鶏冠山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2014年10月25日
- 移動行程 全走行距離 520Km
2014-10-24 移動
自宅→浜松西IC→新清水IC→鰍沢→国140→道の駅[みとみ]
2014-10-25 鶏冠山→木賊山
道の駅→西沢渓谷P[鶏冠山]→勝沼「天空の湯」→メン丸「夕食」→道の駅[みとみ]
2014-10-26 七ツ釜五段の滝(西沢渓谷)、小楢山
道の駅→西沢渓谷P[七ツ釜五段の滝]→焼山峠[小楢山]→国140→鰍沢→新清水→浜松西→自宅
- 登山行程 全行程 11時間00分
4:10 西沢渓谷P(5:45)→二俣吊橋→東沢→(6:45)鶏冠谷出合(渡渉)→踊り場→(9:55)鶏冠山(展望地)
3:20 鶏冠山(展望地)(10:15)→本鶏冠山→鶏冠山尾根→2177P→(13:35)木賊山
3:00 木賊山(13:45)→広瀬分岐→大展望地→徳ちゃん・戸渡り尾根C分岐→西沢山荘→(16:45)西沢渓谷P
- 詳細
■西沢渓谷入口P→鶏冠山
無料Pを出発 ⇒
ゲートを通る ⇒
遊歩道を暫く歩く ⇒
ネトリ広場で登山届を出す ⇒
甲武信戸渡尾根コース登山口 ⇒
向かう鶏冠山が見える ⇒
廃業の西沢山荘 ⇒
二俣吊橋を渡る ⇒
吊橋からの鶏冠山 ⇒
西沢渓谷入口を右に入る ⇒
右岸の道を行く ⇒
河原を行く ⇒
素足で渡渉する ⇒
渡って道標に従い ⇒
鶏冠谷に入る ⇒
直ぐ上で尾根に取り付く ⇒
鶏冠尾根を行く ⇒
1988年茅ケ崎市役所山岳会 ⇒
シャクナゲ尾根道 ⇒
くり抜き丸太を見る ⇒
対岸の石塔頭の尾根 ⇒
パックン岩 ⇒
分かりずらい斜面 ⇒
カラマツ大木と道標 ⇒
トラロープ場1 ⇒
岩と木を掴んで ⇒
岩の壁をトラバース ⇒
西滑頭と黒金・乾徳山方面 ⇒
ガレ場を登る1 ⇒
ガレ場を登る2 ⇒
トラロープ場2 ⇒
方向転換点に出る ⇒
岩をよじ登ると ⇒
T峰左:笠取山〜大菩薩 ⇒
T峰中:大蔵高丸〜御坂山塊 ⇒
T峰右:石塔頭〜国師ヶ岳 ⇒
垂直のクサリ場を登る ⇒
U峰を行く ⇒
石塔尾根の先に富士山が ⇒
V峰目指して ⇒
岩溝のクサリ場を登る ⇒
V峰直下を行く ⇒
V峰山梨百名山標柱にて ⇒
今日の朝昼食はコレ ⇒
V峰からの富士山 ⇒
V峰からの鶏冠山本峰 ⇒
シャクナゲ藪がウルサイ ⇒
鶏冠山本峰にて ⇒
先週は小川山など山梨百名山を登る。今週も晴れ予報、涼しくなってきたし行かずばなるまい。
小川山の紅葉の進み具合からして西沢渓谷あたりが良さそうだ。チョットキツイが鶏冠尾根を登ろう。
前日の夕方に出発して浜松西IC〜新清水IC〜鰍沢〜国140を走り道の駅「みとみ」に着く。
西沢渓谷入口の無料駐車場を確認、戻って10台程車中泊している道の駅「みとみ」で泊まる。
朝起きると何と満車ではないか。何時の間に・・・ひょっとして西沢渓谷入口Pも・・・急いで移動する。
西沢渓谷入口Pは二段となっている。皆さん雁坂トンネル道路橋脚のある下段のP2に行って止めている。
50台近く止められるがもう半分近く埋まっている。
我々は上段の小さいP1に止める。約15台止められるがマダ4台目だ。ヤヤ明るくなった5:45に出発する。
笛吹川沿いの舗装道路を暫く上流方向に向かう。ゲート、ナレイの滝を過ぎトイレのあるネトリ広場に着く。
ここの登山届出所で登山届を書く。もうカナリノ数の提出がある。我々は出遅れかな。
甲武信ヶ岳戸渡尾根コース登山口を過ぎ、徳ちゃん新道登山口のある廃業した西沢山荘に出る。
沢沿いの道を歩き、向かう鶏冠山を見ながら二俣吊橋を渡る。
渡った上に看板と休息所がある。ここが西沢渓谷の始まりで、鶏冠山の入口だ。道標に導かれ東沢に向かう。
東沢の広い河原沿いの道を少し行き河原に出る。すると東沢を遡行する6名程の軍団に出会う。
追い越して沢を素足で渡っていると、沢スタイルになった軍団がジャブジャブ、奥に向かって行く。
渡った所に鶏冠山の青いプレート道標がある。この道標に導かれ鶏冠谷へ。
鶏冠谷の右岸を入り直ぐ上の道標で左の尾根へ。細ったり広まったりするごく普通の尾根を登って行く。
途中で壊れかけた茅ヶ崎市役所山岳部1988年7月23日付の道標を見る。よく今まで生き延びたものだ。
くり抜き切断木、パックン岩を過ぎ、道標のある尾根の肩に出る。この先は岩場となる。
トラロープ場1を通過、先でも木と岩をつかんだりして登る。そして岩の壁をトラバースする。
トラバースすると沢源流、急勾配のガレ岩場のような感じになる。トラロープ場2を過ぎる。
その上で方向転換点に出る。少し行くと再び急こう配となり、岩をよじ登ると一気に展望が開ける。
大展望のT峰だ。左から笠取山〜大菩薩嶺〜御坂山塊〜石塔頭〜国師ヶ岳が望める。スゴイ!
