黒沢山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2011年10月26日
- 移動行程
2011-10-25
自宅→都田→根堅→天竜→水窪→水窪ダム→林道奈良代線→ゲート
2011-10-26
ゲート→林道奈良代線→水窪ダム→水窪→天竜→根堅→都田→自宅
- 登山行程
4:20 ゲート(5:40)→奥布・奈良代分岐→奥布山→(7:10)シャウヅ山(7:20)→(10:00)黒沢山
4:00 黒沢山(10:40)→(13:00)シャウヅ山(13:20)→奥布山→奥布・奈良代分岐→(14:40)ゲート
- 詳細
ゲートを出発 ⇒
白岩手前ガ尾根取付(帰リ) ⇒
標識のある奥布山分岐 ⇒
奥布山にて ⇒
紅葉も終盤 ⇒
笹原カラノ熊伏山、御岳、中ア ⇒
シャウヅ山にて ⇒
広い小ピークは北側を巻く ⇒
朝日山〜平森山 ⇒
前方に中ノ尾根山を見る ⇒
笹を漕いで進む ⇒
第2小ピーク東端を下る ⇒
不動岳〜バラ谷の頭(帰リ) ⇒
ヨッコラショ倒木を越える ⇒
南尾根へ ⇒
南西尾根ノ平坦部ヲ奥ヘ ⇒
黒沢山にて ⇒
山頂東カラノ中ノ尾根山 ⇒
9月の台風12号、15号(9/21浜松に上陸)の影響で山間部の道は今もアチコチで通行止め。
今回は日帰りが前提、何処に行こうか・・・水窪の六呂場山または黒沢山を登ることにする。
六呂場山の場合は黒法師岳登山口でもある林道戸中山線のゲートまで入れるか心配である。
戸中川、中俣沢の天然ダム出現のニュースもある。
黒沢山の場合は黒沢橋からと林道奈良代線ゲートからとが考えられる。
快晴予報であるので展望のいい奈良代林道ゲートから尾根歩きの方がいい。
とりあえず水窪ダムまで行き林道分岐でどちらにするか判断しよう。でも両方ともダメな場合は・・・
前夜ダムの林道分岐に着くと林道戸中山線方面は1.8Km先崩土で全面通行止め、戸中川は立入禁止となっていた。
もうこっちしかない。林道奈良代線を上って行く。林道の状態はどうかな・・・ヤッパリ・・・
前回2011-05-04の時は全く問題なかったが、 未舗装となる自然クラブセンター(閉鎖)から先は所々かなり荒れている。
こりゃマイッタナ・・・17万Km走った古車なので底擦りはOK、パンクしなけりゃいいや、マア走ってみよう!
時速5〜km、ユックリユックリ。1ヶ所雨水で大きくえぐれた所があり通行不能、穴埋め補修をする。
底とバンパーで5回、溝を避ける為枯れ枝とススキで何回かボディーを擦り、なんとかゲートにたどり着く。
自然クラブセンターからゲートまで約8Kmであるが何と1時間近くかかってしまう。ほっと一息、帰りも・・・
長丁場、明るくなりはじめた5:40にゲートを出発する。
前回シャウズ山まで登っているので、そこまでは目をつぶってもいける?
でも紅葉も終盤、落葉が踏跡を隠し枯れ枝もある。広い尾根がほとんどなので赤青黄色のテープが頼りとなる。
ゲートから直ぐ先、大岩(白岩)手前から林道をショートカットするコースに入る。実質的な登山口である。
林道を3回横切り、小さな標識のある奈良代山・奥布山分岐から奥布山方面に向かう。
広い尾根上に出て緩やかに登って行く。暫く登ると三等御料三角点のある奥布山に着く。
一旦下って登り返す辺りで色鮮やかな紅葉が残っている。眼下のシャウヅ山の北西尾根はジュータン模様である。
もう少し早く来ていればモットよかったのでは?そして大展望の笹の原を左手に登りシャウヅ山に着く。
アレッ!山頂標識がモモイロテープでデコレーションされているではないか。ナカナカいいじゃん。
せっかくなら太陽電池と組み合わせLEDランプで「いらっしゃいませ、ご主人様」とかなんとか・・・
ひらひらテープに9月19日、雨、水窪山楽会と記されている。台風15号接近時に登山?コレハいかんゾヨ!
黒沢山に向かって安易に下って行く・・・がルートを外れモーレツな笹と倒木につかまり右往左往してしまう。
これは心してかからないと・・・先駆者の歩んだルートを極力たどろうと赤テープを追う。
ルートは笹原を避けるように尾根の北側、ダダッ広く細長い2つの小ピークをトラバースするように付いている。
忠実にたどろうとするが分かりづらい所が多々ある。笹と倒木で行く手を遮られてしまう所、崩れている所、
テープ通りには進めないし、その肝心なテープも見失なったりする。
2つ目のピークの東端に何とかたどり着く。
おー凄い!尾根の先に雲が流れ山頂が見え隠れする黒沢山が全貌を現す。
右手の黒法師岳を中心とした山並はまだ雲がとれてない。ここから一旦やや下って尾根上を行く。
赤テープを追うと尾根の北側に入り、笹と倒木がとうせんぼ、その先はガレ、ここをトラバース?
赤テープはあるが・・・こりゃー・・・笹と倒木を漕いで尾根上に上がり狭まったルートを行く。
笹は被るが快適な踏跡になる。しかし降りた霜が解けはじめ下半身がびしょ濡れになり始める。
夏なら「ぬれて行こう」でいいが・・・冷めてーっ!足に違和感が・・・
笹を漕いで登ってゆき南尾根上に着くと笹が薄くなっている所がある。ここが六呂場山への分岐かな?
赤テープは更に先、山腹を巻くようについている。ここから直登する方が早いかもしれない。
でもモーレツな笹薮と倒木があると・・・テープどおり大事に行こう。
腹を少し行きやや急になった斜面を笹につかまりながら登る。
派生する南西尾根上に出て平坦な尾根上を奥に行くと山頂に着く。
三等の文字まで埋もれ、笹が被る三角点の回りを綺麗にする。読めない二本の板がそばに刺さっている。
山頂標識が二つ木にかけられている。浜松山好同友会、もう一つは判読不明である。
北側に少し下ると樹間に中ノ尾根山が僅かに見える。
西に行くと黒沢橋方面の道標がある。東に少し行くと中ノ尾根山、その左肩に聖岳〜が僅かに望める。
少し腹ごしらえし下山にかかる。赤テープがフンダンにあり、登る時より見通せるのでルート判断が楽である。
きた時とコースが多少違ったりしたが、笹と倒木でデングリガエリ、ヒックリカエリながら順調?に下山する。
もう足は傷だらけ。オマケに滑って太い倒木を越えるようにダイブ、顔から落ちるパフォーマンスまでしてしまう。
こんなコケかたは初めてである。幸い土と枯れ葉のところで怪我は無かった。
林道奈良代線を慎重に下る。白樺荘の北の水場で水汲み予定であったが林道大寄線が通行止めでパス。
極楽湯佐鳴台店で2時間強入浴、塩サウナでしこたま塩をつけたタオルでウッカリ足をこする・・・ギャー!
- 一言
新鮮で美味しい笹がタップリ味わえる展望の良い山であった。