黒富士農場周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2012年9月12日
- 移動行程
2012-09-11 移動
自宅→浜松西IC→新清水IC→身延→道の駅[しらね]泊
2012-09-12 曲岳→黒富士→太刀岡山
道の駅→国52→県27→観音峠手前→[黒富士農場]→県101→国140→雁坂T→秩父クアパレス(休館)
→花園→本庄児玉IC(こだま温泉)→水上IC→道の駅[水紀行館]泊
2012-09-13 一ノ倉岳
道の駅→谷川岳R→水上・湯沢IC→土樽[一ノ倉岳]→湯沢・水上IC→高山:イブキの湯→道の駅[霊山タケヤマ]泊
2012-09-14 根子岳→四阿山
道の駅→国145→鳥居峠→県182→菅平牧場[根子岳・四阿山]→真田(サナダ館入浴)→道の駅[雷電クルミの里]泊
2012-09-15 湯の丸山、池の平
道の駅→県94→地蔵峠[湯ノ丸山]→[池ノ平]→県94〜79→佐久→県2→小海→南相木(滝見の湯)→[馬越峠]泊
2012-09-16 天狗山、横尾山
[馬越峠:天狗山]→[信州峠:横尾山]→韮崎→国141→国52→新清水IC→浜松IC→極楽湯佐鳴台店→自宅
- 登山行程
2:00 黒富士農場P(8:30)→黒富士農場事務所→大岩→(9:40)八丁峠→(10:30)曲岳
1:20 曲岳(10:40)→八丁峠→升形山分岐→太刀岡山分岐→(12:00)黒富士
2:00 黒富士(12:10)→太刀岡山分岐→鬼頬山→越道峠→(14:10)太刀岡山
1:30 太刀岡山(14:20)→(15:00)下芦沢→ビッグホーンC→(15:50)黒富士農場
- 詳細
黒富士農場駐車地点 ⇒
農場事務所を通過 ⇒
夏草茂る小沢沿いの道 ⇒
伐採地の際を通過 ⇒
小沢の枝沢を渡る ⇒
上部で大岩が現れる ⇒
八丁峠を左折し曲岳へ ⇒
展望?の展望舞台 ⇒
岩稜の壁を左からまく ⇒
曲岳にて ⇒
山頂からの瑞牆・小川山 ⇒
八丁峠から黒富士へ ⇒
升形山南鞍部を右へ ⇒
太刀岡山分岐を左へ ⇒
ナダラカな樹林帯を下る ⇒
二ルートは左を登る ⇒
ノコンギクの咲く斜面 ⇒
岩峰:茅ケ岳・金ケ岳・曲岳 ⇒
岩峰:瑞牆〜金峰〜国師 ⇒
アキノキリンソウ ⇒
黒富士にて ⇒
展望所:太刀岡山 ⇒
展望所:帯那山〜乙女高原 ⇒
太刀岡山分岐カラ鬼頬山ヘ ⇒
鬼頬山を通過 ⇒
急坂が続く ⇒
越道峠に出る ⇒
太刀岡山にて ⇒
二ッ岩を通過 ⇒
鋏岩を仰ぎ見る ⇒
ゲートを通過 ⇒
観音峠大野山林道線出る ⇒
児玉温泉で入浴 ⇒
予定では観音峠大野山林道を利用して最短で、曲岳(マガリダケ)と黒富士を登るつもりであった。
前日は道の駅「しらね」で泊り、県27韮崎昇仙峡線を走り茅ヶ岳の東の観音峠を目指す。(県101の方が早い?)
