北海道百名山

積丹岳 1255.4m


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  • 登山日          2014年8月17日

  • 移動行程        全走行距離 3250Km

     2014-08-11〜12  移動

      自宅→浜松西IC→敦賀IC→敦賀港〜苫小牧東港→道の駅[ウトナイ湖]泊

     2014-08-13     徳舜瞥山→ホロホロ山

      →白老[インクラの滝]→白滝→伊達市本町[徳舜瞥&ホロホロ山]→道の駅[大滝]→千歳→妹背牛ペペル→[暑寒ダム]泊

     2014-08-14     雨竜沼湿原→南暑寒別岳

      ダム→[雨竜沼湿原ゲートパーク:南暑寒別岳]→妹背牛ペペル→深川西IC→上川層雲峡IC→[層雲峡ロープウェイP]泊

     2014-08-15     黒岳〜北鎮岳流星・銀河の滝大函

      ロープウェイP[黒岳→北鎮岳]→流星・銀河の滝・大函→旭岳温泉:湯元湧駒荘→[天人峡P]泊

     2014-08-16     羽衣の滝積丹岬

      天人峡P[羽衣の滝展望台]→旭川ラーメン村→旭川鷹栖IC→小樽IC→積丹岬→[積丹岳休息所]泊

     2014-08-17     積丹岳神威岬賀老の滝

      休息所[積丹岳]→神威岬→島牧村[賀老の滝]→ホテルきたひやま→道の駅[てっくいランド大成]泊

     2014-08-18     移動

      道の駅→八雲→森→恵山X→函館〜青森→青森中央IC→横手IC→雄勝こまちIC→道の駅[おがち]泊

      *前半の北海道の日本百名滝観光地は2014年日々の出来事に掲載しています。
      *後半は東北の山:甑山丁岳羽黒山を登り、東北の日本百名滝を巡りました。

  • 登山行程

      3:00  積丹岳休息所(5:00)→三〜五合目→フンベツの沢→六合目→テントの沢→七〜九合目→(8:00)積丹岳

      2:00  積丹岳(8:30)→九〜七合目→テントの沢→六合目→フンベツの沢→五〜三合目→(10:30)積丹岳休息所

  • 詳細

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    国229積丹岳休息所入口 ⇒
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    農免農道分岐を右に行く ⇒
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    積丹岳休息所前広場 ⇒
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    積丹岳休息所で泊まる ⇒
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    記帳していると真ダニが ⇒
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    翌早朝休息所を出発する ⇒
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    未だ食べられない ⇒
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    三合目を通過 ⇒
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    四合目を通過 ⇒
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    五合目を通過 ⇒
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    大きなミズナラを見る ⇒
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    フンベツの沢を横切る ⇒
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    ダケカンバ並木を行く ⇒
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    六合目を通過 ⇒
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    テントの沢を横切る ⇒
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    難儀な傾斜木帯 ⇒
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    危険な枝打ち跡が多数 ⇒
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    七合目を通過 ⇒
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    再び傾斜木帯 ⇒
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    雑木帯を一時抜ける ⇒
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    コガネギク ⇒
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    ハクサンボウフウ ⇒
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    八合目を通過 ⇒
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    九合目で山頂が見えだす ⇒
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    南東側の山並み ⇒
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    最後の傾斜木帯を行く ⇒
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    ハイオトギリ ⇒
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    岩には熊の爪痕が ⇒
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    山頂直下斜面からの日本海 ⇒
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    三角点に到着 ⇒
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    三角点(手前)と山頂 ⇒
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    積丹岳にて ⇒
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    山頂からの余別岳 ⇒
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    山頂三角点から下山開始 ⇒
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    山頂直下を下る ⇒
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    積丹岳休息所に戻る ⇒

    前日は天人峡の羽衣の滝滝見台に登り、晴天域を求めて旭川鷹栖IC〜小樽IC・余市で積丹半島にやってくる。
    モグリのキャンパーで賑わう島泊漁港で ローソク岩を見学、 美国を通り積丹岬に寄る。
    灯台から明日登る予定の積丹岳を眺める。スソノが長い山で距離はあるがキツイ登りはなさそうだ。

    美国に戻ってセーコマートで買い出し、再び国229を西に向かい積丹岳の道標とバス停のある所で左折。
    農免農道に入り真っ直ぐ走って行くと道が二手に分れる。冬山登山者への警告板が設置されている。
    此処を右、ダートの道を暫く行くと昭和56年過疎対策事業として建てられた積丹岳休息所に着く。
    休息所を覗くと一般の山小屋と言った感じで寝具が用意されている。今日は此処で泊まろう。

    小屋前には水場もある。トイレは・・・超クサイ、鼻をつままないとトテモジャナイガ用足し出来ない。
    登山ノートに記帳していると何処からか真ダニさんがコンニチワ、喰い付かせて下さいとやってくる。
    そうはイカキン、コンニャローと押しつぶす。小さな袋に入れ登山ノートのコメント欄に貼り付ける。
    今後来る人に注意してもらえるかな?いるのは常識かも?

