宮之浦岳周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2001年5月2日〜3日
- 移動行程
2001-04-28 移動
浜松自宅→浜松西IC→名古屋IC→天理IC→大阪南港→[大阪〜宮崎フェリー]泊
2001-04-29 九州観光
宮崎港→青島→サボテン公園→都井岬→志布志→鹿屋→[霧島ヶ丘公園]泊
2001-04-30 桜島・九州観光
霧島ヶ丘公園→佐多岬→垂水→桜島一周→国分→鹿児島→[錦港湾公園]泊
2001-05-01 九州観光
錦港湾公園→池田湖→枕崎→火之神公園→「川辺わくわく」入浴→[道の駅・喜入]泊
2001-05-02〜03 宮之浦岳
道の駅・喜入→鹿児島港〜宮之浦港→[淀川入口登山口]
[荒川登山口]→(バス)→屋久杉自然観→(徒歩)→安房バス停→宮之浦港
2001-05-04 高隈山(大篦柄岳)
鹿児島港→桜島港→猿ヶ城林道入口→垂桜→大野原林道→[大篦柄岳登山口]→[大野原林道造林小屋]泊
2001-05-05 高千穂峰
大野原林道造林小屋→[高千穂峰登山口]→えびのIC→津山IC→国53→高円→[那岐山登山口]泊
2001-05-06 那岐山
那岐山登山口→美作IC→浜松西IC→浜松自宅
- 登山行程
[2001-05-02]
2:30 淀川登山口(10:30)→淀川小屋→小花之江河→花之江河→[黒味岳直下]テント泊(11:30)
[2001-05-03]>
1:30 黒味岳直下(5:30)→投石岩屋→(7:00)宮之浦岳(7:30)
8:00 →焼野三叉路→(8:15)永田岳(8:30)→焼野三叉路(9:15)→新高塚小屋(10:30)→(12:00)縄文杉(12:30)
→小杉谷事業所跡(15:00)→(15:40)荒川口〜屋久杉自然観→徒歩0:30→(17:00)安房バス停〜宮之浦港
- 詳細
[2001-05-02]
屋久島に向かう船上にて ⇒
紀元杉にて ⇒
淀川登山口 ⇒
淀川小屋 ⇒
淀川に架かる橋にて ⇒
本高盤岳望む ⇒
小花之河入り口 ⇒
小花之河を行く ⇒
小花之河の流れ ⇒
小花之河にて ⇒
花之河入り口 ⇒
花之河の休息所 ⇒
[2001-05-03]
花之河から黒味岳へ ⇒
投石岳直下を行く ⇒
黒味岳を振り返る ⇒
安房岳へ向かう ⇒
安房岳を正面に登る ⇒
栗生岳へ ⇒
栗生岳への急登 ⇒
栗生岳より翁・安房岳 ⇒
栗生岳にて ⇒
宮之浦岳直下を行く ⇒
宮之浦岳山頂にて ⇒
宮之浦岳にて ⇒
山頂より来た山々 ⇒
永田岳に向かう ⇒
永田岳分岐 ⇒
永田岳直下の小沢 ⇒
永田岳山頂にて ⇒
永田岳からの宮之浦岳 ⇒
分岐に戻る ⇒
戻る途中の藪 ⇒
平岩目指して下る ⇒
平岩展望台と永田岳 ⇒
平岩の岩屋と永田岳 ⇒
登山路を行く ⇒
第二展望台 ⇒
第一展望台 ⇒
新高塚小屋 ⇒
縄文杉にて ⇒
ウイルソン切り株にて ⇒
軌道跡を行く ⇒
やっと晴れる見通しとなり、前日泊った「道の駅・喜入」から早朝、鹿児島港に向かう。
港の有料駐車場に止め、フェリーの窓口へ。今日は車を含め乗れるが、帰りは満車で予約不可とのこと。
安房港への高速船はすでに満席。結局、車なしで宮之浦港行きのフェリーに乗る。
宮之浦港に昼過ぎ接岸。未だ山は厚い雲が垂れ込めているが切れ間もある。
