板取山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
天水からの南ア深南部:左カラ 光、聖、上河内岳〜 大根沢、大無限、朝日岳ナド 手前左は前黒法師岳 |
- 登山日 2011年9月19日
- 移動行程
2011-09-18 白羽山、高知山
自宅→国1BP→島田向谷IC→県64→南赤石林道→[ウッドハウスオロクボ:白羽山]→川根の大仏→道の駅ナカカワネ
→町道平溝線→[林道高知山線:高知山]→[川根温泉]→[南赤石林道:大札山・蕎麦粒鞍部]泊
2011-09-19 八丁段〜板取山〜天水
[南赤石林道鞍部:八丁段〜板取山〜天水]→県64→島田向谷IC→国1BP→極楽湯佐鳴台店→自宅
- 登山行程
2:00 大札山・蕎麦粒鞍部P(4:20)→(5:40)山犬の段(5:45)→八丁段展望台→(6:20)八丁段
1:40 八丁段(6:30)→工事現場→広河原峠→(7:20)板取山(7:40)→(8:10)天水
2:40 天水(8:40)→(9:10)板取山→工事現場&林道→(10:20)山犬の段→(11:20)鞍部P
- 詳細
大札&蕎麦粒ノ鞍部を出発 ⇒
林道崩壊地1を通過 ⇒
林道崩壊地2は危険 ⇒
朝日を浴びる大札山 ⇒
山犬の段に到着 ⇒
山犬の段から八丁段へ ⇒
八丁段登山口を入る ⇒
八丁段展望地 ⇒
八丁段にて ⇒
ホーキ薙の際を下る ⇒
八丁段ホーキ薙ノ壁ヲミルト・・・ ⇒
広河原峠を通過 ⇒
板取山にて ⇒
天水ニ向カウ途中ノ富士山 ⇒
ヤヤ狭イ尾根ヲ天水ニ向カウ ⇒
天水にて(右端:黒法師岳) ⇒
前黒法師、深南部の山々 ⇒
大無限山、富士山(右端) ⇒
ホーキ薙から右の林道へ ⇒
蕎麦粒山直下の水場 ⇒
Pカラノ岩岳(左)〜高塚山 ⇒
前日の夕方川根温泉で入浴、サークルKで買い物し南赤石林道を大札山へ向かう。
林道崩壊、どこまで入れるか・・・何とか大札山と蕎麦粒山の鞍部まで・・・期待半分、不安半分・・・
途中何組か30台ほどのツーリングバイクとすれ違う。危ない!向こうは車が上ってくるとは思っていない。
以前来たときはウッドハウスおろくぼの先から確かダートだった筈だが・・・
トイレのある大札山中央登山口まで舗装されていた。車が1台・・・ココで泊まりのようだ。
ココに通行止めゲートが設置されているが・・・すり抜けられるようになっている。
水溜り、岩の転がる道を走り大札山と蕎麦粒山の鞍部まで来ることが出来る。
この先は厳重?な通行止めとなっている。どかしてもいいが・・・やっぱ止めよう。
期待した最低限の所まではこれたのでここで泊まり、明日は早く出発しよう。
翌朝まだ暗い4:20出発。月明かりがあり意外と明るい。
蕎麦粒山南尾根登山口、水場を過ぎるあたりから林道が荒れ始める。
そして蕎麦粒山の山頂直下に来ると林道が半分無くなる崩壊地がある。残りもヒビが入っている。
更に進むとアレッ!林道が無い。全面通行止めの看板が・・・どうしようか?
崩れた山側斜面を高まきするように踏跡がある。ココを行くしかない。妻がビビル。
私が模範?高まき、しかし岩が谷にゴロゴロと落ちる。数百m・・・落ちたらチョット・・・痛いだろうね!
何とか渡り終え、妻に同じルートを辿り来い!と指令する。しぶしぶ・・・
この先は山犬の段まで全く問題ない。
水場で歯磨き、杖を置き忘れて戻ったり、高まきで山犬の段まで1:20もかかってしまう。
山犬の段から北側が園地になっている舗装路を東に向かう。静大農学部の小屋の先にゲートがある。
暫くこの舗装された林道を緩やかに登ってゆくと八丁段登山口が現れる。
ココを入り登ること15分程で展望地分岐に出る。私だけが展望地を往復、分岐から少しで山頂に着く。
展望は全く無い。この先で展望地からの道を合わせ、進むと・・・崩壊地の際を下るようになる。
ホーキ薙の標識がある。所々で展望が非常にいい。向かう板取山と天水、その先に富士山が。絶景だ!
鞍部のような草木の無い工事現場に下り立つと地割れが走り・・・ここも崩れてしまう?
八丁段を振り返ると、えっ壁にブルドーザーが・・・セミ見たいに張り付いている。
工事も命がけだね・・・クワバラくわばら。
工事現場から小ピークのようになった尾根に少し登り、再び下ると広河原峠に出る。
100m手前に昭文社の登山地図に記載のある、八丁段を巻く道の分岐があるが通行止めとなっていた。
広い尾根道を緩やかに暫し登ると三等三角点の設置された板取山に着く。
北側に少し展望があり聖岳、赤石岳、大根沢山、大無限山を望むことが出来る。
この先はやや狭い尾根上を行く。アップダウンも多少あるが大したことはない。
樹間の景色を楽しみながら30分強ほど歩くと天水に着く。
ココカラの展望は凄いの一語に尽きる。南アルプス深南部がマール見えだ!
左から房小山〜黒法師岳〜前黒法師岳〜朝日岳、奥へ大無限山〜大根沢山〜信濃俣〜光岳〜聖岳等など。
右には傘雲をかぶった富士山が・・・凄い!スゴイ!コリャたまらんわ・・・
帰りは八丁段のホーキ薙まで来た道を戻る。そして八丁段を巻く林道を歩いてみる。
未だ整備途中のようで、これから舗装と法面工事がなされるようである。
八丁段を越えるより楽に山犬の段に戻ることが出来た。
そして林道崩壊地を慎重に通過、アチコチで作業中の工事現場の方と挨拶を交わし駐車地点に戻る。
国1バイパスを渋滞無く走り、2時間ほど極楽湯佐鳴台店で入浴し自宅に戻る。
- 一言
好天に恵まれ南ア深南部の大展望、静かな稜線の山旅を楽しむことが出来た。