蓬峠周辺地図 国土地理院
- 登山日 2020年8月28日
- 移動行程 全走行距離 931Km
2020-08-26 出発・移動
舞阪自宅→浜松医大→三方原SIC→海老名JCT→越後湯沢IC→[苗場山祓川コースP]泊
2020-08-27 霧ノ塔
苗場山祓川コースP[霧ノ塔]→[街道の湯]→[大源太山登山口]泊
2020-08-28 蓬峠→大源太山
大源太山登山口[蓬峠→大源太山]→越後湯沢→十日町→津南→[小松原湿原大場ゲート]泊
2020-08-29 移動・帰宅
大場ゲート→津南→豊田飯山IC→飯田山本IC→天竜峡IC→鳳来IC→引佐IC→舞阪自宅
- 登山行程
4:20 大源太山登山口(6:00)→大源太川分岐→(8:40)シシゴヤノ頭(9:00)→蓬分岐→(10:20)蓬峠
5:30 蓬峠(10:40)→(11:40)七ッ小屋山(12:00)→(13:30)大源太山(13:50)→大源太川分岐→(16:10)登山口
- 詳細
大源太山登山口駐車場 ⇒
大源太山登山口を出発 ⇒
大源太川沿いを奧へ ⇒
大源太川北沢を渡渉1 ⇒
大源太川分岐で右へ ⇒
ヒロクボ沢右岸を行く ⇒
枯れた?キノコ ⇒
ツリフネソウ ⇒
水場 ⇒
アキチョウジ ⇒
キツリフネ ⇒
夏草繁る尾根斜面を登り始める ⇒
サバナ ⇒
ヤマアジサイ ⇒
オクモミジハグマ ⇒
キオン ⇒
無風、蒸し暑い夏草の急斜面、体力を奪われる ⇒
シロヨメナ ⇒
大源太キャニオン方面遠望 ⇒
群生のイワカガミの葉 ⇒
アキノキリンソウ ⇒
シシゴヤノ頭の三等三角点 ⇒
派生尾根のコマノカミノ頭・左が日白山(ニッパクヤマ) ⇒
シシゴヤノ頭からの大源太山 ⇒
シシゴヤノ頭を出発 ⇒
七ッ小屋山が姿を現す ⇒
蓬分岐に向かって強風の尾根道を行く ⇒
平坦な尾根道を行く ⇒
平坦な尾根道からの七ッ小屋山 ⇒
ヨツバヒヨドリ ⇒
アキノキリンソウ ⇒
蓬分岐に近づく ⇒
シモツケ ⇒
ツルリンドウ ⇒
ハクサンフウロ ⇒
蓬分岐から登って来た尾根振り返る ⇒
蓬分岐から蓬峠へ ⇒
アキノキリンソウ咲く笹道 ⇒
オトギリソウ ⇒
ミヤマコゴメグサ ⇒
ウメバチソウとウツボグサ ⇒
小ピークを越える ⇒
ウメバチソウとミヤマコゴメグサ ⇒
蓬峠に下る ⇒
蓬峠にて ⇒
峠からの上越朝日岳、左は檜倉山と大烏帽子山 ⇒
土合・谷川岳分岐まで行く ⇒
土合・谷川岳分岐から戻る ⇒
蓬峠〜七ッ小屋山の稜線 ⇒
蓬分岐から七ッ小屋山に向かう ⇒
オトギリソウ ⇒
アキノキリンソウが多い尾根道 ⇒
オヤマリンドウ ⇒
ハクサンボウフウとアキノキリンソウ ⇒
七ッ小屋山の頂きへ ⇒
ヤマハハコ ⇒
湿地木道を行く ⇒
ハクサンフウロ ⇒
ヨツバヒヨドリ、アキノキリンソウ咲く ⇒
エゾシオガマとハクサンボウフウ ⇒
七ッ小屋山にて ⇒
七ッ小屋山からの蓬分岐方面 ⇒
七ッ小屋山を出発 ⇒
清水峠分岐を通過 ⇒
清水峠分岐からは藪道となる ⇒
大源太山との鞍部に向かって下り始める ⇒
藪、藪、藪、下りの藪は難儀だ ⇒
巻機山方面を望む ⇒
あの平坦尾根で笹が無くなる?期待したが ⇒
平坦尾根に来たが笹藪だ ⇒
ナナカマド ⇒
アマチャヤマアジサイ ⇒
