湖西連峰北部地図:赤のコース YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2008年3月29日
- 移動行程 雨生山・平尾山→坊ヶ峰
自宅→舞阪駅→新所原駅→三ヶ日駅→宇利峠 〜 三ヶ日駅→新所原駅→舞阪駅→自宅
- 登山行程
3:10 宇利峠(9:30)→382.1m→354m→平尾山464m→(11:30)第二鉄塔(11:50)→中山峠→444.7m→(13:00)坊ヶ峰
2:00 坊ヶ峰(13:30)→本坂峠→姫街道→国362→(15:30)三ヶ日駅
- 詳細
宇利峠登山口 ⇒
登山口を入った所の水場 ⇒
ヤット道標ある道に出る ⇒
整備された登山道を行く ⇒
烏帽子岩 ⇒
烏帽子岩のツツジ ⇒
烏帽子岩のツバキ ⇒
神楽岩 ⇒
382.1m三角点 ⇒
どうだんツツジの花 ⇒
1番目の鉄塔 ⇒
平尾山に登る途中の展望 ⇒
湖西連峰最高峰平尾山にて⇒
2番目の鉄塔へ ⇒
鉄塔から行く手の山並 ⇒
中山峠 ⇒
樅の大木がアチコチに ⇒
猪の掘った穴がアチコチに ⇒
444.7m三角点 ⇒
448mピークからの坊ヶ峰 ⇒
鞍部で芽吹いたワラビ ⇒
坊ヶ峰にて ⇒
坊ヶ峰の観音様の社 ⇒
本坂峠 ⇒
雨生山を往復後、湖西連峰北部の縦走に向かう。
平山林道を宇利峠へ向かって歩いてくるハイカーがいる。この林道を歩く気はない。
峠の脇にある登り口らしき、ヤブの切れた所から森の中に入って行く。
しかし、踏み跡、テープらしきものが見当たらない。暫く右往左往、やっと赤テープを見つける。
少し行くとまた不明、この繰り返しである。用意した赤テープを目立つように付けながら先に進む。
お一人、後から登って来る。声を掛けると「分かりにくい道だねー、遭難してしまうよ」。確かにそうである。
ついたり離れたりしながら登って行く。用意した赤テープを使い果たす。尾根上部に来ると踏み跡がなくなる。
黄色のテープを見つけ進むと明瞭な登山道に出る。多分、宇利峠から暫く林道を歩き取付けばこの道に出る?
(翌週、宇利峠から林道経由で登って間違いないことを確認する。)
私が来た道は廃道でかなりアルバイトをしたようである。先ほど迄一緒だった方に大きな声を掛けるが応答が無い。
ここからは整備された快適なハイキング道である。
途中にある烏帽子岩、神楽岩を見学、暫く登ると三角点のある382.1mピークに着く。展望は無い。
この先の稜線には所々で花が咲いている。樹間に本宮山など三河の山を望める。
地図上にない新城方面、平山林道からの道が時々合流する。
大原五葉湖分岐のある最初の鉄塔を過ぎ、平尾山へ登り始めると東側の展望が開ける。
来た稜線、雨生山、金山、富幕山、尉ヶ峰、浜名湖、その先には浜松市の街が・・・湖西連峰随一の展望である。
登りきると湖西連峰の最高峰464mピークの平尾山に着く。浜松、新城、豊橋の境界でもある。木立で展望はない。
少し下って登り返した所、坊ヶ峰方面の展望が良い二番目の鉄塔の基礎に腰かけビールを飲みながら昼食をとる。
電線に吹き付ける強風が基礎にも振動として伝わってきて体に感じる。
ほろ酔いかげんで平尾山から下る時に足をくじく。平山登山口の分岐を過ぎ更に下ると中山峠に着く。
ここからは豊橋自然歩道の看板、大きな樅の木、イノシシの掘じくり返しが目に付くようになる。
アップダウンしながら進み三角点444.7mピーク、そしてその先の448mピークを通過する。
疲れが出てきたのか坊ヶ峰の北鞍部に下る途中からの坊ヶ峰は大きい。
下った鞍部付近は日当たりが良く、ワラビ、花が咲いている。写真に収め坊ヶ峰へ登り返す。
見た目ほどには急坂は無い。坊ヶ峰の山頂は小広場となっている。春の日差照りつけ明るいが、展望は全く無い。
土盛りから飛び出し気味の三角点、折れた古い三角点標柱、幾つか登頂された方のプレートがある。
樹木を挟んだ南側には観音様が奉納された社と、正一位秋葉神社の小さな社が建っている。
坊ヶ峰から本坂峠への下りはかなりの急斜面である。13:30に案内板の目立つ本坂峠に着く。
多米峠まで行きたいが・・・、くじいた足の調子、疲れ、次回の山行等を考慮し下山することにする。
ここからは姫街道で石畳の道を下るが硬く足には良くない。車道を3つ横切り本坂峠有料道路ゲートに出る。
開通から30年が経ち、3日後の2008年4月1日には本坂峠有料道路は無料開放される予定である。
ここまで出会ったハイカーは宇利峠の登リ口、姫街道の鏡岩のお二人のみ。湖西連峰北部はひと気が少ない。
タクシーの利用を考えたが、まだ日が高いので三ヶ日駅まで歩くことにする。がこれが間違いであった。
姫街道の花を楽しみながら歩いたが、かなりの距離があり最後は足を引きずりながら三ヶ日駅にたどり着く。
駅近くのサークルKで500mlのビールを購入、飲みながらホームで電車を待つ。
電車は行く時と比べ乗客はかなり多く30人位。毎年赤字、廃線にならなければいいが・・・
- 一言
快晴、絶好のハイキング日和、奥浜名湖の展望、充実した静かな山歩きを楽しむことが出来た。
交通の便は悪いがもっと多くの人に湖西連峰北部を楽しんでもらいたいですね。