礼文岳周辺地図 YAHOO地図検索 国土地理院
- 登山日 2013年8月18日
- 移動行程 総走行距離 3010Km
*今回の山旅の前半は七時雨山、 アポイ岳、白雲山、 硫黄山です。
2013-08-16 摩周岳
道の駅→摩周湖第三〜第一展望台[摩周岳]→美幌峠→[端野温泉:ノンタノ湯]→道の駅[おんねゆ温泉]泊
2013-08-17 川の水族館見学・移動
道の駅→遠軽→湧別→オホーツク国道238→紋別→雄武→浜頓別→宗谷岬→[稚内:童夢]入浴→道の駅[ワッカナイ]泊
2013-08-18 礼文岳
道の駅→稚内〜香深FT→タクシー→内路[礼文岳]→バス→香深FT〜稚内FT→[稚内:童夢]入浴→道の駅[テシオ]泊
2013-08-19 移動
道の駅→苫前:風車群→深川留萌国道→深川西IC→[妹背牛:ペペル]入浴→暑寒ダム→道の駅[マオイノ丘公園]泊
2013-08-20 空沼岳とアシリベツの滝
道の駅→真駒内→林道[空沼岳]→滝(ラルマナイ・白扇・アシリベツ)見物→[恵庭ラフォーレ]入浴→道の駅[花ロード恵庭]泊
2013-08-21 恵庭岳
道の駅→エニワ湖→オコタンペ湖→支笏湖北岸[恵庭岳]→国276→[苫小牧:なごみの湯]入浴→厚真→苫小牧東FT
2013-08-21〜23 移動
〜敦賀FT→敦賀IC→米原JCT→浜松西IC→自宅
- 登山行程
1:30 内路登山口(9:00)→礼文岳3Km案内板→起登臼分岐→展望地→400小P→(10:30)礼文岳
1:10 礼文岳(11:00)→400小P→展望地→起登臼分岐→礼文岳3Km案内板→(12:10)内路登山口
- 詳細
内路登山口を出発 ⇒
起登臼漁港が見える ⇒
右手に丘陵と海が ⇒
ヨツバヒヨドリと笹の道 ⇒
右手ニ山頂方面ガ薄ッスラト ⇒
平坦な樹林帯の道が続く ⇒
登山道案内板ヲ通過アト3Km ⇒
ダケカンバの道 ⇒
起登臼分岐だが ⇒
起登臼方面はヤブ ⇒
キンミズヒキ ⇒
ヤヤ緩やかな急坂 ⇒
314Pカラノ南側展望 ⇒
一旦少し下って登る ⇒
ヤマハハコ ⇒
メガネP付近を登る ⇒
開けてくるが見えない ⇒
エゾノヨロイグサ ⇒
立派なネジバナ ⇒
山頂直下を登る ⇒
強風ガスの山頂にて ⇒
下山開始 ⇒
海が見えてくる ⇒
晴れの香深、山は雲の中 ⇒
昨日は道の駅「わっかない」に泊まる。ここからフェリーターミナルFTには歩いても行けるが車で行く。
前回利尻岳を登った時にも利用したが、FTは建て替えられビルに、周辺も非常に変わり整備されている。
前回無料だったと記憶している駐車場は1日1000円である。やっぱケチッテ道の駅から歩いたほうが良かったかな。
始発6:50の香深(カフカ)行き船に乗る。(2400円/人)旅行社主催の団体客が非常に多い。
2時間の船旅だが2等船室はホボ満席である。上級船室は誰が乗るのだろうか?我々のような下級は・・・
礼文島はタクシーの台数が少ないので真っ先に下船出来るように30分前から下船階段にTOPで並ぶ。
首尾よくと言うか当然TOPで下船しターミナルの建物を駆け抜け玄関へ。あれっ、タクシー乗り場がない。
じつは正式なタクシー乗り場はなく、船を下りた直ぐ右手の一般駐車場、船に一番近い所でタクシーが待っている。
2台いたが客待ち順番で礼文ハイヤーになる。運ちゃん甘ったるいケーキ?を食べていたらしくて臭い。
それを入れたカスのこびり付いた篭を料金受取皿に置いている。気持ち悪いし・・・客商売とは思えない。
遅い朝飯かも?大丈夫かな?礼文岳登山口を告げる。
走り出すと「起登臼コ−ス(キトウス)はダメ、行き止まり。」とブッキラボウに言われる。
「1999年版の昭文社の登山地図を見せて登れる筈だと主張する。」が説明もなく「本当に道はない。」との返事。
「この運ちゃん内路(ナイロ)まで乗せ料金を稼ごうとしているのでは?」と疑う。運ちゃんも当然それに気付く。
第一印象が悪かったので変な押し問答。起登臼の登山口に来ると此処がそうだと止まる。
「あの階段を上がると直ぐに行き止まりになる。嘘と思うなら上がってミイ。」
ここまで言われると・・・内路(結局3390円)に行くように指示する。でも心にわだかまりが、ソウダ実地で・・・
内路コース登山口には案内板とバス停、20台以上止められる駐車場、休息所、奥にはベンチが置かれている。
直ぐ先の道の反対側(右手)に、港関係者が主に使う施設なんだろう、なんとなく雰囲気のあるトイレがある。
登山口駐車場奥の簡易階段を上がり尾根道をジグザグに起登臼漁港を見ながら道なりに登っていく。
少しすると礼文島のなだらかな丘陵が右に展開するようになる。オッなかなかイイジャン!
