三ノ沢岳周辺地図 国土地理院
- 登山日 2020年8月16日
- 移動行程 全走行距離 332Km
2020-08-15 移動
舞阪自宅→引佐IC〜鳳来IC→天竜峡IC〜駒ヶ根IC→[菅の台P]泊
2020-08-16 三ノ沢岳・移動
[菅の台:三ノ沢岳]→駒ヶ根IC〜天竜峡IC→鳳来IC〜引佐IC→舞阪自宅
- 登山行程
5:40 千畳敷駅(7:00)→極楽平→(8:00)三ノ沢岳分岐(-)→(10:10)三ノ沢岳(10:40)→(12:40)三ノ沢岳分岐
1:50 三ノ沢岳分岐(12:40)→(13:20)宝剣岳(13:30)→(13:45)乗越浄土(13:55)→剣ヶ池分岐→(14:30)千畳敷駅
- 登山詳細
朝6:00前、バス待ちで混雑の菅の台バス停 ⇒
左が乗車券売り場、右がバス乗車先頭 ⇒
千畳敷駅からの南アルプス ⇒
千畳敷駅からの宝剣岳(右) ⇒
登山口の駒ヶ岳神社、極楽平は左折 ⇒
エゾシオガマ、ヤマハハコ ⇒
エゾシオガマ ⇒
オトギリソウ ⇒
ヤマハハコ ⇒
カラマツソウ ⇒
ヨツバシオガマ ⇒
オオカサモチ ⇒
種子となったチングルマ ⇒
チングルマとヨツバシオガマ等 ⇒
極楽平に向かって石段遊歩道を登る ⇒
ヨツバシオガマ、カラマツソウ等 ⇒
イワツメクサ ⇒
タカネヨモギ ⇒
花が終期のチングルマ ⇒
極楽平に着く ⇒
極楽平からの向かう三ノ沢岳 ⇒
展望を楽しみながら:右手は八ヶ岳 ⇒
南アルプスの山々北部 ⇒
南アルプスの山々南部 ⇒
中央アの主稜線尾根道を登る ⇒
三ノ沢岳分岐に到着 ⇒
分岐から三ノ沢岳へ向かう ⇒
空木・南駒〜恵那山〜三ノ沢岳を前方に ⇒
右手には木曽御岳山と乗鞍岳 ⇒
尾根の肩の岩場を通過 ⇒
木曽駒を右手にガラザラ尾根を下る ⇒
ミヤマトウキ ⇒
コメツガザクラ ⇒
ハイマツ帯の鞍部を行く ⇒
アキノキリンソウ ⇒
シャクナゲ ⇒
最低鞍部を通過 ⇒
尾根の出っ張りへ ⇒
岩陰に咲くゴゼンタチバナ ⇒
尾根の出っ張りに到着 ⇒
尾根の出っ張りにある遭難慰霊碑ケルン ⇒
尾根乗越手前で団体とすれ違う ⇒
尾根乗越を越えると好展望のお花畑入口 ⇒
山頂部の下を行く ⇒
エゾシオガマ、ムカゴトラノオ、ウサギギク等色々 ⇒
ムカゴトラノオ群生 ⇒
ウサギギク、ムカゴトラノオ、ミヤマトウキ等色々 ⇒
あそこが山頂だ ⇒
ミヤマトウキ、ヨツバシオガマ、ウサギギク等色々 ⇒
コケモモ ⇒
花畑の先の山頂へ ⇒
三角点と木曽御岳山 ⇒
山頂の岩からの木曽御岳山と雲の乗鞍岳〜 ⇒
〜木曽前岳〜木曽駒ヶ岳〜中岳〜 ⇒
〜宝剣岳〜島田娘〜 ⇒
〜濁沢大峰〜 ⇒
〜檜尾岳〜熊沢岳〜空木・赤椰・南駒ヶ岳 ⇒
三ノ沢岳最高点の大岩堆積上にて ⇒
三ノ沢岳最高点広場にて ⇒
山頂を去る:最高点と三角点 ⇒
左端の尾根乗越へ ⇒
最低鞍部に下って行く ⇒
最低鞍部を行く ⇒
先ずあの出っ張りまで ⇒
次は尾根の肩だ ⇒
尾根の肩に乗ればもう少しだ ⇒
三ノ沢岳分岐から宝剣岳へ ⇒
クサリ場が連続する ⇒
宝剣岳前衛岩峰を登る ⇒
厳しい所に生え、咲くチシマギキョウ ⇒
前衛岩峰を下る ⇒
次は宝剣岳主峰だ ⇒
ウスユキソウ ⇒
疲れと、暑さ、慎重に登る ⇒
岩のトンネルを潜る ⇒
