青笹山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2010年10月6日
- 移動行程
2010-10-05 移動
自宅→国1バイパス→島田→千頭→接阻峡→井川→東河内分岐→[東河内]第一ゲート泊
2010-10-06 青笹山
第一ゲート→井川→接阻峡→千頭→島田→国1BP→磐田市街→国150→幸楽苑→極楽湯佐鳴台店→自宅
- 登山行程
5:20 ゲート(5:00)→(6:20)切通し登山口(6:40)→1824m峰→アザミ平→稜線分岐→(10:20)青笹山
4:00 青笹山(10:40)→ガレ[昼食0:20]→稜線分岐→アザミ平→1824m峰→(13:30)登山口→(14:40)ゲート
- 詳細
第一ゲートを入る ⇒
三ノ沢の第二ゲートを通過 ⇒
東ムタケ沢を横切る ⇒
筑波大宿舎分岐を右へ ⇒
尾根切通し ⇒
登山開始 ⇒
熊捕獲檻とエサ ⇒
小屋跡を右手に見る ⇒
菊咲く尾根 ⇒
1824m峰直下の窪地 ⇒
危なっかしいトラバース ⇒
1824m峰にエスケープ ⇒
1824m峰東の鞍部に下る ⇒
アザミ平に到着 ⇒
岩稜帯を登る ⇒
日影沢源頭崩れを登る ⇒
2180mピークに出る ⇒
ピークから青笹山へ ⇒
大無間〜大根沢山〜光岳 ⇒
仁田岳〜茶臼岳、青薙山 ⇒
青笹山にて ⇒
切通しのアザミと青薙山
林道で見かけたキノコ
東河内温泉の施設
静岡の百山に選ばれている青笹山は安倍と畑薙の二つあり、一般的には安倍がよく登られている。
畑薙の青笹山を登る場合、山伏の大笹峠からと青薙山からの縦走が多い。しかし日帰りは・・・
東河内からなら一般的ではないが日帰り出来そうである。
前夜、畑薙第二ダム・白樺荘手前のヤマメの里分岐を入り約2.7Km、東河内の第一ゲート前で前泊する。
翌朝薄暗い5時にゲートを出発し林道を歩く。二ノ沢・三ノ沢、幾筋もの沢を通過し東無岳沢の広い河原に出る。
河原から登って行くと林道は二手に分かれる。左は筑波大演習林宿舎で吊橋経由で無岳山に通じている。
ここを右に行く。大きくカーブした先に青薙山が正面に見える尾根の切通しがある。
傍らに太陽電池を電源とした極小さな風速計、休息ベンチなどが設置されている。
この右に道標は無いが道が付いている。ここが青笹山への登り口である。
一帯が演習林となっているので、アチコチに道の分岐がある尾根を登って行く。
熊の捕獲檻、小屋跡、アセビなど低木の伐採地を過ぎると踏み跡程度の尾根道になる。
尾根上を外さないように意識しながら、下山時迷いそうな所には赤テープを追加する。やけに熊のツメ跡が多い。
途中動く黒いモノが・・・暫しにらめっこ。順調に登って行くと二重山稜のような1824m峰の直下に着く。
ここからが非常に分かりずらい。最初鞍部に出るトラバースルートに向うが、踏み跡が消えかなり危なっかしい。
途中から踏み跡?のある1824m峰に向うが急斜面の藪漕ぎとなってしまう。目印のテープもない。これは・・・
GPSを取り出し現在地を確認、国土地理院の地図とコンパスで方向を決め、登り易い所をテープをつけながら登る。
少しすると藪がなくなる。しかし下山時を考えピークまで赤テープを短い間隔で付ける。
ピークから鞍部に下りアップダウンを経て登って行くとアザミ平に出る。一角で大無間山が望める。
この先左手が日影沢大崩壊地の歩きづらい痩せ尾根となる。潅木の間に目指す山頂方向が見えるようになる。
稜線あたりはツユでびしょびしょの笹藪で獣道が縦横に走っている。
このため崩壊地の際を歩き山頂を目指す。しかし危なっかしいのでこの笹藪に分け入り2180m稜線ピークへ。
直ぐ下半身がびしょ濡れとなる。ピークから適当に稜線上の笹を漕ぎ下ると休息にもってこいの大展望地に着く。
左から大無間山、大根沢山、信濃俣、池口岳、光岳、仁田岳、茶臼岳、上河内岳、等々が望める。凄い!
この先樹林帯に入り凸凹の複雑な稜線となる。少し進んで踏み跡?のある窪地を行く。
そして高みを目指し少し笹を漕ぎ奥に行くと、古ぼけた赤布テープが点々とあり、これを辿ると山頂に着く。
樹木に囲まれ展望は全く無い。苔むした三等三角点を覆う笹を手で千切り散髪、撮影する。
そして大崩壊地まで戻り大展望を楽しみながら昼食をとる。
下山は来たルートを忠実に辿る。しかしアザミ平の先で間違って下ってしまい約20分ロスする。
(これが原因?袋井〜浜松間が通勤時間帯+東名工事で大渋滞、1時間半異常?ロスしてしまう。)
登山口に下り林道を歩いていると、筑波大のピチピチお姉ちゃんが車で通りかかる。
学者と思った?(そんなわけないが)「何か調査にこられたのですか?」、「イヤ山登りです。」
「随分マイナーな山を登られているんですね。」、何と返事をしていいのか・・・
案の定、国1バイパスは大渋滞、特に磐田バイパスが。我慢しきれず磐田市街を抜けようとしたがモット・・・
尚、 第一ゲート手前にある東河内温泉の施設は、民間の加藤商事の寮となっていて、無人で施錠されていた。
露天岩風呂を汚く使う不心得者がいるようで貼紙がされていた。
- 一言
南アルプス深南部のはずれ、やや小粒だが色々な要素が楽しめる山であった。