花の百名山・北海道百名山
 日本百名滝:アシリベツの滝

空沼岳 1250.5m ラルマナイ・白扇・アシリベツの滝


     空沼岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日         2013年8月20日

  • 移動行程       総走行距離 3010Km

      *今回の山旅の前半は七時雨山アポイ岳白雲山硫黄山です。

     2013-08-16    摩周岳

      道の駅→摩周湖第三〜第一展望台[摩周岳]→美幌峠→[端野温泉:ノンタノ湯]→道の駅[おんねゆ温泉]泊

     2013-08-17    川の水族館見学・移動

      道の駅→遠軽→湧別→オホーツク国道238→紋別→雄武→浜頓別→宗谷岬→[稚内:童夢]入浴→道の駅[ワッカナイ]泊

     2013-08-18    礼文岳

      道の駅→稚内〜香深FT→タクシー→内路[礼文岳]→バス→香深FT〜稚内FT→[稚内:童夢]入浴→道の駅[テシオ]泊

     2013-08-19    移動

      道の駅→苫前:風車群→深川留萌国道→深川西IC→[妹背牛:ペペル]入浴→暑寒ダム→道の駅[マオイノ丘公園]泊

     2013-08-20    空沼岳とアシリベツの滝

      道の駅→真駒内→林道[空沼岳]→滝(ラルマナイ・白扇・アシリベツ)見物→[恵庭ラフォーレ]入浴→道の駅[花ロード恵庭]泊

     2013-08-21    恵庭岳

      道の駅→エニワ湖→オコタンペ湖→支笏湖北岸[恵庭岳]→国276→[苫小牧:なごみの湯]入浴→厚真→苫小牧東FT

     2013-08-21〜23    移動

      〜敦賀FT→敦賀IC→米原JCT→浜松西IC→自宅

  • 登山行程

      3:30  空沼岳登山口(7:00)→枝沢渡渉点→万計沢渡渉点→(8:50)万計山荘→真簾沼→(10:30)空沼岳

      2:50  空沼岳(10:50)→真簾沼→万計山荘→青沼→万計沢渡渉点→枝沢渡渉点→(13:40)空沼岳登山口

  • 詳細

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    空沼岳Pを出発 ⇒
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    万計沢枝沢の木橋を渡る ⇒
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    広イ尾根末端ノ小沼 ⇒
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    小沢を渡る ⇒
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    山荘マデ○Km道標ガ目安 ⇒
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    万計沢右岸際を行く ⇒
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    万計沢を渡り左岸へ ⇒
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    もう万計山荘は近い ⇒
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    万計滝の際を登る ⇒
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    万計沼入口を行く ⇒
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    万計山荘に到着 ⇒
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    内部は綺麗だ ⇒
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    山荘前カラノ万計沼 ⇒
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    山荘前を出発 ⇒
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    ぬかるみが多くなる ⇒
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    真簾沼畔に出る ⇒
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    沼畔からの1180P ⇒
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    龍神地蔵を見る ⇒
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    急坂ヲ登リ1180Pノ肩ヲ行ク ⇒
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    左上に山頂がチラット ⇒
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    空沼・札幌岳稜線ヘノ取付点 ⇒
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    空沼・札幌岳稜線分岐ヘ ⇒
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    分岐に出て左へ ⇒
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    ガレからの札幌市街方面 ⇒
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    細長イ山頂ニ着ク(後:札幌岳) ⇒
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    空沼岳ニテ(頭上ニ雲ガ) ⇒
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    山頂カラノ万計山荘(中央) ⇒
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    漁岳前方に下山開始 ⇒
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    1180P付近は雨になる ⇒
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    雨があがり青沼に寄る ⇒
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    登山口木橋に着く ⇒
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    車に戻る ⇒
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    恵庭ラフォーレで入浴 ⇒

    ●出会った花

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    オオカサモチ
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    出会った花 
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    ハイオトギリ 
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    ウツボグサ
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    キツリフネ
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    赤い実が鈴なり 

    滝めぐり

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    ラルマナイの滝
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    白扇の滝
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    日本百名滝:アシリベツの滝

    道の駅「マオイの丘」からカーナビに目的地のみをセットし空沼岳登山口に向かう。
    カーナビに全幅の信頼?確認もせずナビの指示に従う。これがいけなかった。
    何と走りづらい札幌市街を抜け、真駒内経由のルートに導かれてしまう。気付いた時は後のまつり。

    国453から真駒内川に沿って舗装路を入っていくと広い土砂採掘場に出る。
    空沼岳の道標に導かれ橋を渡り、一部夏草が茂り・掘れた所もある未舗装の林道を奥に進む。
    深い洗掘を避けようと濡れたコブにノルとスリップ、焦げた臭いを発する所もあったが程なくして登山口に着く。