笹藪続く平坦尾根を行く ⇒
アキノキリンソウ、ハクサンボウフウ ⇒
ヤマハハコ ⇒
ざらざら斜面を注意して下る ⇒
手前の最低鞍部1480を通過 ⇒
1500Pを越える ⇒
次の最低鞍部1480を通過 ⇒
山頂に向かって登り返す ⇒
下部の岩かべを登る ⇒
上部の岩かべを登る ⇒
上部の岩かべから七ッ小屋山を振り返る ⇒
大源太山に着く ⇒
大源太山にて ⇒
山頂展望:柄沢(カラサワ)山〜檜倉山〜 ⇒
〜大烏帽子山〜朝日岳〜笠ヶ岳〜 ⇒
〜笠ヶ岳〜七ッ小屋山〜 ⇒
〜蓬分岐〜シシゴヤノ頭〜 ⇒
下山する大源太山西尾根と湯沢市街地 ⇒
山頂を去る:
シシゴヤノ頭とコマノカミノ頭
奧の薄い山は苗場山 ⇒
下る西尾根は急坂の連続 ⇒
前方の派生枝尾根(コブ)が下山ルート ⇒
派生枝尾根に近づく ⇒
派生枝尾根分岐点に来る ⇒
道なりに急な派生枝尾根を下る ⇒
コブ部分は平坦路 ⇒
再び急斜面の下りとなる ⇒
棒ノ折山 の山頂と同じ種類の蝶を見る ⇒
大源太川北沢渡渉点2に下る ⇒
大源太川分岐を通過 ⇒
大源太川北沢を渡渉1 ⇒
大源太山登山口に帰着 ⇒
翌朝の小松原湿原大場登山口 ⇒
前日、霧ノ塔を登り、道の駅「みつまた」併設の共同湯「街道の湯」で入浴する。
湯沢市街のファミマで買い出し、大源太山キャニオン前を通り舗装林道に入り道なりに走る。
ヘアピンカーブの先が林道終点大源太山登山口で10台以上止められる広場となっている。ここに前泊する。
朝出発しようと準備していると1台の車がやって来る。何処に行くのだろうか?
登山口を入り大源太川右岸のほぼ平坦な道を奧に行き北沢を渡渉(渡渉点1)する。
進むと直ぐに大源太川分岐に着く。真っ直ぐが大源太山で帰りはここに戻って来る。
右折してヒロクボ沢右岸道を暫く進むと水場がある。冷たくて甘い。
600ml×2本、爽健美茶を持っているがシッカリ胃袋に水を補給する。
ここからが山登りの本番で水場〜シシゴヤノ頭間は夏草繁る花咲くキツイ登りが続く。
時々樹間に見える対岸のコマノカミノ頭の高さを目標に登って行く。
無風、蒸し暑く、体力を奪われる。シシゴヤノ頭に着いた時はヘロヘロ、熱中症状態になる。
コリャー無理かと思ったが、帽子が飛ぶほどの心地よい強風が吹き付け、登る気を呼び戻してくれる。
ここからは展望のいい広々とした明るい緩やかな笹の尾根道になる。
雲が流れ、現れては消える大源太山、七ッ小屋山の稜線を左前方に登って行く。
右前方は蓬峠だが武能岳に続く稜線にはどんより雲がかかっている。
アキノキリンソウ、ハクサンボウフウが所々で咲いている。時折ミヤマリンドウ等も見る。
蓬分岐付近は期待した色々な花が刈り払われた笹道沿いに咲いている。
蓬分岐から花を見つけながら蓬峠を往復する。蓬峠ヒュッテで小屋の経営者と登山者に会う。
峠には花がほとんど無い。来た時期が悪いのかも知れない。池塘から見る朝日岳がいい。
先の土合・谷川岳分岐迄行っても花はない。
蓬分岐から七ッ小屋山間は緩やかな山稜で、刈り払われた歩きやすい笹道だ。
道の脇にはシシゴヤノ頭〜蓬分岐までと同様の花が点々と咲いている。
相変わらず風が強く、発した体の熱を奪ってくれて心地よい。
七ッ小屋山の基部、木道の設置された小湿地付近は色々な花を見ることが出来る。