    熊が心配だが早朝5:00に出発する。直ぐ山ブドウが1.5mの高さで道に被さっている。
    見るとマダ実が青くて硬い。食べられるようになるにはアト二〜三週間かな。
    平坦路を少し進むと三合目の道標を見る。まだホトンド登っていないのに。
    この先も笹と樹林に囲まれた緩やかな道である。四合目、五合目と苦労無く通過する。
    大きなミズナラを過ぎ沢名の書かれた標柱があるチョロ水のフンベツの沢を横切る。

    すると綺麗な笹とダケカンバの林になる。六合目の先で此処もチョロ水のテントの沢を横切る。
    この先八合目手前まで道に被さるダケカンバの傾斜木帯が出てきて煩わしい。
    この傾斜木が一部選定されているが切断位置が悪い。根元で切ればいいのに道に出っぱらしている。
    ゴチン、痛ッ! ごちん、痛ッ! ゴチン、アリャリャまたマタやっちゃった。頭がぼこぼこ。

    九合目の先で樹林帯を抜けて明るい笹道となる。山頂が見えだし展望も出てくる。
    一旦傾斜木帯に入るが直ぐに抜ける。此処まで登りらしい登りは無い。いよいよ最後の登り。
    と思いきや多少傾斜が急になった程度だ。ハイオトギリが咲き、熊の爪痕が生々しく残る岩を見る。
    山頂直下は右に積丹岬&日本海、左に積丹半島の山々、振返ると来た尾根が、ルート唯一の展望斜面だ。

    山頂部に出ると無残に大きく欠けた三角点と大展望が待っている。この20m西に山頂標識が設置されている。
    真ん前に見える積丹半島最高峰の余別岳がスバラシイ。
    休息所に3年程前に測量の為ルートが出来たが行かないようにとの貼り紙があった。
    でも眺めると何時か行ってみたい気がする。地元なら・・・余別岳山頂の右下に動く黒いものが?熊だ。
    そして積丹半島の山々、半島北側の日本海、期待していた通りだ。遅い朝食を楽しみ下山にかかる。

    九合目を過ぎ樹林帯に入る頃からガスがかかり始める。登ったタイミングが良かった超ラッキーだ。
    途中で5名の方とすれ違う。この人たちは山頂の大展望を見ることが出来ないだろうね。
    休息所に戻りスパッツ、靴の泥を水場で洗い流していると若夫婦がやってくる。
    今頃から登るようである。女性が臭いトイレへ・・・窒息死?無事出てきた。よかった!

    天気を確認する。昨日と予報は変わらず明日から暫く北海道は悪天候だ。
    明日はロングの遊楽部岳(ユウラップダケ)を登ろうと思ったが。でも晴れるかも・・・近くまで南下しよう。
    午後は観光客であふれる神威岬を、海岸線の国229を走り島牧で賀老高原の 賀老の滝を見学する。
    再び国229を南下し「ホテルきたひやま」で入浴、更に国229を南下し道の駅「てっくいランド大成」で泊まる。

    翌日起きるとドンヨリ空、雨が落ちるのは時間の問題。恵山に寄って函館見物をして本州に渡ることにする。
    八雲、鹿部経由で恵山の駐車場に来るが雨、これでは登っても仕方がない。道の駅で天気を確認する。
    明日は東北、山形以南がよさそうだ。甑山、丁岳を登ろう。今日のうちに本州へ渡り横手IC付近まで走ろう。

    津軽海峡フェリーより安い青函フェリー(17640円)に電話すると、14:35に空きが有り他の便はダメ。
    函館見物は出来なくなってしまうが予約する。2時間前に乗船手続きが条件、急げ函館港へ、GO!
    2時間半前に乗船手続をして近くのラーメン店「響」で オススメの「味噌ラーメン」を食べる。
    味はナカナカだ。函館14:35出港、青森18:25着、時刻通り、鉄道みたいだ。
    夜景が美しくなり始めた薄暮の青森中心市街地を走り青森中央ICから横手ICに向かう。

  • 一言

    登った感じがしない超楽チン登山で山頂の大展望を楽しむことが出来た。