ここから先は随所で大展望の岩稜尾根だ。なかなかキビシイ岩場もある。
設置された鎖を利用しながらアップダウンし岩場をクリヤーして行く。
そしてV峰、山梨百名山の標柱が設置された展望台に着く。
ここからの展望もいい。石塔尾根の上に富士山が姿を現わす。
朝昼食の野菜・ハムのっけパンをいただく。すると3人組が登ってくる。U峰にも人影が見える。
展望台を三人組に明け渡し鶏冠山の本峰に向かう。踏み跡はシッカリしている。
しかしシャクナゲが枝を延ばしウルサイ所が多々ある。展望台から約25分程で岩の本峰に着く。
小さな山頂標識が枯木にかけられている。向かう前方が大きく開け甲武信ヶ岳、木賊山が望める。
遠いようで近い、近いようで遠い、アップダウンがあり、かなり時間がかかりそうだ。
戻ろうか・・・時刻は10:00、最悪14:00までに木賊山に着ければ明るいうちに駐車場に戻れる。
4時間ある、チョット心配だが行こう!
■鶏冠山→木賊山→西沢渓谷入口P
本峰からの甲武信・木賊 ⇒
シャクナゲ藪を行く ⇒
展望地もある ⇒
甲武信・木賊を前方に ⇒
倒木帯もある ⇒
歩いてきた尾根を振返る ⇒
なんかよく分からないね ⇒
急こう配のガレを登る ⇒
左の樹林帯にエスケープ ⇒
木賊山にて ⇒
鶏冠山入山者注意 ⇒
戸渡尾根へ ⇒
大展望地を下る ⇒
徳チャン・戸渡コース分岐 ⇒
徳チャン新道:広瀬湖前方に ⇒
紅葉真っ盛り ⇒
西沢山荘に出る ⇒
ホボ満車の駐車場に戻る ⇒
ここから先は標識もテープもない。踏み跡を辿って登って行く。2110ピークでルートを間違ってしまう。
直下でピークを巻くのが正解だが藪ぽっく、踏み跡が明瞭で展望の良いこのピークに上がる。
すると更に先に踏み跡がある。これがルートだと思い込み北東の枝尾根を下って行く。
尾根の方向が違うし急こう配の超藪になる。コリャおかしい・・・ピークまで戻ろう。約0:30のロス。
ピーク手前まで戻り正規のルートにのる。そのスグ先でも岩を乗り越えるか、下を巻くか?ウロキョロ。
すると鶏冠山展望台であった3人組が追い付いてくる。
お一人が2回目でヤハリ1回目は我々と同じように間違ったとのこと。
我々の方が足が早くこの三人組は何時の間にか後方に消えてしまう。甲武信小屋泊まりかな。
シャクナゲ藪コギ、ルートファインティング、アップダウンで時間が刻々と過ぎてゆく。
焦り気味ヤヤ心配。2177Pを過ぎ2190Pを越える。そして木賊山への最後の登りにかかる。
藪と消える薄い踏み跡、時間的に右往左往している余裕は無い。方向を確認しながら登って行く。
木賊山に近くなると傾斜は緩くなるが踏み跡が確認出来ない。もう分かんない、適当に登ろう。
小さなガレの先で大きなガレが現れる。位置的にここを登れば木賊山の東の稜線に出るだろう。
取り付くとザラザラで歩きずらくナカナカキツイ、左の藪にエスケープする。
左方向を意識し適当に山頂方向に登って行くと踏み跡を見つける。多分これが先人のルートだ。
オッ出た木賊山の東20m地点。時刻は13:35、暗くなる前に戻れる、一安心だ。
下山は戸渡尾根の一般ルート、すれ違う登山者が凄い。百数十名の登山者とすれ違う。
山ボーイとガール、山ジジイとババア、朝から登った人を含めると甲武信小屋とテント場は超満杯だろうね。
戸渡尾根を下り分岐で徳ちゃん新道に入る。標高1600m〜1500m付近は凄い紅葉だ。
重い足取りの我々を甲武信ヶ岳の日帰り登山者が何組か追い越してゆく。
西沢山荘に下り観光客がマバラになった遊歩道を歩き駐車場に戻る。疲れた!
チョット距離はあるが夜景抜群、ジャグジーのある勝沼の「天空の湯」でアンヨを2時間程リハビリする。
明日は西沢渓谷の最奥にある日本百名滝の「七ツ釜五段の滝」に行こう。
メン丸塩山店で夕食し再び道の駅「みとみ」へ。ビール、ウイスキー、直ぐ酔いが回る。ウイーッ・・・
- 一言
大展望の岩稜とルートファインティング、今年のベスト山行だね。