    登山届に記帳し数十m林道を奥に行き木橋を渡る。万計(バンケイ)山荘手前の滝までズット緩斜面の道である。
    尾根上をたどるが緩い斜面なのでそんなことを感じさせない。小沼あり、小沢ありである。
    暫くすると尾根から外れ万計沢右岸沢際の道になる。一部道が崩れている所もあるが問題ない。
    上部で木橋を渡り左岸へ。万計沢をいったん離れ進むと右に入る明瞭な踏み跡を見る。道標はない。
    青沼に行くヤブっぽいヌカルミの道だ。天気が心配なので後回し。ここら辺から段々台地を進む感じになる。

    再び万計沢に戻り水量豊富な滝ぎわを登ると次の台地にあるコジンマリトシタ万計沼に出る。
    沼を反時計回りに進むと万計山荘広場に出る。万計山荘内部を覗く。台所のある割と広い部屋がある。
    石狩森林管理署の所有、空沼岳万計山荘友の会が管理とある。宿泊者記帳ノートが置かれている。
    山荘の裏に回ると林道が来ている。見た限りでは態のいい林道である。一般は走れない?

    写真 小屋前から数えて3段目の台地にある真簾沼(マミスヌマ)に向かう。 この段々台地はグチャグチャ道、油断するとズボッとハマッテしまう所が幾つもある。
    当然?はまってサア大変。いやけがさす頃に真簾沼に着く。
    真簾沼道標のある手前で夏草を分けて沼畔に出る。明るくてナカナカいい。
    でも万計沼の方が絵になるね。おや何かいる?オタマジャクシだ。今頃・・・

    戻って万計沼道標を過ぎると怪しそうな装束の小さな龍神地蔵を見る。沼の守り神だそうだ。 更に沼岸を進み沼畔から見えた1180Pの右肩に向かって急坂を登ると次の広い台地に出る。 笹が道を覆っており、おまけに水たまりがある。笹に水滴が付いていないのが救いである。 道なりに奥に進み緩やかに下ると空沼岳0.7Kmの道標がある。

    急坂を登り空沼岳と札幌岳の分岐に出る。そして空沼岳へ、この頃から雷鳴が響くようになる。
    曇天の空の下に更に黒い雲が札幌岳方面からこちらに向かっている・・・コリャーやられるかな?急げ!
    途中にある札幌市街方面の展望地を過ぎ、右から回り込むように登ると山頂に出る。
    細長い山頂は岩で道のように覆われている。曇天ではあるが周辺の山々を望むことが出来る。
    札幌岳、漁岳、恵庭岳、紋別岳、恵庭〜札幌方面、眼下に赤屋根の万計山荘も見えナカナカである。

    黒い雲が頭上を覆い始める。ピカッ、ゴロッゴロッ、これはヤバイ、おーっ神様我らを助けたまえ!
    チャット下山を始める。しかし雨が1180P付近手前から降り始める。カッパを着用するが真簾沼で止む。
    祈りが通じた!気を良くして万計山荘へ。調子に乗りすぎて再びズボッ。まぁ登山口で洗えばいいや。

    万計山荘には大阪のご夫婦が一組、時間的に無理なので山頂を諦めて下山するとのこと。
    樹林に囲まれ足元が悪く暗い小さな青沼を見学し下って行くと単独の方とすれ違う。今日は合計5名の登山者だ。
    登山口の沢で靴とスパッツをジャブジャブ洗い車内に吊るし滝見物へ。ポタポタ、ありゃりゃ・・・

    位置関係を間違えて順序がデタラメ、ラルマナイの滝、白扇の滝、アシリベツの滝の順に見学する。
    日本100名滝のアシリベツの滝は広い国営滝野すずらん丘陵公園内の奥にある。
    有料(400円)の渓流口Pから1.1Km舗装の遊歩道を歩かねばならない。無料の鱒(マス)見口Pもあるが遠い。
    スケールは小さいが水量豊富で優雅さがあるみたい。でも肩書きの滝だね。今日見た3っつワザワザ・・・

    「恵庭ラフォーレ」で1.5時間入浴し天気を確認する。ダメだったら帰ろうと思ったら明日ここいらは晴れ。
    コレハもういっちょうだね。空沼岳山頂から見えた予定外の恵庭岳を登ることにする。
    国36沿いのセイコマートに寄るがHOT CHEF店ではなかった。暖かい豚丼温玉を食べたかったのに。
    近くの道の駅「花ロード恵庭」で泊まる。

  • 一言

    グチャグチャ道には閉口するが万計沼、真簾沼、青沼を廻り、山頂は大展望、変化に富むいい山であった。
    元祖花の百名山に選ばれているがお花畑はなく、花もチョロチョロで少なかった。湖沼の百名山かな?