日本三百名山

大朝日岳 1870.7m


    大朝日岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

    

  • 登山日          2001年10月6日

  • 移動行程

     2001-10-05     移動

      浜松・自宅→浜松IC→東京IC→寒河江IC

     2001-10-06     大朝日岳

      寒河江IC→白滝宮宿線→[朝日鉱泉]→りんご温泉で入浴→[道の駅・おおえ]

     2001-10-07     月山

      道の駅・おおえ→山形市内→西蔵王高原ライン→[刈田岳]→宮城川崎IC
      →西川IC→国112→弓張平公園→志津→[姥沢]→やまぶし温泉・ゆぽか→国7→鶴岡→[道の駅・あつみ]泊

     2001-10-08     移動

      道の駅・あつみ→聖籠新発田IC→直江津→飯田IC→浜松・自宅

  • 登山行程

      4:40 朝日鉱泉(5:20)→鳥原山分岐→鳥原小屋→鳥原山→小朝日岳→(10:00)大朝日岳山頂

      7:30 大朝日岳山頂(10:30)→平岩山→御影森山→上倉山→(18:00)朝日鉱泉

  • 詳細

    写真
    朝日鉱泉登山口 ⇒
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    鳥原山分岐 ⇒
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    鳥原小屋 ⇒
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    鳥原山山頂 ⇒
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    小朝日岳にて ⇒
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    大朝日岳望む ⇒
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    大朝日小屋直下 ⇒
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    大朝日小屋 ⇒
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    大朝日岳にて ⇒
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    平岩山と祝瓶山 ⇒
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    平岩山にて ⇒
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    大朝日岳を望む ⇒
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    御影森山への稜線 ⇒
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    御影森山 ⇒
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    朝日俣沢の吊橋 ⇒

    浜松から約700Kmの道のりを走り夜中に登山口に着く。朝日鉱泉の駐車場は満車であった。
    仕方なく少し戻って林道脇に駐車して仮眠する。

    やや明るくなり始めた頃出発する。鉱泉の前を下ると直ぐに立派な橋が現れこれを渡る。
    暫くすると鳥原山と中ツル尾根との分岐に出る。ここを右へ鳥原山に向かう。
    鳥原小屋付近に来ると辺りは開け湿原となっている。

    ここから展望のきく登山道になる。あいにく雨混じりのガスが垂れ込め時々強く吹き付けてくる。
    天気が回復しつつあり多少遠方が望めるのが救いである。
    鳥原山を通過し小朝日岳に来ると、迫力ある紅葉の大朝日岳がその姿を見せ始める。
    しかし山頂部は雲がかかったままである。

    小朝日岳から先、未だかなり時間が掛かりそうな感じである。ゆっくり焦らず登って行く。
    大朝日小屋に着いた頃には足が重たくなっていた。小屋を覗くと小屋番の方がいた。
    ここからは少しで山頂である。ガスの中を登り山頂に着くと5人の方がいた。
    到着して間もなく山頂から南方向の雲が取れ、山々が次々に姿を現し始める。思わず「やったー!」
    早い昼食を摂りながらこの後のコースを検討、御影森山経由で下山することにする。

    明るくなった稜線を平岩山に向かって下り、鞍部から登り始めたとき二人に異変が。
    私は足が攣り痙攣を起こし始める。妻は大腿部に痛みが出始める。
    足を叩きながら登り平岩山で入念にマサージする。でも良くならない。

    平岩山から先、私は何とか足を叩きながら歩けた。しかし妻は最悪状態である。
    この先未だかなりの行程が残っている。足を引きずりながら何とか御影森山に着く。
    ここは大朝日岳の展望台で非常に景色がいい。

    ここから登山口まで殆ど下りとなる。妻の足は下りの時により痛むようである。
    拾った杖にすがり時間を掛け下山する。朝日鉱泉に着いた時は既に夕闇が辺りを包んでいた。
    何とかたどり着いた! 疲れたー! お風呂に入りたい!
    この後国287に出て、りんごを浮かべた「りんご温泉」で入浴し「道の駅・おおえ」で宿泊する。

  • 一言

    足の疲労が蓄積されていたのか、二人とも足を痛めての下山となってしまう。
    ビバークも途中覚悟、何とか朝日俣沢の吊橋にたどり着いた時は正直ほっとする。
    これ程長く感じた下山はないし、この先も無い?であろう。
    飯豊山といい大朝日岳といい、東北にはスケールの大きな魅力ある山がある。