焼山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2008年5月3日
- 移動
2008-05-02 移動
自宅→津具→飯田山本IC→糸魚川→笹倉温泉→[ゆのかわうちキャンプ場]泊
2008-05-03 焼山
ゆのかわうちキャンプ場→糸魚川→道の駅「小谷」深山の湯→信濃大町→[扇沢]泊
2008-05-04 帰宅
扇沢→信濃大町→豊科IC→飯田山本IC→治部坂高原「宿り木の湯」→津具→自宅
- 登山行程
7:30 ゆのかわうちキャンプ場(4:45)→アマナ平→北面台地→潅木帯上部→火口淵→(12:15)焼山
3:30 焼山(12:45)→火口淵→潅木帯上部→北面台地→アマナ平→(16:15)ゆのかわうちキャンプ場
- 詳細
ゆのかわうちキャンプ場 ⇒
林道分岐 ⇒
雪の林道 ⇒
林道から焼山を望む ⇒
林道からの昼闇山 ⇒
アマナ平分岐 ⇒
アマナ平 ⇒
北面台地への登り ⇒
北面台地に到着 ⇒
北面台地を行く ⇒
北面台地からの火打山 ⇒
北面台地から右へ登る ⇒
山頂と雪の亀裂 ⇒
遠く青海黒姫山を望む ⇒
潅木帯上部へ急斜面の登り ⇒
急斜面を登る ⇒
火口淵へマダマダ続く登り ⇒
岩の上で警戒する雷鳥 ⇒
火口淵直下を登る ⇒
火口淵からの山頂 ⇒
火口淵から山頂へ ⇒
焼山にて ⇒
登山口方向 ⇒
三角点と火打山 ⇒
煙が僅かに出る噴火口 ⇒
火打山と妙高山 ⇒
笹ヶ峰、黒姫山、高妻山 ⇒
金山への稜線 ⇒
下山開始 ⇒
慎重に急斜面を下る ⇒
10連休前半は男鹿岳、女峰山を登る。一旦帰宅して休息、後半は焼山、立山に行く予定である。
5月2日、17時の天気予報を確認し出発する。夜10時30分に、登山口の「ゆのかわうちキャンプ場」に着く。
3台の車が止まっていた。
翌日5時少し前に出発する。橋を渡ると左へ火打山川砂防ダム200m、右へ焼山川砂防ダム300mの標識がある。
左の火打山川砂防ダムから雪が現れる。ツヅラ折れの林道を暫く登って行くと時々前方に焼山が見え出す。
いつしか林道は焼山川へ下って行く。どこで間違えた?林道が下り始める所まで戻ると山スキーヤーの方がいた。
聞くとこちらを登ればいいとアドバイスをいただく。15分ほどロス。
アマナ平に着く手前でも判断に迷うところがあり、登山口からアマナ平に着くまでに2時間30分を要す。
前方、北面台地の先に薄っすらと噴煙をあげる焼山が大きく聳えている。
アマナ平の奥から赤テープをたどって左へ北面台地に登る。短いが傾斜が有り結構きつい。
登りきり進むと広大な北面台地に着く。ここからの雪を纏った火打山、焼山は素晴しい。
目前に山頂があり直ぐにいけそうな気がする。先行していたスキーヤーお二人と前後しながら進む。
北面台地上部からやや右へ傾斜の増した雪面を登る。スキーヤーは疲れからか?ずーっと下のほうになる。
展望はいいが山が大きく、登れど登れど景色が全く変わらない。途中の立ち木を目標にして進む。
しかし時間だけが過ぎてゆくような錯覚に襲われる。
更に傾斜が増し潅木帯に到着する。潅木帯を横切ると小さな沢があり横切るのは不可能?
一人の山スキーヤーが休息中で少しお話をする。この先に山スキーヤーと登山者の2人がいるとのこと。
その方たちは、潅木帯の上部を横切り上に登って行ったとの情報をいただく。
しかしかなりの急傾斜である。落ちたら・・・しかし・・・行くしかない。
キックステップ、杖2本を頼りに慎重にジグザグに登り、潅木帯の上部に着く。
ここから急斜面を斜めにトラバース気味に登り、大岩の右に出るように登って行く。
踊り場まで登り切ると一安心。しかし上を見るとまだまだ急傾斜の雪面が続いている。硫化水素の臭いがする。
雪の下は岩?時々雪を踏み抜きながら登る。ライチョウが我々を警戒して、近くの岩の上でジット見ている。
やっと火口の淵に立つと山頂に人影が見える。
火口を右に回り込み最後の登りにかかる。山頂近くなると雪がなくなり砂礫と岩が混じる斜面となる。
ここで下って来た一人の山スキーヤーとすれ違う。火口淵から滑るとのこと。転倒したら止まらないが・・・
更に山頂で下山しかけのツボ足の登山者と出会う。当日はこの方と我々のみが登山者であった。
聞くと3:30に登山口を出たが、アマナ平への分岐点が分からず1:30ロス、泣きたくなったとのこと。
山頂は360度の大展望、素晴しいの一語。火打山、妙高山、黒姫山、高妻山、雨飾山、北アルプス、鉾ヶ岳等々。
東に行くと二等三角点、その先に地肌が変化した噴煙口があり僅かに煙が出ている。
簡単な昼食をとり来たルートを下山開始。山頂直下で笹ヶ峰から金山、焼山、火打山を縦走中の2人組と出会う。
危険な急斜面を慎重に下り北面台地まで来ると、3組十数名のスキーヤーのテントが張られていた。
この後更に5組程のスキーヤーとすれ違いながら下山する。明日が人出のピークとなるようだ。
道の駅・小谷の「深山の湯」で入浴し、立山に写真を撮りに行くため扇沢で車中泊する。
翌日は朝寝坊。7時台でもすごい人出で、トロリーバスは1時間半待ち。室堂に着くのは昼過ぎ?
諦めて帰ることにする。途中の治部坂高原の「宿り木の湯」で入浴してから帰宅。
- 一言
長い長い標高差1920mに及ぶ苦しい雪の斜面であったが、好天好展望に恵まれ満足感のある山登りとなる。