田代岳周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2009年8月16日
- 移動行程
2009-08-14 移動
自宅→浜松西IC→上越JCT→新潟JCT→会津板下IC→大成沢→[道海泣尾根登山口:博士山]泊
2009-08-15 博士山、屏風岳
登山口→美里西本:国401→新鶴SIC→白石IC→[刈田峠:屏風岳]→山形:S銭湯テルメ→蔵王IC→[紫波SA]泊
2009-08-16 田代岳
紫波SA→十和田IC→大館→山瀬ダム→[荒沢登山口:田代岳]→大館→碇ヶ関IC→青森IC→青森FT
〜函館FT→国227→国5→長万部→道の駅[くろまつない]泊
*後半は北海道の 目国内岳、オロフレ山 、室蘭岳 を登る。
*登山のかたわら 北海道の観光・下北半島観光 をする。
- 登山行程
1:50 荒沢登山口(8:40)→沢コース→3合目→4合目:大広手コース分岐→9合目:湿原入口→(10:30)田代岳
2:10 田代岳(10:50)→湿原を周回→9合目(11:15)→4合目→(12:40)大広手登山口→(13:00)荒沢登山口
- 詳細
山瀬ダムからの田代岳 ⇒
林道途中の糸滝 ⇒
荒沢登山口案内を見る ⇒
沢沿いの道 ⇒
貴重な水場 ⇒
沢の際を進む ⇒
滑床を行く ⇒
沢の中を歩く ⇒
3合目:尾根上に到着 ⇒
4合目:大広手コース分岐 ⇒
5合目:上荒沢口分岐 ⇒
7合目:秋田の4名を追越す ⇒
9合目:高層湿原に入る ⇒
コバギボウシ ⇒
田代岳にて ⇒
反対側ピークの池塘と山頂 ⇒
キンコウカ ⇒
花咲く湿原遊歩道を行く ⇒
夏草茂る大広手コース ⇒
大広手登山口に下山 ⇒
荒沢登山口Pに戻る ⇒
前日は博士山、屏風岳を登り、紫波SAで宿泊。早朝、十和田ICまで走り、国103で大館へ。
大館を過ぎ国7を西進、田代町で県68に入る。山瀬ダム、田代岳の道標に導かれ進むと山瀬ダムに着く。
大きく裾野を広げた田代岳がダム湖の上に見え印象的である。
ダムに架かる橋を渡りT字路を左折すれば、後は道なりに進むと登山口に着く。
ダムからはダートになるが道路状態はいい。途中に糸滝があり、トイレが設置されている。
1台の車が止まっている大広手登山口を更に奥へ1.4Km程走ると荒沢登山口に着く。
ここには3台止まっており、出発の準備をしているご夫婦がいた。更に1台ご夫婦がやって来る。
全て地元、秋田NO.であった。尚、両登山口とも広い駐車スペースがあり、トイレが設置されている。
林道を奥へ歩いて行くと左手に登山口が現れる。ブナの多い沢沿いの登山道に入る。
コップの置かれた水場を過ぎ、増水時のエスケープルートと思われる尾根コースを左へ見送る。
ここから先は沢の中を歩く。水量は多くないので、靴をぬらすことは無い。
沢の上部で尾根コースと合流し傾斜の緩くなった道を登って行くと3合目に着く。
ここを左折、平坦な道を暫く歩くと4合目に着く。ここで大広手登山口からのルートと合流する。
沢の源流なのか水がチョロチョロ流れている。この先、鳥居のある5合目で上荒沢コースと合流する。
地図を見ると上荒沢登山口は5合目の直下にある。道標には0.2Kmとなっている。車で入れれば最短である。
根、岩、掘れて歩きづらい、やや傾斜の増した、広い登山道を登って行く。
7合目で秋田のお年寄り4人パーティ−に追いつく。何時もは大広手から登っているとのこと。
8合目を過ぎ、9合目の標識の先で突然高層湿原に出る。木道が整備されている。
池塘が点々とあり、ヤナギラン、ヨツバヒヨドリ、トリアシショウマ、ウツボグサ等の花が点々と咲いている。
湿原を横断し右手のピークへ向う。途中で湿地を見下ろすと大小の池塘が数多く見える。
登り切ると鳥居があり奥へ進むと、田代山大神の祭られた田代山神社に着く。
この前が一等三角点の設置された山頂である。山頂は広く、展望はいい筈だがガスッテ・・・残念!
暫くすると、後から駐車場に来たご夫婦が到着する。入れ替わりに山頂を後にする。
帰りは湿地を挟んで反対側のピーク経由で9合目に出る周回コースをとる。
ピーク付近でキンコウカ、木道の切れた道を下ってゆくとコバギボウシの群落を見ることが出来た。
4合目まで戻り、大広手コースを下る。このコースは旧林道?のようである。
展望も変化も何も無い。あるのは茂った夏草ばかり。途中で単独のご老人とすれ違う。
聞くと大広手登山口に車を止めた方で、山頂には行かず4合目から荒沢登山口へ下るとのことだが?
林道歩きに飽きてきた頃、大広手登山口に着く。ここから約1.4Km林道を歩き荒沢登山口に戻る。
出発の準備をしていると、先ほどのご老人が駐車場に下りてきて土手の植物を観察している。
推測するにリタイヤした学者?で植物の研究家?現役かもしれないが・・・
明日からは北海道の山である。青森FTに向う前に入浴したいがどこか・・・
あった! 国7に出る手前に「たしろ温泉:ユップラ」が。超ラッキー! 2時間近く入浴する。
碇ヶ関ICで東北自動車道に入り青森ICで出て、青函フェリー乗り場に着く。
予約はしていなかったが、18:00発の函館行きフェリーに、キャンセル待ちせず直ぐ手続きできる。
- 一言
沢あり、ブナあり、高層湿原あり、花あり・・・小粒だがなかなか良い山であった。