関西・近畿百名山

学能堂山(ガクノドウヤマ=岳の洞) 1021.4m


     学能堂山周辺地図      国土地理院

     

  • 登山日          2016年6月3日

  • 移動行程        全走行距離 630Km

     2016-06-01     堀坂山白猪山

      自宅→浜松西〜松坂IC→堀坂峠[堀坂山]→国166→深野[白猪山]→[多気ノ湯]→鍛冶屋T[牛草山登山口]泊

     2016-06-02     牛草山獅子ヶ岳七洞岳

      登山口[牛草山]→小萩登山口[獅子ケ岳]→林道新藤越線→一之瀬西登山口[七洞山]→藤越→県38
      →国42→勢和多気→国368〜166→道の駅飯高[香肌狭温泉]入浴→[局ケ岳新登山口]泊

     2016-06-03     局ヶ岳学能堂山

      新登山口[局ケ岳]→国166〜368→杉平水谷林道[学能堂山]→道ノ駅[姫石ノ湯]→県15〜755→[倉骨峠]泊

     2016-06-04     尼ヶ岳大洞山

      倉骨峠[尼ヶ岳]、[大洞山]→県755〜667〜15→君ヶ野ダム→国165→久居IC→浜松西IC→自宅

  • 登山行程

      1:30  杉平水谷林道配水池(10:00)→登山道分岐→林道終点→県境尾根出合→保護ネット→(11:30)学能堂山

      1:00  学能堂山(12:00)→保護ネット→県境尾根出合→林道終点→登山道分岐→(13:00)配水池

  • 詳細

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    杉平水谷林道配水池を出発 ⇒
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    林道から登山道へ ⇒
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    コアジサイ ⇒
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    サワギク ⇒
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    大洞山の頭が見える ⇒
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    雑草山友会の道標 ⇒
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    林道終点を横切る ⇒
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    広い涸れ沢を行く ⇒
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    次第に狭くなる ⇒
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    源流で左に方向転換 ⇒
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    平坦地に出る ⇒
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    フタリシズカがアチコチに ⇒
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    少し登ると尾根出合 ⇒
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    植林防護ネット右に見る ⇒
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    緩やかに登って行く ⇒
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    林を抜けると ⇒
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    そこは丸裸の山頂だ ⇒
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    学能堂山にて ⇒
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    堀坂山〜白猪山〜局ヶ岳〜
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    〜三条山〜
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    〜三峰山〜
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    〜高見山〜
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    〜古光山〜倶留尊山〜
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    〜大洞山・尼ヶ岳〜
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    〜高所山〜雨乞山(奥:矢頭山)
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    ベニバナヤマシャクヤクと局ケ岳 ⇒
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    ベニバナヤマシャクヤク ⇒
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    カタバミもチョロチョロ ⇒
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    賑わう山頂を通過 ⇒
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    登って来た沢道を下る ⇒
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    林道終点を横切る ⇒
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    配水池に戻る ⇒
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    姫石の湯で入浴 ⇒

    局ヶ岳から飯南町街を通り国368伊勢本街道に入り西進し飯南町上仁柿(カミニガキ)に来る。
    この先は美杉側に下るまでドエリャー狭いクネクネの山越え道でヤヤ緊張する。
    でも対向車はない。当然だね、国道だが好き好んでこんな道は走らない。

    途中で「2014/03/11 死体遺棄発見現場、情報を、松阪警察署」の看板がある所を通り過ぎる。
    ネットによると神戸の方で仕事場が松坂、交通事故に遭い、轢いたヤツが遺棄したようだ?
    家族の携帯電話GPSでの捜索依頼もむなしく、事件性無しと兵庫県警が無調査で判断、よくあるパターンだ。
    兵庫県警、神奈川県警、その他県警・・・モットモこんな山中では電波は届かないが。
    被害者の携帯、財布は遺体にあったようだが、車(バイクかも?)はどうなったんだろう?

