笠ヶ岳周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 1996年7月29日
- 移動行程
1996-07-27 乗鞍岳
自宅→浜松西IC→松本IC→乗鞍スカイライン→新穂高温泉→ロープウェイ〜西穂山荘テント泊
1996-07-28 焼岳 新穂高温泉キャンプ場泊
1996-07-29 笠ヶ岳 新穂高温泉キャンプ場泊
1996-07-29 移動
新穂高温泉→高山ラーメン館・板蔵→高山→下呂→恵那→稲武→自宅
- 登山行程
6:30 新穂高温泉(5:00)→中崎橋→笠新道→杓子平→稜線→笠ヶ岳山荘→(11:30)笠ヶ岳
4:30 笠ヶ岳(12:00)→雷鳥岩→クリヤの頭→(16:30)中尾温泉口〜バス〜新穂高温泉
- 詳細
笠新道登山口にて ⇒
樹林帯が切れ山頂望む ⇒
杓子平からの山頂方面 ⇒
杓子平の雪渓を登る ⇒
抜戸岳直下の稜線に到着 ⇒
笠ヶ岳山頂に向かう ⇒
三俣蓮華・黒部五郎方面 ⇒
笠ヶ岳山荘の水場にて ⇒
水場より小屋を見る ⇒
笠ヶ岳の山頂にて ⇒
山頂にて昼食 ⇒
下山路からの山頂 ⇒
下山路の雷鳥岩方面 ⇒
雷鳥岩付近から山頂望む ⇒
下山路から焼岳・乗鞍望む ⇒
下山路から穂高を望む ⇒
焼岳を前方に下る ⇒
中尾温泉口バス停に下山 ⇒
今日は長丁場である。薄暗いうちにキャンプ場を出発、明けたころ笠新道登山口に着く。
ここから、杓子平まで急な樹林帯の中の登りであり、ただひたすら登るのみ。
杓子平に着くと雪と緑と土のコントラストが素晴らしいカールの景色が待っている。
この広々とした杓子平のカールの所々にある残雪を踏みながら、稜線をめざす。
天気が非常によく、夏の太陽が照りつけて非常に暑く疲労も増してくる。
冷たい雪解け水を飲みたいが、登山道に適当な所がない。登山者も多くなる。我々より早く出た人たちである。
その人たちを追い越し、抜戸岳直下の稜線に出る。更に展望が開け、素晴らしい。
ここまでくれば、山頂まで標高差はない。しかし、距離は未だかなりある。
笠ヶ岳山荘の下に雪田があり、それを利用した水場にまず真っ先に立ち寄る。冷たくてうまい。
夏の暑い日は、融雪水に限る!一息入れてから、小屋に立ち寄り、ビールを購入し山頂へ。
下から登って来た人は未だ少なく、比較的静かな山頂であった。眺望を楽しみながら昼食をとる。
水を飲みすぎたせいか、ビールの味はイマイチであった。
長居は出来ない。中尾温泉口まで下るのに時間が掛かる。
焼岳・乗鞍岳を正面に下ってゆくが、山が大きく雷鳥岩、クリヤの頭まで意外と長い。
しかし、クリヤの頭から中尾温泉口までの道のりはもっと長い。
草の茂る急斜面を下ってゆくと、途中、あり難い事に沢で水が補給出来る。
太った蛇がいて驚いたように草むらに逃げ込んでいった。
疲れ果て、新穂高への車道に出たのは、16時半過ぎであった。
河原で露天風呂に浸かっている人が見える橋を渡り、中尾温泉口バス停に着くとバスは出たばかり、ほぼ1時間待つ。
翌日朝、帰宅の為、車を止めた新穂高温泉入り口の廃ガソリンスタンドに来ると・・・
タイヤ4本とも見事にパンクさせられていた。
バスターミナルの交通整理員がお一人、何故か直ぐ見にやって来る・・・
バスターミナルの交番に行くと、おたくもですか。
車を止めた日に、バス、乗用車が軒並みやられ、昨日の朝は大騒ぎであったらしい。
めんどくさそうに、被害届を出しますか? めんどくさそうにイイエ出しません!
でも修理屋を神岡から呼んでもらう。神岡から来るだけで1時間掛かるとのこと。
修理屋サンいわく、穴の修理が出来ないので、チューブを入れ修理するとのこと。
1本2000円×4本=8000円の出費となる。4時間のロスが痛い。
しかし、炎天下、トラック上でタイヤを修理する方も大変である。
見かねて、ジュース、アイスクリームの差し入れをする。こんなところに止めたのがいけなかった。反省!
- 一言
新穂高温泉周辺は、アチコチにパンク魔が出没しているらしい。
有料駐車場に止めてあった車の相当数が被害に遇った時もあったとのこと。何が楽しいんでしょうかね?