ここで3人組とすれ違う。登山口に朝来た人たちかな?だとすると逆コースだ。
七ッ小屋山の山頂はここらで一番標高が高いのでグルっと360度の大展望の筈だが・・・
湿気で深いカスミがかかり、上越朝日岳〜谷川岳〜仙ノ倉岳方面は厚い雲がかかったままだ。
もう12:00だ。大源太山のダウンアップがある。先を急ごう。
直ぐ先の分岐で清水峠の道を右に見送ると笹が被る道になり、大源太山の北鞍部への大下りとなる。
笹藪の急斜面の下りなので大変だ。何回か隠れた枝、笹に引っ掛かり転んでしまう。
下る方向の雲がとれ景色がいい。向かう前方に大源太山の鋭鋒、右前方に巻機山が望める。
点々とヤマアジサイ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、ノリウツギ等の花も見ることが出来る。
鞍部からの登り返しは花がほとんどない急な岩尾根となる。
山頂直下は高度感ある垂直の岩場で、足場がシッカリ確保できるので問題はない。
山頂は細長い狭い広場で360度の大展望だが一部で雲、全体的に霞みがかかり残念だ。
下山は大源太川の渡渉点までほとんど急勾配だ。
その上部半分は陽が降り注ぐ苗場山を遠望する開けた尾根道、無風になってきて暑い。
登りだったらぞっとする。途中から枝尾根の樹林帯を下るようになる。
疲れが出てきて、この枝尾根は長く感じる。汗びっしょり。
大源太川に下り北沢を渡渉(渡渉点2)、左岸を小さくアップダウンしながら下って大源太川分岐に出る。
再び北沢を渡渉(渡渉点1)し来た道を歩き登山口に戻る。
登山口には朝と違う車が止まっている。釣り人か、我々と同じコースで登った人かであろう。
シャツを絞ると汗が滴り落ちる程の大汗、早くひとっ風呂浴びたい。
直ぐ近くに共同湯「岩の湯」があるが小さな内風呂のみ、昨日に続いて露天もある「街道の湯」に行く。
入浴後、湯沢市街を抜け国353で山越えし津南に出て、小松原湿原大場登山口に行って泊まる。
- 小松原湿原は中止
明日は小松原湿原を歩いて帰る予定。
疲れ果てスヤスヤ寝ていると午前1時頃、多摩NOの車が来る。
携帯ヘッドライトで我々の車の中を窺う。車上狙い?
テントを張り二人で酒盛りを始める。一人がぺちゃくちゃ延々としゃべる。山は澄み声が通る。
モウうるさくて眠れない。少し我慢、時計を見ると午前2:00過ぎだ。コリャー山登りに影響する。
「静かにしてくれ」と言うと、「ふざけんな!、文句があるならこっちにこい」と言われる。
2回注意、お願いしたが駄目、タチの悪い酔っぱらいだ、諦める。
トンデモナイ山の常識から外れた登山者たち、自分達さえ楽しければいいという方たちでしょう。
多分、あっちこっちで迷惑をかけていることでしょう。
朝5:00起床、眠い!5:30出発しようとすると雨が降ってくる。
昨日、一昨日の疲れ、睡眠不足、雨は朝だけ?思ったが登るのを止めて帰ることにする。
まだトンデモナイ登山者達は寝ている。
腹いせにクラクションを鳴らして帰ろうと思ったが止め静かに登山口を去る。これが山の常識です。
眠くて浜松まで長かったこと。約6時間かかって昼過ぎに自宅に戻る。
- 一言
期待したほどの花は無かった。一方で大源太山が良かった。