でもこの景色はわずかの間で徐々に展望のきかない樹林帯になってくる。
そうなる付近で山頂方向が見える所がある。雲がかかっている、晴れてもらいたいが・・・
暫しホボ平坦な道を進むと礼文岳登山道・礼文岳3Km、内路1Kmの大きな案内板を見る。
再び暫く歩くと起登臼コ−ス分岐に着く。何故かカーブミラーがある。昔は車で入れたのかな?
運ちゃんとヤリアッタ起登臼コ−スを探る。踏み跡は微かだがあるように見えるがビッシリ笹で覆われている。
昭文社の地図に記載の分岐道標も内路ー礼文岳のみに変わっている。
ヤブ漕ぎの心の準備、装備の準備もしていない、最悪最終船便で戻れるか?チョット無理があるかな・・・
帰りも来た道を戻ろう。運ちゃんクン疑ってゴメンナサイ。
この少し先から今までの平坦な道と違い本格的?な(緩い)登りとなる。
そして登っていくと標高314の極小ピークに着く。南の方向に展望があり、緩やかな丘が広がっている。
ヤヤ下って登り返すあたりから少し急坂、次第にガスが濃くなってくる。風も強くなる。
410メガネ小ピークの鞍部に着く手前で下りてくる大阪のご夫婦とすれ違う。香深FTで泊まったとのこと。
410Pから先はハイマツがメインになる。晴れていれば高原展望を満喫出来るはずだが・・・
ハイマツを縫うように斜面を登りきると一等三角点の設置された丘状のピークの山頂に着く。
帽子が飛ばされそうになるほどのガスまじりの強風が吹き付けてくる。コリャたまらん。
冬来たらさぞスゴイだろうね。
少しすると4人組が到着する。イギリス、アメリカ、日本の女性と宿のガイドかな?国際色豊かだ。
入れ替わりに山頂を譲る。香深行きバスの内路バス停の発時刻は12:28、その後になると16:40だ。
今は11:00、余裕はないが確実に間に合うね。登山口マデ順調に下山する。
山頂は雲がかかったままだが下は晴れていて暑い。たった490mの山だが随分違う。
大阪のご夫婦、4人組も同じ12:28のバスに乗る。みなさんFT手前の礼文温泉前で下りる。
我々は昨日同様ジャグジーのある稚内温泉「童夢」で入浴したいので汗臭いが我慢、周りが我慢かな。
14:00の出港まで1時間以上ある。FT売店には酒類はない。駅前商店でビールを購入しグイッ!
妻がジロリ・・・大丈夫、大丈夫、運転するまで3時間以上あるからね。
稚内に戻り昨日同様「童夢」にて2時間程入浴する。
駐車場で地元の方に呼び止められる。「浜松!?エラク遠いとこからきたね。」
感心?されるがコッチハ・・・「これからマダ走るの?」、「ハイ留萌まで」、「エーッ!」。
留萌までかなり距離があるがもう感覚が麻痺している。明日は晴れれば雨竜沼、南暑寒別岳に行きたい。
夜間に海沿いの県106を走ると、虫がバシバシとフロントガラスに抱き付いてくる。
ワイパーを動かすとネチャネチャ、こねくり回した状態になり前が見えなくなる。
車の運転疲れ?山登り疲れ?歳かな?頭がボーッとして眠い!これ以上の運転は無理だ。
明日は天気に関係なく移動日にしよう。セイコマートに寄り、道の駅「てしお」で泊まる。
●翌日:2013-08-19
初山別:みさき台公園
初山別天文台
苫前:日本最大級風車群39基
小平の鰊番屋
妹背牛温泉ペペルで入浴
暑寒ダム
ダムの先は道崩壊で通行止
長沼:馬追の名水で水汲み
長沼:マオイの丘公園の夕陽
ユックリと朝起きるとお隣に何と同じ浜松NO.のワゴンが泊まっている。暫し旅談義をする。
豊橋の葦毛(イモウ)湿原入口にお住まいになられているご夫婦で、1ヶ月以上北海道をめぐっているとのこと。
今年の山旅でお話しした方で、他にももう家なんか要らないような方が3組いた。すごいですね!
事故、ポリチャンに気を付けて良い旅を。
明日は何処に?どこまで移動しようか?天気を確認する。昨日予定した雨竜沼、南暑寒別岳に行くことにする。
今日のネグラは南暑寒山荘にしよう。妹背牛(モセウシ)温泉ペペルで入浴し、暑寒ダムに来ると奥へは通行止め。
バリケードにいた係員に聞くと昨日の集中豪雨で道が一部崩壊したとのこと。復旧は未定、今日明日は無理。
2、3日たったら役場に聞いて下さいとアドバイスをいただく。大きな崩壊ではなさそうだ。
さすれば大雪山の周回縦走でもいいが・・・札幌南の空沼岳に行くことにする。時間があるので下を走る。
滝川〜岩見沢〜長沼まで国12〜国234を南下、「馬追の名水」で水を汲み、道の駅「マオイの丘公園」で泊る。
- 一言
礼文島滞在はフェリー待時間を含めてたったの5時間。お金と時間をかけて。
大した山ではない礼文岳を登る為に。何故?わかんないだろうねハタからは。