三岩岳周辺地図 国土地理院
- 登山日 2021年8月30日
- 移動行程 全走行距離 1285Km
2021-08-26 出発・移動
舞阪自宅→浜松西IC→海老名JCT→鶴ヶ島JCT→久喜白岡JCT→西那須野塩原IC→道の駅[湯の香しおばら]泊
2021-08-27 日留賀岳
道の駅→白戸集落:小山宅P[日留賀岳]→[塩原温泉華の湯]入浴→国400/121→大内宿→[大内登山口]泊
2021-08-28 小野岳
大内登山口[小野岳]→県131・346/下郷町→国400/昭和村→大辺峠→[宮下温泉栄光館]入浴→大沢登山口P
2021-08-29 志津倉山、蒲生岳
登山口P[志津倉山]→大辺峠→国400/金山→只見蒲生駅[小野岳]→国289[深沢温泉季の里]入浴→[国401路肩]泊
2021-08-30 三岩岳
国401路肩[三岩岳]→[小豆温泉窓明の湯]入浴→檜枝岐→国352奥只見樹海ライン→小出:道の駅[ゆのたに]泊
2021-08-31 移動・帰宅
道の駅→小出IC→海老名JCT→浜松西IC→舞阪自宅
- 登山行程
5:00 登山口(5:30)→(7:30)黒桧沢分岐(7:35)→(8:30)展望地(8:40)→(9:30)三岩小屋(9:40)→(10:30)三岩岳
3:00 三岩岳(11:00)→(11:30)三岩小屋(-)→(12:10)展望地(12:15)→(12:40)黒桧沢分岐(-)→(14:00)登山口
- 詳細
国352沼田街道路側駐車地を出発 ⇒
三岩岳の国体コース登山口を入る ⇒
スグ急勾配の階段道を登る ⇒
電波塔ピークに向かって登る ⇒
主尾根の電波塔ピークを通過 ⇒
電波塔ピークをヤヤ下る ⇒
右手に1116P、尾根を登り返す ⇒
桧の集合木を通過 ⇒
990Pシャクナゲの小径を行く ⇒
左前方に雲のかかる山頂が見える ⇒
ブナの林の小鞍部を奧へ ⇒
1200付近の急尾根を真っ直ぐ登る ⇒
悪戯書きの多い白樺の木 ⇒
標高点1308を越える ⇒
黒桧沢コースとの合流点に出る ⇒
黒桧沢コース通行不可 ⇒
1400付近、直線的に登る ⇒
キノコがアチコチに生えている ⇒
1600展望地:登って来た尾根の先、雲が流れる ⇒
青玉と黒玉、ツバメオモト ⇒
ツルリンドウ ⇒
晴れそうだ、期待しながら ⇒
ゴゼンタチバナ ⇒
1700m付近のシラビソの林を行く ⇒
ミヤマトウキ ⇒
湿地帯になる ⇒
オニシオガマ ⇒
1800付近、池塘見ながら木道を行く ⇒
イワイチョウ ⇒
オニシオガマ ⇒
三岩小屋前で休憩 ⇒
水場の水源、ボウフラが湧いていそう ⇒
小屋のスグ先の窓明山分岐を右に見送る ⇒
湿地帯を行く ⇒
イワショウブ ⇒
オトギリソウ ⇒
一つ目の三ツ岩が見えてくる ⇒
左右の岩が三ツ岩のうちの二つかな? ⇒
オオバタケシマラン ⇒
リンドウ咲く笹の洗掘道を登る ⇒
も一つの岩がアレかな? ⇒
イワイチョウ ⇒
ミヤマゼンコ ⇒
前方に薄っすらと黒い影、もうすぐ山頂だ ⇒
リンドウ ⇒
ゴゼンタチバナ ⇒
山頂に着く ⇒
三岩岳にて ⇒
展望はない、待っても・・・ ⇒
山頂を去る ⇒
山頂の直下の花畑を下る ⇒
三ツ岩を通過 ⇒
三ツ岩付近はガスが薄くなってきている ⇒
三岩小屋に帰着:写真左は窓明山分岐 ⇒
リョウブ咲く尾根道を下る ⇒
リョウブ拡大 ⇒
展望地は雲が切れ景色がある:帝釈山、鬼怒沼山方面 ⇒
黒桧沢コース分岐を通過 ⇒
電波塔を通過 ⇒
登山口に下山 ⇒
駐車地に戻る ⇒
窓明の湯で入浴 ⇒
前日、只見の蒲生岳を登り深沢温泉「季の里」で入浴、檜枝岐方面に国289、401、352(沼田街道)と走る。
檜枝岐の手前に小豆温泉スノーシェッドがある。潜る手前に登る予定の三岩岳国体コース登山口がある。
国体コースは1995年平成7年の福島国体の為に開設されたコース。
スノーシェッドを入ると中に小豆温泉バス停があり、その先の左側に登山者駐車場がある。
ここに黒桧沢コース登山口があるが現在、登山道崩落で通行禁止となっている。
さて何処で泊まろうか?登山口は狭く荒れている、無理すれば1台止められそう?