来た尾根を振り返る ⇒
チシマギキョウとタカネニガナ ⇒
宝剣岳の山頂にて ⇒
宝剣神社と守護岩 ⇒
宝剣山荘へ下る ⇒
宝剣岳の北取付からの三ノ沢岳 ⇒
宝剣山荘に下り右折する ⇒
少し行くと乗越浄土に出る ⇒
乗越浄土からの将棋頭山と伊那前岳 ⇒
乗越浄土の大スター雷鳥親子 ⇒
千畳敷ロープウェイ駅へ向かう ⇒
イワギキョウ ⇒
トリカブト ⇒
ミヤマトウキ、ヨツバシオガマ ⇒
剣ヶ池はパスしロープウェイ駅へ ⇒
カラマツソウ ⇒
クルマユリ一輪 ⇒
ミヤマトウキ群生 ⇒
ミヤマリンドウ ⇒
草原と剣ヶ池(右上黒っぽい) ⇒
見納め千畳敷と伊那前岳 ⇒
前日22時過ぎに菅の台バスセンター駐車場に来て泊まる。
過眠し3時30分に乗車列(妻)と乗車券売り場(私)に手分けして並ぶ。
お客がドンドン来て定期バスは6:15だが、臨時バス6:00の運行決定アナウンスがある。
乗車券発売も繰上げ発売5:45→5:30、4200円/人:千畳敷往復。クレカok。
バスを待っていると、係員が回ってきて検温とマスク着用の要求がある。
6:00近くなるとバス待ちで長い列、駐車場も満杯、係員が誘導対応を始める。
コロナ自粛要請真っ最中、帰郷せずこちらに来ているのかな?
正反対の施策GO TO キャンペーンに便乗して。
バスは間引きなし、満席乗車、檜尾岳の途中下車組は前部補助席利用、しらび平ロープウェイ駅へ。
ロープウェイは既に動いていて、早割り、団体予約客+タクシー客が先にきて、行ったようだ。
通常30分間隔だが9分間隔のフル運転のアナウンスがある。
次のゴンドラが間もなく着いたが10分程待たされる。1回毎にゴンドラを消毒しているようだ。
定員から多少間引きしていると思うが、バス同様ゴンドラもかなりの密だ。
ロープウェイ千畳敷駅に計画通り7:00に着ことが出来る。
「午後になると混みます。お帰りは早めに。」のアナウンスが連続して流れる。
千畳敷駅の前の駒ヶ岳神社が登山口だ。右が木曽駒ヶ岳方面、左の極楽平方面に向かう。
花を愛でながらマダ涼しい遊歩登山道を登って行く。今日は暑くなりそうだ。
エゾシオガマ、ヤマハハコ、オトギリソウ、カラマツソウ、ヨツバシオガマ、お馴染みの花が咲いている。
チングルマはほとんどが花びらを落とし、長い毛を持った小さな種子を飛ばそうとしている。
何処へ飛んでゆくのだろうか?
極楽平に上がると大展望が広がる。名前の通り極楽展望です。
中央アルプスの稜線、南アルプス、八ヶ岳連峰、木曽御岳山、恵那山、向かう三ノ沢岳、素晴らしい。
山は晴れる日に登るに限る。しかし陽が上がり遮るものがないので暑〜い。
吹き出る汗を拭いながら登り、休憩する人が多々いる三ノ沢岳分岐に着く。
いよいよ三ノ沢岳のピストンだ。見た目は大したことがないように見えるが
@大きな山、近くに見えるが距離がある。
A全く遮る物がない尾根、サンサンと降り注ぐ日の光の浴び放題で疲れる。
B鞍部付近は地図に現れないハイマツ帯の小さなアップダウンの連続がある。
意外と時間がかかる。
鞍部までは展望を楽しみながらドンドン下る。しかしここからがキツイ。
太陽が照りつけ、無風のハイマツ帯の登りになる。急に足が進まなくなる。山頂まで行けるだろうか?