しかし観音峠手前で工事の為に通行止め。峠まで歩くことも考えたがマダ少し距離が有りそうだ。
急遽平見城(ヒラミジョウ)の黒富士牧場から登ることにする。
戻って越道峠(コイドトウゲ)に向かう道に入る。すると直ぐに黒富士登山者用の駐車場が現れる。
ここに止めてもいいが・・・もう少し奥に行くと曲岳と黒富士の道標があるやや広い分岐に着く。
ここに車を止める。登る準備をしていると従業員?農場関係者の車がひっきりなしに通り過ぎる。
かなり大きな農場のようだ。
道標に導かれ左の曲岳・八丁峠方面に進むと直ぐ分岐がある。ここを右に入り黒富士農場事務所を過ぎる。
辺りは鶏小屋がギョウサンありナカナカの臭いである。その先で八丁峠へ向かって右の登山道に入る。
水滴のついた夏草が茂っており、膝下を濡らしながら小沢筋を登っていく。
台風の影響でフェーン現象、真夏のような暑さ、風がなくムシムシする。虫がいないのが救いである。
沢上部、沢を離れ始める辺りで巨岩を通り過ぎる。もう八丁峠は近い。
十字路の八丁峠を西進し曲岳に向かう。多少花が咲く尾根道を小さくアンプダウンしながら進む。
曲岳まで展望はホトンドない。かろうじて樹間に瑞牆山とか茅ヶ岳が見えた程度である。
展望舞台と言う道標がある所を過ぎる・・・ガスで見えない。
やや急な登りとなり、岩稜を左から巻き進むと三等三角点が設置された曲岳の山頂に出る。
展望は狭く茅ヶ岳方面、瑞牆山がなんとか樹間に望むことが出来る程度である。
八丁峠に戻り黒富士に向かう。升形山の南鞍部の分岐で右折し進むと直ぐ太刀岡山分岐に出る。
ここを左折し黒富士へ。右手に太刀岡山への尾根を樹間に見ながら、やや下り気味に尾根道を行く。
ノコンギク、アキノキリンソウ等の花が多少咲いている。
山頂直下の鞍部から少し登ると極僅かの間だが急坂になる。ルートが二手に分かれる。
遠回りの左ルートを登ると西〜北が大展望の岩峰上に出る。これはナカナカだ!
西には先ほど登った曲岳、奥に茅ヶ岳〜金ヶ岳、北に瑞牆山〜金峰山〜国師岳を望むことが出来る。
山梨百名山の標柱のある黒富士の山頂はやや狭く雑木に囲まれ展望がない。
しかし奥に行くと岩壁上の展望所がある。西〜東側が大きく開けている。
茅ヶ岳〜金ヶ岳〜曲岳、これから向かう太刀岡山の尾根、そして帯那山〜乙女高原、いいね!
太刀岡山分岐に戻って、左手の樹間に黒富士の岩壁を見ながら緩やかに下ると鬼頬山(オニガワヤマ)に着く。
山頂標識があるのみで展望は全くない。ここを過ぎて少し行くと4、5ヶ所ロープがフィックスされた急坂となる。
標高差350mを下ると未舗装の車道、越道峠(コイドトウゲ)に出る。
時は13:30、ここから黒富士農場Pに向かうか・・・太刀岡山に向かうか・・・
太刀岡山へは150m程登ればいいだけ。暑くて疲れているが・・・行こう!
登りやすい尾根道を登り北峰に着く。展望も山頂標識も何もないのでそのまま通過する。
次の南峰は三等三角点と山頂標識とコンクリ製の小さなお社が設置されている。
展望もあり南側は甲斐・甲府市街地、西側は茅ヶ岳〜金ヶ岳が望める。
来る時に下芦沢から見た太刀岡山はかなりの鋭鋒だが、登山道を下ってみると急だが危ないところはない。
割れた二ッ岩を過ぎ、鋏岩(ハサミイワ)で休息し獣避けゲート開けて廃民家を通り下芦沢の登山口に出る。
そして沢にかかる橋を渡ると観音峠大野山林道である。ここから黒富士牧場まで車道を歩き戻る。
途中のビッグホーンキャンプ場の自販機でジュースを購入、こりゃ冷たくてチョーうまい!暫し休息する。
しかしダンダン天気が怪しくなってくる。ポツリポツリ雨粒が・・・こりゃびしょ濡れになる。急げ〜!
車に駆け込むと同時に本降りとなる。こりゃ助かった!運がいい。
今回の山旅の本命は一等三角点百名山の一ノ倉岳である。明日の谷川岳の天気を確認する。ヨシッ大丈夫!
高速道を使って移動すればよかったがツイツイ、けちって下を走る。
雁坂トンネルを抜けて秩父ミュージアムの近くのジャグジーのあるクアハウスに寄るが・・・休館中、トホホ。
仕方なく花園に出て本庄児玉IC近くの児玉温泉ファミリープラザで入浴し水上へ。
明日は堅炭尾根(中芝新道)を登り蓬峠を周回する予定である。
今日は谷川岳ロープウェイの先の一ノ倉尾根Pまで入っておきたい。
しかし山の暑さと運転疲れ、時間も遅くなってしまったので道の駅「水紀行館」で泊まることにする。
これが原因で翌日の予定が大幅に変わろうとは・・・知るよしもない。
- 一言
今回のコースは多少ハードだがワンデイハイキングには丁度いい。
花の百名山の黒富士だが花は少なかった。しかし展望がそれを補ってくれる山であった。