イヤ登山者駐車場か10Km先の檜枝岐の道の駅でもいいが・・・
国体コース登山口の東100mの所に長い路側帯がある。ここに1台車が止まっている。
登山口に近いし夕暮れ、車は多少通っているが夜は静かであろう。
チョット気が引けるがカーテンをすれば別世界、気持ちは落ち着く。ここで泊まろう!
登山口は標高770m、山頂までの登降差は2065-770+α≒1400m位である。
登山口を入り奥に行くと最初は階段の急な斜面、昨日までの疲れが抜けず体が重い。
直ぐに汗がダラダラ、息が上がる。尾根に上がるとNTT東日本家向山無線中継所が設置されている。
ここから僅かなアップダウンはあるが、ホボ一貫しての登りだ。急登、緩登、平坦が次々と出てくる。
ジグザグが無く、ほとんど尾根の直線的な登り、高度は稼げるが1700m付近まではキツイ。
色々な樹木が現れる。メインはブナだがミズナラ、シャクナゲ、松、桧など色々で巨木も多い。
990Pから上で時々、三岩方面が開けるが、雲がかかって見えない。山頂は雨だろうか?
標高1300m黒桧沢コースとの合流点に着く。500m、2時間登った。未だ1/3強だ。
黒桧沢コース方向にロープが張られ、通行不可のラミプレが掛かっている。
理由は2011年7月の七夕豪雨で登山道が崩壊したとのこと。もう10年が経っている。
多分、廃道になるのでしょう。
黒桧沢コース合流点からもブナを中心に、雑木、灌木の林が続く。
道端に色々なキノコが生えているのを見る。
分岐点から標高差300m、約1時間登ると1600m展望地に着く。来た方向が開けているが雲がかかっている。
雲の薄い所があり大きな山塊が連続しているのが分かる。方向から推測すると帝釈山とかの峰であろう。
1600m展望地〜1700mまでは今までと同じような山道が続く。
1700mから先は緩やかになり、点々と生えるシラビソの林を行くようになる。花も多くなる。
緩斜面なので水はけが悪くヌカルミも出てくる。木道が一部で設置されている。
池塘を過ぎると間もなく三岩小屋に着く。
小屋の前に水場がある。溜まり水、煮沸して利用した方がいい感じ。
小屋はシッカリとしていて、内部も綺麗で使える。入口ドアがカナリ開けずらい。
雪と風、意識的にそうしているのかも。
窓明山(マドアケヤマ)の分岐を右に見送り小屋から山頂に向かう。山頂までキツイ登りはない。
ガスの流れる合間に微かに見えたりする展望に一喜一憂、花を愛でながら緩やかに登って行く。
2000m付近に三岩がある。尾根の角から谷側に少し出っ張った感じ、それ程大きな岩ではない。
過ぎてお花畑を登るとガスに包まれた山頂に着く。三等三角点が設置された広場がある。
ハイマツ、シャクナゲが群生している。その先に大展望が広がっている筈だが景色は全く見えない。
下山は来た道を戻る。1700m付近から始まる所々の直線的な急坂で、両足親指を何回も靴の中で突く。
爪は剥がれていないが爪下に内出血を起こしてしまう。
シリオの軽登山靴、靴ひもをしっかり締めるか、革製のしっかりした登山靴にすべきであった。
途中で会津駒から御神楽沢を下るという大荷物の単独の若い方と擦れ違う。
スゴイですね、只見湖まで相当あるが・・・
駐車場に戻ると前日からの車はいなくなり、別の車が止まっている。
山中ですれ違った方の車?只見湖から回収だと相当距離がある。無事完遂を祈ろう。
駐車地から西へ少し行った国352沿いの小豆温泉、窓明の湯で入浴する。
客は我々のみ、後から日本百名山の会津駒ヶ岳を登った方が数人、入って来て直ぐ出て行く。
更に国352を西進、檜枝岐の繁華街の先で岩壁と檜枝岐川の激流が見れる屏風岩に寄る。
■屏風岩:檜枝岐
屏風岩駐車場 ⇒
屏風岩遊歩道 ⇒
屏風岩 ⇒
屏風岩と伊南川の滝 ⇒
伊南川の滝 拡大⇒
川原からの屏風岩駐車場 ⇒
今回の二人の山旅はこれでおしまい、尾瀬の裏、御池を抜け、只見湖岸を延々と走る。
これが実に長い。只見経由か那須塩原の方が良かったみたい。対向車は殆どない。
只見湖から小出に下るがガスに包まれている。先がほとんど見通せないトンネルが延々と続く。
ノロノロ運転、20時過ぎにヤット小出の道の駅にたどり着く。
モウ疲れて浜松迄、夜中に運転し戻る気力がない。ガソリンも減ってしまった。
道の駅で泊り翌日、小出市街地に行き給油、小出IC〜海老名JCT〜浜松西と順調に走り自宅に戻る。
- 一言
久しぶりにシッカリ登りました。