焦らずユックリ、ユックリ、後から来た登山者にドンドン追い越される。
鞍部を抜けゴゼンタチバナ咲く大岩を過ぎると、展望のいい遭難慰霊碑のある広くて平坦な尾根に着く。
慰霊碑には3名の若者の名が刻まれている。ひとりは三ノ沢岳、他二人はアコンカグアとモンブラン。
海外遭難なのにここに慰霊碑とは、何故なんだろう?お仲間だったんだろうね。
血気さかん、挑戦と言う名の下にTRYまではいいが、どっかで間違ったんだろうね。
尾根乗越近くに来ると団体さんが下りてくる。ロープウェイ一番乗りの方たちのようだ。
ピストンだと思うが大きな荷物、何が入っているのかな?
分岐にデポすれば楽なのに。余計なお世話だけど。
ツアー登山の方たちかな?二班位に分けて時間をずらして欲しいね。
宝剣岳の擦れ違い、追い越しだったら・・・個人登山者は煩わしい。
尾根乗越を越えると花畑の斜面道になる。左手〜正面には空木岳・南駒ヶ岳の威容が。
一部でムカゴトラノオが集団を形成しているが、他の花は集団模様はない。
ここらが三ノ沢岳の景色としては一番であろう。
山頂部の南端、三等三角点経由で直ぐ北側の最高点、大岩堆積広場に行く。
遮るもののないグルっと360度、雲も一つもない、すばらしい!
チョット雲が流れてくれると変化が出るのだが・・・
画素数を大きくして撮って、ペイント加工でもするかな。
地元飯島町のお姉さんと少しお話してから山頂を去る。
最低鞍部までは順調に下る。ところが登りになると次第に足が重くなる。
先々週の北ノ俣岳・薬師岳のように足が動かない。ハアハアぜいぜい、息切れが酷い。
副腎切除での低血圧、骨髄抑制の酸素不足もあるが、暑さが主原因だろう。
キモイ、熱射病・熱中症?水をガバガバ、カロリーメイトで栄養補給しながらトボトボ。
次から次と登山者が追い越してゆく。
三ノ沢岳分岐にフラフラになって戻ってくる。着いた!もうダメ!
極楽平経由なら下りオンリー、楽に千畳敷に戻れる。
でも悪魔のささやきが「もう二度と宝剣岳に登れないよ。」と。
チョット休むとすこし気力が戻って来る。ヨシッ宝剣岳経由で帰ろう。
重い足取りで目の前の岩峰に取付く。少し登っては休み、少し登っては休み、の繰り返し。
点々とチシマギキョウが岩の割れ目に根を張り花を咲かせている。多くは日照りで萎れている。
早く一雨来て欲しいと願っているようだ。
宝剣岳の山頂は狭い。10名程、?入れ代わり立ち代わり、写真を写し直ぐ山頂を去る。
ソフトクリームほうばる登山者、休息者で賑わう宝剣山荘前を通り乗越浄土に出る。
ここに雷鳥の親子が5匹いる。にわかカメラマンがズラリ並び撮影中、超人気スターだ。
ここから千畳敷ロープウェイ駅に下るが、ラッシュアワーだ。
下る人が多いが、登って来る人も。多くは足元怪しい観光客。
下りは体の負担が少ないので他の登山者同様にスイスイ下れる。
追い越して下りたいが・・・あおり下山、ひんしゅくを買いそう。因縁を付けられるかも。
14:30前に千畳敷ロープウェイ駅に着く。人が多く公称9分間隔の運転。
実際には消毒時間約10分がプラスされての運行だ。バスも同様だ。
帰りも3密状態の乗車、マスク着用を則される。
バス含めて長蛇の列は無く、16:00前に菅の台バス停駐車場に戻ることが出来る。