森吉山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2009年9月20日
- 移動行程
自宅→浜松西IC→豊田JCT→岡谷JCT→上越JCT→新潟JCT→郡山JCT→[紫波SA]泊
2009-09-19 秋田駒ヶ岳→乳頭山
紫波SA→盛岡IC→田沢湖町→国民休暇村(バス時刻確認)→[アルパこまくさ]→田沢湖→国105→阿仁の実家泊
2009-09-20 森吉山
阿仁→阿仁合→[阿仁ゴンドラ駅〜打当内登山口:森吉山]〜あにマタギ駅→比立内駅〜阿仁の実家泊
2009-09-21 安ノ滝、八幡平
阿仁→[打当:安ノ滝]→椈森牧場→国341→[八幡平:大沼ビジターセンター]→[見返峠:八幡平]→ふけの湯→国341
→県321→国105→阿仁の実家泊
2009-09-22 移動
阿仁→国105→県321→国341→[後生掛温泉]→[東八幡平:八幡平産直展]→[安比高原]→松尾八幡平IC
→紫波IC→県46→県25→道の駅[はやちね]泊
2009-09-23 薬師岳、種山高原は雨で中止
道の駅→[小田越:薬師岳]→県25→県43→国396→国283→国107→県27→県8→種山高原入口(遊林ランド種山)
→国397→胆沢温泉[さくらの湯]→水沢IC→三川IC→国49→道の駅[阿賀の里]
*後半は信越地域の山 五頭山→菱ヶ岳、日倉山 、志賀山→鉢山を登る。
*途中立寄った観光地などは 2009年日々の出来事 に掲載。
- 登山行程
1:00 阿仁ゴンドラ山上駅(9:45)→1308m石森→阿仁町避難小屋→(10:45)森吉山
3:00 森吉山(11:30)→中村・打当内分岐→林道出合→打当内登山口→遊遊ガーデン→(14:35)阿仁マタギ駅
- 詳細
阿仁ゴンドラ駅 ⇒
阿仁ゴンドラからの展望 ⇒
山上駅から登山開始 ⇒
リンドウが咲く登山道 ⇒
潅木帯を抜ける ⇒
1308m石森からの森吉山 ⇒
変な所にある幸福の鐘 ⇒
阿仁町避難小屋を通過 ⇒
暫く平坦路を行く ⇒
傍らに小さな石神様が ⇒
森吉山にて ⇒
賑わう山頂 ⇒
打当へ下山開始 ⇒
ブナ林を下る ⇒
展望所からの秋田駒ヶ岳 ⇒
キノコ
きのこ
茸
打当内登山口 ⇒
走った線路と畦道 ⇒
打当温泉に出かける ⇒
前回は子供同伴でブナ帯キャンプ場から往復したが、 今回は阿仁ゴンドラに乗り、打当(ウットウ)に下ることにする。
同時に帰省、白神山地に向う弟に阿仁ゴンドラ駅まで送ってもらう。
ゴンドラ駅に着くと、沢山の車と人がおりビックリ! おにぎり弁当を購入しゴンドラに乗車する。
このゴンドラは実に長〜く、展望が素晴しい。片道1200円であるが安い気がする。
ゴンドラ駅から山頂へは、良く整備された登山道と言うか遊歩道を登る。リンドウがこれでもか!と咲いている。
1308mピーク「石森」近くに来ると展望が開ける。石森は360度の大パノラマで森吉山の展望台である。
樹林帯に入り、少し下って池塘、幸福の鐘、阿仁町避難小屋を過ぎ、森吉山を眺めながら暫く平坦路を行く。
藁の鉢巻がかけられた石神様を過ぎると、山頂への緩やかな潅木と熊笹帯の登りとなる。
潅木が切れると一等三角点の設置された360度、大展望の山頂である。大勢の方が休息中・・・ざっと50人位?
後から後からひっきりなしに登山者が到着する。ヒバクラ岳方面からの団体も・・・いつの間にか総勢130人?
山頂標柱で記念撮影するのも順番待ち。標柱近くで店を広げているケシカランやからに退いてもらい撮影する。
軽い食事後、今回のメインの打当に向う。このコースは良く整備されているが、登山者はほとんどいない。
最初は展望の良い尾根道で、途中から樹林帯に入りキノコ街道となる。その種類たるや15以上とすごい!
途中、縦走中の男二人組とすれ違う。打当近くで道は二分する。右の中村コースに300m程入ると藪道となる。
コリャ止めた方がいい・・・分岐まで戻り打当内登山口に下る道をとる。
この頃、撮影しながらノンビリ下山した為、もう時間に余裕がないことに気付く・・・しまった。
途中で林道に出る、林道の方が「あにマタギ駅」に近い? しかし林道を少し行くと登り始める。
時間がかかるのでは? 再び戻って登山道を下る。電車の発車時間(14:34発)が刻一刻と迫っている。
打当内登山口に着いた時は既に14:16、あと18分しかない。その後の15:57の電車でもいいが・・・急げ!
駅まで距離がある。遊遊ガーデンを過ぎ、県308を急ぎ足で・・・遠くに「阿仁マタギ駅」が見える。
あと6分、あと5分・・・もう県308をまともに行っては間に合わない・・・畦道に入り走る。
しかし、水路が現われ越せない。もう線路を走るしかない。線路の際を走っていると電車が通過して行く・・・
あと50m、線路内を必死に走る。幸運にも「阿仁マタギ駅」には大勢の乗客がおり乗降に時間がかかっている。
全速力、エネルギーを使い果たした為、ホームによじ上ろうとするが上れない。トライ5回目でやっとホーム上に。
妻もあとから到着、車掌さんに手伝ってもらいホームに引き上げる。
妻曰く「私を置き去りにするつもり!」、「線路にカッターシャツを落としたでしょ!」プンプン・・・
最近買ったザックの口が開きやすく、この時ロングスパッツも何処かに落としてしまったようである。
線路内を走った為、車掌さんから一言あるかなと思ったが、ニヤニヤ・・・比立内までの切符(290円)を購入する。
電車内はほぼ満席、中年おばさんガイドが車窓の景色を説明、立っている方の座席確保までして一生懸命・・・
第三セクター、地方の鉄道は経営が厳しい。この秋田内陸縦貫鉄道 は生き残れる? 是非残って欲しいが・・・
息が整った頃、二つ先の比立内駅に着く。車掌さんに丁重にお礼をいい下車、妻の実家に歩いて戻る。
そして車で打当に戻り、打当温泉で2時間ほど入浴する。
- 一言
長い長いゴンドラ、リンドウ咲く好展望の森吉山、静かなキノコ街道、前代未聞・線路を走って電車に乗車。
思い出に深く残る山行となった。