    下り終わり少し走ると「鶯の水」がある。昨日の「木屋の水」が十分あるので通り過ぎる。
    ココから1Km強先に行くと道の駅「美杉」が現れる。こんな交通量の少ない所に何故建てた?
    ヤヤ広い駐車場に車も1台のみ、営業しているのかな?入口ドア窓から覗くと従業員がいる。
    寂しすぎて入って行くにも勇気がいる。目的が無いので入るのをパスする。
    入口に農産物を並べ、ドアを開けっ放し、車が建物前マデ入れるように工夫した方がイイネ。
    もっとも車が通らなければどうしょうもないが。

    更に国368を西進しJR名松(メイショウ)線終点の伊勢奥津(イセオキツ)駅を過ぎ美杉町杉平に着く。
    登山口となる林道杉平水谷線の入口は?ノロノロ、後ろから来た車にあおられ集落を通り過ぎてしまう。
    地図を確認、戻って・・・ココかな?入口両側が石垣、狭いコンクリート道が上へ。道標はない。
    民家に入って行くような感じ、ヤヤ心配、デモ入ると直ぐY字分岐が現れる。ココに道標がある。

    道標に従い左の道を道なりに行くと配水池に着く。この先はダート、ココに止めよう。
    配水池側に縦に車を止める。出発の準備をしていると御夫婦の車がやって来て我々の前に縦列駐車。
    声を掛けると今日は「花を愛でに」とのこと。なんの花?「マァ・・・」お答えをもらえず。
    こいつらに教えても仕方ないと思ったのか、花の名前が出てこなかったのか・・・後でヒントになる。

    林道を少し歩くと左に山道が現れる。道標はないが赤テープと小さな⇒プレートがある。
    多分ココが登山道で林道終点に出る道だ。入って行くと沢の左岸の道になる。
    コアジサイとかサワギクとかが咲いている。
    大洞山の頭の部分が見える沢原を過ぎると、雑草山友会の道標を見る。更に登ると林道終点に出る。

    横切って涸れた沢筋を少し登ると沢が狭くなり直線的な急登になる。遠征三日目、長くて急、足が重い。
    沢源流付近で左に横切るように登るとフタリシズカが群生する平坦地に出る。
    この上が尾根出合、左折して緩やかに登って行くと植林防護ネットの横を進むようになる。
    アチコチ破れている。植林した木が伸びて役目が終わったようだ。

    更に緩やかに杉林を登って行くと雑木帯となり抜けると丸裸、高原状の二等三角点の設置された山頂に着く。
    こりゃスゴイ!文字通り360°の大展望だ。東から右回りにグルット、最初に登った堀坂山、白猪山、
    サッキ登った局ヶ岳、三条山、日本三百名山の三峰山・高見山、古光山、日本三百名山の倶留尊山、
    明日登る予定の大洞山、尼ヶ岳、あれは高所山、雨乞岳でその奥が矢頭山・・・かな。
    このうち日本三百名山の三峰山・高見山・倶留尊山は冬に登っている。無雪期に登るとどんな感じかな。

    山頂で昼食をしていると3人組に声を掛けられる。「もう見られました、どこで咲いていますか?」
    エッ何・・・3人組は三峰山の方向に向かって行く。100m先のあたりで徘徊を始める。
    何だろう?駐車地で「花を愛でに来た」との話と山頂までこれといった花が無い・・・
    これはヒョットとするとヒョットとする、行ってみないと、昼食を早々に切り上げ行ってみる。

    オッツ、ヒョットした。珍しい花が点々と咲いている。お聞きするとベニバナヤマシャクヤクとのこと。
    山岳での群生としては珍しい場所とのこと。カメラに収めていると上村側から次々と見学者がやってくる。
    山頂に戻るとエッツ!20名近い人、花を愛でている人を含めると・・・・今日は金曜日なのに。

    来た道を戻り駐車した配水池に戻る。すると3台になっている。一杯汗かいた、次はお風呂だ。
    国368を西進し奈良県御杖村(ミツエムラ)の道の駅「御杖」の中心施設「姫石の湯(ヒメシノユ)」(700円)で入浴する。
    多種な浴槽はあるがジャグジーが全くない。これで700円はチョットねー。

    明日の朝は倉骨峠から尼ヶ岳、大洞山を登る予定、アルと食料の調達はどうしようか?
    併設の観光案内所に寄るとスーパーはなくコンビニまで約20分かかるとのこと。
    (パン屋さんが道の駅の横にある。)
    遠回りになるが国368を戻ってJR名松線(メイショウセン)「いせやち」駅近くのサークルKで買い出しする。
    狭い県667〜県755〜林道を走り倉骨峠で車中泊する。

  • 一言

    局ヶ岳がここらでNO.1と思ったが、コッチの方かな・・・ベニバナヤマシャクヤクも絵になる。