六呂場山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2012年9月29日
- 移動行程
2012-09-28 移動
自宅→浜松環状→浜北根堅→水窪→水窪ダム→戸中山林道ゲート
2012-09-29 矢筈山→六呂場山
戸中山林道ゲート→水窪ダム→水窪→浜北根堅→浜松環状→極楽湯佐鳴台店→自宅
- 登山行程
4:50 ゲート(5:30)→神社→上ノ給水施設→南峰→(8:10)矢筈山(8:20)→六呂場山分岐→(10:20)六呂場山
3:40 六呂場山(10:50)→六呂場山分岐→(12:40)矢筈山登山口分岐→矢筈山登山口→神社→(14:30)ゲート
- 詳細
逢来橋を渡る ⇒
渡って右の神社へ ⇒
神社(帰り) ⇒
コンクリート製ブロック3個並ぶ ⇒
上ノ給水施設先デ左ヘ ⇒
道ナキ・アリ? 急登が続く ⇒
伐採地に出る ⇒
広イ尾根:山頂目指シテ ⇒
矢筈山南峰に到着 ⇒
南峰カラノ黒法師岳 ⇒
矢筈山主峰へ ⇒
矢筈山にて ⇒
電線喰い込む木 ⇒
珍奇景:倒木上の木 ⇒
ヌタ場を通過 ⇒
六呂場山分岐に到着 ⇒
岩の痩せ尾根を行く ⇒
南ア展望地:黒沢山・合地山 ⇒
合地山・信濃俣・大根沢山 ⇒
不動岳を前方に下る ⇒
黒法師岳〜バラ谷ノ頭 ⇒
最低鞍部の六呂場峠 ⇒
岩尾根を行く ⇒
六呂場山にて ⇒
意味深
コノ言葉知ラナイ人ハ覚エテネ ⇒
矢筈山登山口分岐
西尾根へ ⇒
ザラザラ急斜面を慎重に ⇒
ヤマカガシが現れる ⇒
ハチミツ缶と熊捕獲檻 ⇒
がれカラノ奥布〜シャウヅ山 ⇒
矢筈山登山口林道カーブ ⇒
神社ウエ林道ノ給水施設 ⇒
神社入口に戻る ⇒
前日の夜、水窪ダムの先の戸中山林道分岐に来ると通行止めの標識が。エッ・・・
よく見ると2011年の台風で出来た中俣沢の自然ダムの為、入渓禁止を目的とした警告のようだ。
でも普通に読んだら戸中山林道は通行不可のように感ずる。
ゲートがないので林道に入ってゆく。2010-09-18の時より荒れているようだ。そして誰もいないゲートに着く。
翌日4時過ぎに起き、明るくなるのを待っていると、何と下山してくる人がいる。???
ゲートから左の西俣林道に入る。右に営林署小屋を見て戸中川に架かる逢来橋を渡る。
渡った左が吊橋のある奈良代山登山口で、入口に水場のある右の階段を登って行くと神社で行き止まり。
神社前で左の踏跡に入り神社の上を過ぎて登ると水道給水施設のある林道カーブに出る。
なぁ〜んだ林道を登った方が簡単だった?下りはこっちの方が早いと思うが・・・
給水ホースのある尾根道を登っていくとコンクリート製の3区画ブロックが現れる。こりゃ何だ?
更に少し登ると上の給水施設が現れる。ここを踏跡方向に行くと沢に向かって下るようになる。こりゃ駄目だ。
上の給水施設まで戻って踏跡があったりなかったりする尾根を登っていく。
次第に尾根は広くなる。目印のテープが少なく、踏跡も薄く時にはなくなる。
下山時はコースどりが難しい。下るつもりはないが万が一を考えテープを追加する。
暫くすると右手に黒法師岳が見える伐採地がありここで休息をとる。
この先も分りにくい広い尾根が続く。ルートを見極めながら登ると広場となった矢筈山南峰に着く。
樹木に囲まれており黒法師岳が見える程度である。
小岩と木の根の尾根をダラダラと下る。そして鞍部から登り返すと矢筈山主峰である。
遠州山楽会のビニールテープが木に巻かれている。「空に太陽、山に緑、唇に唄を!」よか人生ですね。
山頂はなだらかで三等三角点が設置されている。展望は樹木で全くない。
ここから先は広いうねりのある、何処をどう行ってもいい多重山稜の緩やかな尾根となる。
高い所を行くことを基本に方向を間違えないようにチェックしながら進む。
下山予定の西尾根コースの下降点を確認したかったが通過してしまう。帰りに分岐がわかるかやや心配。
矢筈山から1時間強、キツイ急登もなくP1762の南肩、六呂場山・黒沢山の分岐に着く。
シメシメ思ったより時間が早い。この調子で簡単に六呂場山に着ける?ところがギッチョンチョン。
岩稜のアップダウン、急坂の大下り、そして登り返し・・・こりゃタマラン!帰りはソノ逆だ。
でも南アルプス深南部の大展望と連続する岩場、緊張の急斜面、時間と厳しさを忘れさせてくれる。
分岐から約50分で何処にもあるような三等三角点の設置された展望のない山頂に着く。
でも・・・アルアル、黄色いアクリル板に「耳目は欺かない、判断が欺くのだ」と書かれた表示板が。
ナンカ深い意味を感じる・・・私達なりに素直に意味するところを読みとろう。
枯れ木にひっくり返って取り付けられていたので生木に移動し付け直す。
ステンレスの針金の長さがギリギリである。誰か次に訪れる人が持ってきてくれるといいが・・・
足元に気をつけ六呂場山と黒沢山の分岐に戻り、矢筈山登山口への下降点に向かう。
来たルートであるがテープ、踏跡が少ないので方向を間違えないように確認しながら戻る。
シカ、そして小熊?が・・・ビビッて妻がスズを付ける。ジャラジャラうるさい!親熊に襲われるよりいいけど。
そして問題なく西尾根の下降点に着き一安心。テープがアチコチにある。
ここを下り始めると短い間隔で目印テープが付けられている。こちらのコースはルートの心配が全く要らない。
しかしザラザラで滑りやすい急斜面の連続、疲れの出始めた足、コケないよう慎重に下る。
途中で小さな蛇と遭遇する。ヤマカガシ?赤の模様はないが・・・新種かも?
尾根末端でハチミツ缶の転がる熊捕獲檻、ガレの奥布山〜シャウヅ山方面展望地を通過する。
そして林道カーブの登山口に着く。ここから前黒法師山、奈良代山の眺めが実にいいので暫し休息。
林道を40分ほど歩き給水施設から神社経由で戸中山林道ゲートに戻る。
- 一言
奈良代山・黒沢山・合地山・不動岳・黒法師岳、大きな山に囲まれた南ア南西深南部のイワユル臍の山である。
時を忘れさせてくれる静かな静かな山登りを楽しむことが出来た。これが本当の山旅、山登りだね。