ)の最源流部の湿地が邪魔してくれているので道は色々と・・・
笹のハビコりも山頂直下まで続き時間がかかる。でも登れば登るほど大展望になる。
二等三角点の設置された広い山頂は文字通りグルット一周360度のダイダイ展望だ。
八甲田山〜駒ヶ峯〜乗鞍岳〜十和田の戸来岳・十和田山・十和利山・白地山、白神山地、岩木山、イイネ!
延々と長い距離を歩いて来た末のこの展望、過去に登った山々も多く感動もひとしおで苦労が報われる。
モウ11:00だ。駒ヶ峯〜猿倉岳を経由しての下山は無理そうだ、来た道を戻ることに・・・
駒ヶ峯入口の手前の巨岩前でアリャ!痛ッ!・・・やってしまった。
転がる石に乗りツンノメリ前にダイブ。
ツツジのような低木で顔Bヶ所、岩の段差で膝のお皿、土手で腕とカメラを傷つけてしまう。
運が良かった?ような、悪かった?ような。
これには訳が、カメラを操作しながら歩いた為だ。
妻が「またしでかしたねッ」とニヤニヤしながら勲章を三つお貼り下さる。
「ながらはダメヨッ」。
まだ諦めきれなかった駒ヶ峯〜猿倉岳経由での下山の心を完全に消し去る。
ズキズキ痛む顔一ヶ所とお皿、早く登山口に戻りた〜い。かすり傷ジャと我が心を励ます。
15:00ちょうどに月曜日だがソコソコに車がある猿倉温泉に帰着する。
此処で入浴と思ったが・・・妻はシャンプー、ドライヤーの無い浴場は嫌い。(過去1回入浴)
奥入瀬渓谷入口の観光協会併設の温泉「町民の家」(300円)に行き1.5時間程入浴する。
明日からは白神山地の四山、真瀬岳、二ッ森、小岳、藤里駒ヶ岳を登る予定。
天気は・・・寒冷前線が北海道を通過、東北北部は下り坂の予報。これではダメだ。
一日通過を待つか?移動するか?でも山は回復が遅いので二日かも。
東北南部〜関東の天気を調べる。宮城・山形以南なら明日も何とか山登りが出来そうだ。
暗くなった奥入瀬渓谷、十和田湖を抜け十和田南ICへ。途中でコンビニに寄り食料、お酒を確保。
どこまで走るか、どの山を登るか・・・疲れで運転が限界に達した長者原SAで泊る。
混雑してうるさいが疲れているので十分睡眠出来るだろう。長者原SAにはスマートインターがある。
明日は楽が出来そうな近くの禿岳(カムロダケ)を花立峠から登ろう!余裕があったら・・・
- 一言
延々と続く石ゴロ、湿地、笹藪の道、長い歩行距離、ズッコケ怪我にはまいったね。
でも別の見方をすれば変化に富んでいて山頂は凄い展望、登って良かったと思える山だ。