塩見岳周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2008年10月3日〜4日
- 移動行程
2008-10-02 移動
浜松自宅(18:30)→田口→津具→平谷→飯田山本IC→松川IC→大鹿村→(22:30)[鳥倉林道ゲート]泊
2008-10-03 小河内岳→塩見小屋
2008-10-04 塩見岳・蝙蝠岳
鳥倉林道ゲート→大鹿村→松川IC→飯田山本IC→天竜峡IC→かじかの湯→東栄町→本長篠→自宅
- 登山行程
2008-10-03 小河内岳
8:30 林道ゲート(5:00)→豊口山登山口(5:30)→三伏峠(7:50)→烏帽子岳→(9:50)小河内岳(10:20)
→(11:20)烏帽子岳(11:35)→(12:00)三伏小屋跡(12:15)→(14:30)[塩見小屋]泊
2008-10-04 塩見岳・蝙蝠岳
10:00 塩見小屋(4:30)→(5:30)塩見岳(6:00)→(8:00)蝙蝠岳(8:40)→(10:40)塩見岳(11:00)
→(13:00)本谷山→三伏山→(14:00)三伏峠→(15:30)豊口山登山口→(16:00)林道ゲート
- 詳細
[2008-10-03] 鳥倉林道ゲート→小河内岳→塩見小屋
鳥倉林道ゲート(帰り) ⇒
豊口山コース登山口 ⇒
尾根からの奥茶臼山 ⇒
水場 ⇒
登山道を行く ⇒
塩川分岐 ⇒
展望所からの仙丈・甲斐駒 ⇒
三伏峠に到着 ⇒
三伏峠分岐 ⇒
三伏峠から烏帽子岳へ ⇒
烏帽子岳にて ⇒
烏帽子岳からの塩見岳 ⇒
前小河内岳へ ⇒
前小河内岳にて ⇒
小河内岳へ ⇒
小河内岳にて ⇒
避難小屋と荒川岳 ⇒
前小河内岳、塩見岳 ⇒
塩見岳と蝙蝠岳 ⇒
荒川岳 ⇒
烏帽子岳へ戻る ⇒
烏帽子岳から三伏小屋跡へ ⇒
三伏小屋跡 ⇒
本谷山に到着 ⇒
塩見小屋に到着 ⇒
便器の使い方のお勉強 ⇒
塩見小屋前に集う ⇒
夕食風景 ⇒
夕食の内容 ⇒
赤く染まった塩見岳 ⇒
雲海に沈む太陽 ⇒
雲海に浮かぶ荒川岳 ⇒
小屋からの間ノ岳・農鳥岳⇒
松川ICから大鹿村経由、鳥倉林道ゲートまで、分かりやすい全線舗装の道である。
大鹿村の国152の分岐からゲートまで約15Km、約30分。22:30頃着くと7台の車が止まっていた。
翌朝、まだ暗い5:00前にヘッドランプを点けてゲートを出発。明るくなり始めた頃、豊口山コース登山口に着く。
ここから日本一高い峠の三伏峠まで標高差は約1000m。アップダウンがなく、歩きやすい。
展望は、中央アルプスが時々樹間に見える程度で、ほとんどない。途中水場があるので助かる。
三伏峠の手前で、仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、塩見岳の展望所があり一休み。
出払った三伏峠小屋の前を通り、その先の分岐を右へ三伏小屋跡へ下ってゆくと、塩見岳が見える広場に出る。
ここを真っ直ぐ下って行くと水場、我々は右へ遊歩道を登って行く。周囲は鹿避けの防護柵が設置されている。
色づいた樹木を楽しみながら尾根を登ること30分強、徐々に展望が良くなり、大展望の烏帽子岳に着く。
真正面に塩見岳がデンと構え、左に仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、右に蝙蝠岳、荒川岳、奥茶臼岳、中央アルプス。
山頂から先、今回の目的地の1つである小河内岳へのゆったりとした稜線が連なっている。
山頂に荷物をデポし、小河内岳に向かう。稜線も遮るものがない大展望である。
前小河内岳を越え、烏帽子岳から約1時間で小河内岳に着く。荒川岳が目の前にある。
避難小屋が直ぐ横にあるが、青いテントが1つ張られ、三脚が置いてある。写真を撮るためのようである。
暫し休息後、烏帽子岳に戻ると、お一人、雲の動きをビデオに撮っている方がいた。
今日は小河内岳に泊まるとの事で、ノンビリされていた。時間がありすぎて退屈なような感じがするが・・・
我々には先がある。下り始めて直ぐに、廃道? 入口に枝が置かれロープの張られた三伏小屋跡への道に入る。
まだ道は確認できる。真っ直ぐ沢まで下り、ここを右へ沢筋を下っていくと小屋跡に着く。
小屋はタタマレ、残骸が積まれていた。昔は何回かここをベースに登ったものである。残念である。
烏帽子岳から流れ来る、冷たい水を補給して、本谷山へ向かう。
本谷山側の三伏小屋跡へのルート入口にもロープが張られていた。水を補給していくルートとして残して欲しいが・・・
途中でご夫婦を追い越し、本谷山に着く。三角点が設置されていて、塩見岳だけが僅かに展望出来る。
ここから、樹間に時折見える塩見岳、烏帽子岳を眺めながら、塩見小屋に向かう。
だらだら下って、最低鞍部の平坦部を過ぎると、最後の苦しい登りとなる。
大した標高差ではないが疲れた体には堪える。小屋はまだか!小屋は尾根に隠れ三伏峠方向からは全く見えない。
塩見新道と合流、更に登って行くと、突然、小屋前の分岐に出る。
小屋前では3組、10名の方が集っていた。生ビール(大800円)、チュウハイ(500)円をいただく。
奈良、平塚、岐阜、茨城の皆さんと、情報交換して夕暮れまで過ごす。
宿泊客は総勢18(?)名、寝場所には余裕があった。定員30名で予約制、混雑時でもこの程度のスペースがある?
