日本三百名山・一等三角点百名山

焼石岳 1547.3m


     焼石岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日         2008年8月10日

  • 移動行程

     2008-08-08     移動

      自宅→飯田山本IC→中条IC→鶴岡→立川町→新庄→金山町→神室ダム→[有屋コース登山口]泊

     2008-08-09     神室山

      登山口→神室ダム→金山町→十文字町[ゆっぷる]→東成瀬村→[焼石岳・大森山トンネル]泊

     2008-08-10     焼石岳

      大森山トンネル→十文字町→横手→横手[湯メとぴあ・雁の里]→中仙町→真木林道→[和賀岳登山口]泊

     2008-08-11     和賀岳

      和賀岳登山口→田沢湖町→盛岡IC→八戸IC→八戸[新八温泉]→八戸FT(22:00)〜苫小牧FT(7:00)

       *この後、北海道地域の山 ペテガリ岳幌尻岳渡島駒ケ岳 を登る。

  • 登山行程

     5:00 大森山トンネル(4:40)→三合目分岐→与治兵衛→七合目柳瀞→水場→焼石沼→南本内岳分岐→(9:40)焼石岳

     3:50 焼石岳(10:30)→南本内岳分岐→水場→七合目柳瀞→釈迦ざんげ→三合目分岐→(14:20)大森山トンネル

  • 詳細

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    大森山トンネル登山口 ⇒
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    笹薮を切り開いた道 ⇒
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    三合目登山口と合流 ⇒
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    四合目を行く ⇒
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    釈迦ざんげ分岐 ⇒
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    ナメクジくん ⇒
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    沢沿いの道を行く ⇒
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    六合目与治兵衛 ⇒
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    枝沢を渡る ⇒
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    七合目柳瀞の広場 ⇒
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    カールに到着 ⇒
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    水質検査済の水場 ⇒
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    焼石沼 ⇒
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    カールを登る ⇒
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    南本内岳分岐からの山頂 ⇒
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    焼石神社と豊水祈願碑 ⇒
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    巨岩帯を行く ⇒
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    広い焼石岳の山頂に到着 ⇒
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    焼石岳にて ⇒
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    横岳とお花畑 ⇒
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    来たカールと焼石沼 ⇒
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    お花畑の中を下山 ⇒
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    釈迦ざんげからの展望 ⇒
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    横手「湯メとぴあ」 ⇒

    今年の6月に起きた岩手・宮城内陸地震により焼石岳の登山口に通ずる道はズタズタの様子で登山はムリ?
    しかし唯一、東成瀬村からなら登山時間は少し長いが登れるとの情報を得る。よし、こちらから入ろう!
    十文字町のコンビニで食料を仕入れ東成瀬村を通り大森山トンネルに向かう。

    途中三合目登山口に行けないか確認する。分岐を入って直ぐ立ち入り禁止の看板があり綱が張って有る。
    傍らに多少の駐車スペースがある。ここから歩いてもいいが、車上狙いが心配である。
    大森山トンネルに着くと1台ワゴンが止まっており、お一人でキャンプ道具を広げていた。
    他に若い観光客が4名がいたが暫くして帰って行った。今日は2台の宿泊となる。

    早朝、大森山トンネルコースを登って行く。ガイドブックとは違うルートである。
    熊笹を刈り取った新たな道のようで非常に歩きづらい。真新しい標識が随所にある。
    三合目登山口からのコースと合流するまでにナント1時間20分を要してしまう。
    林道を歩き、三合目登山口から登ったほうが早かった?

    大森山をまいた先でコースはニ分する。「釈迦ざんげ」と「まき道」コースである。
    ここは行きに「釈迦ざんげ」コースを選択すべきであった。(我々は帰りのコースとしてしまう。)
    山頂方向の大展望台となっており、地形確認にはもってこいの場所であるので。

    少し下ってゆくと胆沢川に出る。焼石岳山群から流れ出る水を集めた川であり水量豊富である。
    沢沿いの六合目、与治兵衛付近は昨年の台風の爪痕がいたる所で見受けられ荒れていた。
    暫らくすると川から離れ緩い登りとなる。カール末端に来ると、樹林帯を抜け草原となる。
    ここで樹間に見えていた三界山、南本内岳、山頂がはっきり見え出す。意外と変化に富んでいる!

    夜露のついた草が登山道を覆っており、膝下がビショビショになりながら進むと水場に着く。
    東成瀬村が水質検査した結果が表示されており、安心して飲める。腹一杯飲む。
    ここから少し登ると焼石沼分岐となる。焼石沼を往復後、赤テープを確認しながら沢沿いに進む。
    ここら辺はルートがやや分かりづらく多少右往左往してしまう。

    いよいよカールの登りである。ここからは凄いお花畑となっている。チョット藪っぽいのが気になるが・・・
    南本内岳分岐、焼石神社、巨岩帯を通過、上に行くに従い展望もお花畑に負けず劣らず素晴らしい。
    上からカールを見下ろすと焼石沼のみならず、大小あわせ5個以上の池が見える。

    着いた山頂は広く、来たカールの反対側に横岳、姥石平、東焼石岳が展開している。
    三角点の横には目障りな整備用の資材が無造作に置かれている。
    暫らくすると、岩手の小柄な「おばちゃん」が一人で現れる。
    ここがホームゲレンデで、岩手県側から登れないので今回は夏油温泉からとのこと。大分距離があるが・・・
    我々より先に着いて焼石沼、登ってくる我々を見ながら昼食をしていたとのこと。
    「山頂の穴は地震で出来たものである。」、「北側、南本内川の最短コースは台風で林道がメチャクチャ。」等を聞く。
    明日行く予定の和賀岳はきつい高下コースを薦められる。暫し会話後おばちゃんは夏油温泉に下って行った。

    我々も下山を開始する。直下で大森山トンネルで泊まっていた、ワゴン車の方とすれ違う。
    三合目分岐まで非常に長かったこと、道を間違った?などを話される。単独は何かにつけ大変である。
    途中来た時には寄らなかった「釈迦ざんげ」で山頂方向の展望を楽しみ順調に下山する。
    この後横手市街を抜け「湯メとぴあ」で入浴し、真木渓谷の和賀岳登山口に向かう。

  • 一言

    東成瀬のコース、マイナーなコースと思っていたがなかなか良いコースであった。
    特にカールから山頂までのお花畑、点在する焼石沼群は見ごたえがある。