港の待合室に着くと直ぐにタクシーの運ちゃんが近づいて来る。
そのタクシーで淀川登山口へ。かなりの距離、シメシメと思ったのか運ちゃんは上機嫌。
道中、運ちゃんの解説を聞きながら、途中の酒屋に寄ったり、紀元杉で記念撮影をしたりする。
淀川登山口にはかなりの登山客がおり、帰る人が早速、我々の乗ったタクシーを確保に来る。
ここまで、約10000円。ペットボトルにウイスキーを移し、残りは運ちゃんに渡す。
淀川登山口から暗い森林帯を行くと東屋の様な淀川小屋に着く。
かなりの人たちがいる。淀川にかかる鉄製の橋を渡り森林帯を登って行く。
良く整備され、開けた小花之江河、花之江河の湿地帯を過ぎ、投石岩屋を目指す。
昨夜までの雨でぬかるんだ登山道を登って行くと絶好のテント場が・・・
投石岩屋をやめ、ここにテントを張ることにする。ちょうど黒味岳の真東にあたる。
ここで大チョンボに気がつく。何とガスのカートリッジを忘れた! 仕方なく、有り合わせで夕食とする。
別パーティーが我々に声を掛け、通り過ぎて行く。投石岩屋に泊まるとのこと。
翌日、明るくなるのを待って出発。投石岩屋に前日の方がいたが、未だご就寝の様子。
投石岳、安房岳、翁岳の西斜面をアップダウンをしながら巻く。栗生岳が登りらしい登りである。
壊れかけた階段を登り栗生岳の山頂に着くと後方には投石岳、安房岳、翁岳、黒味岳の山並が見える。
前方には宮之浦岳が間近にに見える。
大きな岩の折り重なる山頂の展望は、スケールはないが360度の大展望である。
未だ朝早く、誰もいない静かな山頂である。眼前には永田岳が特徴ある姿を見せている。
先は長く、あまりのんびりも出来ない。暫し展望を楽しみ出発。
焼野三叉路でザックをデポし永田岳を往復する。
そして、グングン高度を下げ、平石、第二、第一展望台、新高塚小屋、高塚小屋を通過する。
縄文杉まで下ると、人人人と観光地に来たようである。
縄文杉は胴回りがすごく、太っちょの婆さんといった感じかな・・・
ここから、登山道を更に下り、ウイルソン株を過ぎ北沢の軌道跡に到着する。
小杉谷荘跡から先はほぼ平坦な軌道歩きとなる。
時間を見ると宮之浦港発鹿児島港行き、深夜の臨時便に間に合いそうである。
白谷雲水峡経由を止め、急ぎ軌道を荒川登山口に向かう。
荒川登山口に着くと、少し待てば屋久杉自然観行きバスがでるとのこと。
ラッキー。タクシーに乗らずに済む・・・・
しかし屋久杉自然観に着いたはいいが、その先、安房までの接続がない・・・
うっそー!こんなのありかー! 仕方なく安房港のバス停まで歩くことにする。
他の4組も右に倣えで我々に続く。疲れた体とザックの重みで足がなかなか先に進まない。
やっとバス停に着き暫く待つと、超満員の宮之浦港行きバスが来る。
やっぱり荒川登山口からタクシーにすれば良かった。
バスは両替機が故障、挙句に多くの乗客がお札ばかり出す。
運ちゃんヤケッパチ気味で怒鳴る?哀願?
「両替出来ません。料金もらわないと、ボク怒られてしまいます。
乗客間で融通しあって、まとめて払って下さい!少し多めにお願いします!」
こんなバスは初めてである。素朴でま〜いいか。我々も紙幣を料金箱へ・・・
深夜のフェリーはガラガラ。鹿児島港の有料駐車場は安く2日間で1800円であった。
- 一言
晴れるまで待ったことで、快晴の下、宮之浦岳の核心部を満喫出来た。