一人当り、フトン1枚、毛布4枚、日光の香りがする。なかなか快適である。食事もマアマア。米飯は暖かいが乾燥?
尚、トイレの使用にあたっては、講習を受け、機材を貰う(宿泊者以外・追加は有料)必要がある。
水は500ml無料、それ以上は500ml、100円で購入できる。小屋前に募金箱があったので大枚?円を寄付する。
[2008-10-04] 塩見小屋→塩見岳・蝙蝠岳→鳥倉林道ゲート
明け始める ⇒
暗い岩場を登る ⇒
山頂のご来光 ⇒
塩見岳にて ⇒
最高峰を望む ⇒
最高峰の東峰にて ⇒
荒川岳・小河内岳 ⇒
間ノ岳・農鳥岳 ⇒
塩見岳から北俣岳へ ⇒
北俣岳の岩稜帯 ⇒
北俣岳から蝙蝠岳へ ⇒
蝙蝠岳にて ⇒
蝙蝠岳からの荒川岳 ⇒
蝙蝠岳からの笊ヶ岳 ⇒
蝙蝠岳から塩見岳へ戻る ⇒
塩見岳直下を登る ⇒
塩見岳に帰着 ⇒
塩見小屋(右上)へ下る ⇒
権右衛門山を前方に下る ⇒
本谷山へ向かう ⇒
本谷山の山頂 ⇒
本谷山から三伏山へ ⇒
三伏山の山頂と三伏小屋 ⇒
三伏山からの塩見岳 ⇒
三伏小屋に到着 ⇒
豊口山コース登山口に帰着 ⇒
かじかの湯 ⇒
夜中の3時、4人組がご来光を見に一番で出かける。早すぎるのでは?
我々は4時30分過ぎに出発する。暗いので、自然とゆっくりになり、時間がかかる。
標高差約300mを約1時間かかって、山頂に着く。太陽が雲海から顔を出す直前であった。
先発した人たちがカメラを構えて今か今かと待っていた。時間からすると1時間30分待ち?ご苦労さまです。
山頂でご来光、最高峰の東峰に移動し暫し休息。朝日を浴びる山並を見ながら腹ごしらえをする。
目的地の蝙蝠岳ルートを確認する。北俣岳から先、大きなアップダウンはない。ただ長いだけである。
塩見岳を下り、北俣岳の熊ノ平分岐付近に荷物をデポする。
北俣岳の岩稜帯は大したことはないが、疲れが残っているので、ツマズキに注意して慎重に通過する。
北俣岳から蝙蝠岳との鞍部まで多少アップダウンがあるのみで、概ね展望のいい緩やかな下りである。
鞍部付近は雑木、ハイマツ帯となり、一部歩きづらい所がある。
ここを通過し、登って行けば再び展望がよくなり、三角点の設置された蝙蝠岳に着く。
塩見岳、荒川岳、広河内岳〜黒河内岳、遠く笊ヶ岳の大展望台である。
しかし、標高は2864mあるが、もっと高い山に囲まれているので、やや物足りなさを感じる。
下山開始!と言っても蝙蝠岳の下り以外、塩見岳に戻るまで概ね登りである。
ゆったりした登りであるので、来るときと同じ所要時間で塩見岳に戻る。途中、誰とも会わなかった。
塩見岳からの下りは急で、楽である。塩見小屋を通過、一気に最低鞍部まで下る。
ここから、三伏峠まで本谷山、三伏山を越えなくてはならない。しかし、きつい登りがないので助かる。
すれ違った方は20名以上、今日の塩見小屋は満員?
展望のいい三伏山で暫し休息、三伏峠を通過し、豊口山コース登山口へ向って早足に下る。
5組程の方を追い越す。我々を水場で追い越していった単独の方も。日帰り?疲れたようである。
15:30登山口に着く。約30分かかり林道ゲートに帰着。車は2列、20台ほどになっていた。
渓流釣りの方が帰り支度をしていた。釣る所は?こんな谷の深いところで・・・
対向車もなく、スイスイ林道を下り、松川ICから三遠南信道路の天竜峡ICで出て国151を南下する。
阿南町の「ゆうゆ〜らんど阿南・かじかの湯」で、花火を見ながら2時間近く入浴する。
ここから2時間かかって、自宅に着くが、疲れていると運転も長く感じる。
豊根の道の駅「グリーンポート宮嶋」の先で、前方を走る車がタヌキを轢いてしまうのを目撃する。
山道は獣がいるので、運転に注意しなくては! 大丈夫だったかな? あのタヌキは・・・
- 一言
南アルプスのほぼ中心部、山の大きさ、深さを味わうことが出来た。