甲武信ヶ岳・三宝山周辺地図 YAHOO地図 国土地理院
- 登山日 2007年5月20日
- 移動行程
2007-05-19 移動
自宅→浜松西IC→清水IC→身延→増穂IC→須玉IC→野辺山→川上村→[毛木場駐車場]泊
2007-05-20 甲武信ヶ岳→三宝山
毛木場駐車場→川上村→野辺山→須玉IC→増穂IC→身延→清水IC→浜松IC→極楽湯→自宅
- 登山行程
4:00 駐車場(5:00)→大石祇神社→ナメ滝→千曲川源流地標→稜線→(8:20)甲武信ヶ岳(8:50)→(9:30)三宝山
3:30 三宝山(10:00)→武信白岩山→大山→(12:00)十文字峠(12:20)→五里観音→挟霧橋→(13:30)駐車場
- 詳細
毛木場駐車場 ⇒
林道ゲート ⇒
開閉式堰堤 ⇒
大石祇神社 ⇒
林道終点 ⇒
雨宿り岩 ⇒
ナメ滝 ⇒
千曲川源流を行く ⇒
千曲川の橋を渡る ⇒
雪の道となる ⇒
千曲川源流標識 ⇒
稜線へ登る ⇒
稜線に到着 ⇒
甲武信ヶ岳山頂直下 ⇒
甲武信ヶ岳山頂 ⇒
山頂より国師岳方面 ⇒
山頂より富士山 ⇒
山頂より三宝山 ⇒
甲武信ヶ岳から三宝山へ ⇒
三宝山の山頂 ⇒
山頂より甲武信ヶ岳 ⇒
尻岩に到着 ⇒
武信白岩山より三宝山 ⇒
武信白岩山の岩峰 ⇒
武信白岩山の展望所 ⇒
展望所より和名倉・雲取 ⇒
稜線より大山 ⇒
大山の山頂 ⇒
両神山を前方に下る ⇒
十文字峠 ⇒
五里観音 ⇒
挟霧橋 ⇒
駐車場のタクシー案内 ⇒
今回は埼玉県最高峰の三宝山が目的である。
野辺山駅の北から三国峠への道に入り、川上村を過ぎて毛木場駐車場に22時30分に着く。
梓山から先、わずかな区間ダートになるが、ほぼ全線舗装である。
駐車場には5台ほどの車が止まっており、夜中にも数台やって来た様である。
朝起きると、15〜16台程の車になっており、既に皆さん出発の準備をしていた。
我々も急いで仕度をして、ちょうど5時に出発する。
かなり、冷え込んでおり、手袋をしていても、指先が冷えて痛い。
駐車場の奥に林道ゲートがあり、千曲川沿いにこの林道を登ってゆく。
「千曲川源流へ」の標識がアチコチに立っている。
地蔵尊、遭難碑、大石祇神社等を過ぎると、林道終点になり石が2個置かれている。
登山道になっても千曲川沿いにあまり傾斜のない広い道が続く。
水量の調整施設、ナメ滝の横を通るが、ここらあたりも過去は林道であったようだ。
本格的、山道になり暫らくすると残雪が現れ始める。
細った川でアイゼンを洗濯している女性2人連れと挨拶を交わし、先を急ぐ。
千曲川源流の標柱がある所まで来ると、かなりの残雪となる。
ここから沢を離れ、稜線への急傾斜の登りとなる。多くの登山者の足跡が階段状に残っている。
雪は冷え込みで固まっており、一部溶けてアイスバーンとなっている。
アイゼンは用意してあったが、着けずに登る。
途中、5〜6組の方とすれ違うが、いずれもアイゼンは装着していなかった。
千曲川源流の標柱から稜線まで、意外と早く着くことが出来た。
稜線を甲武信ヶ岳に向かう途中から、冷え込みで春霞のかからない、富士山が美しい姿を現す。
日陰には残雪の残る稜線を進み、最後に岩場を登れば甲武信ヶ岳の山頂である。
4名がいた。富士山、国師岳〜金峰山の展望が非常に良い。
快晴であるが、気温が低い上に風が吹きつけ、非常に寒く長居は出来ない。
休息後、今回の目的地である三宝山に向かう。
山頂直下は雪のある急斜面なのでスリップに注意して下る。
下り終わると、三宝山まで、残雪豊富な樹林帯の中を行く。
雪はよく締まっており、踏み抜くことはない。
三宝岩への分岐は気づかずに通りすぎる。標識は雪の下だった?
三宝山の山頂は広く一等三角点が設置されているが、周りは樹林に囲まれ展望はない。
南側のほんの一部が伐採してあり三宝岩、甲武信ヶ岳、富士山が展望出来る。
ここで、早い昼食を取る。誰もいなかったが、後から2組3名が登ってくる。
山頂を後にして尻岩へ下る。ここから武信白岩岳に登り返すがキツイ。
武信白岩岳の山頂付近に来ると岩稜帯となり三宝山の展望が良くなる。
最高点の岩峰は登山禁止で×印とロープが張られていた。
樹林の中の岩稜帯を進み、奥秩父の絶好の展望所を通過、丸山に着くと大展望が待っている。
武信白岩岳から三宝山への稜線、両神山など武州の山々等が一望に出来る。
岩場は丸山の先まで続くので注意して下る。
三宝山から十文字峠まで、すれ違った人は1名のみだが、十文字峠に来ると途端に人が多くなる。
少し休憩した後、峠から下ってゆくと、かなりの人とすれ違う。十文字峠までのハイカーだろうか?
毛木場の駐車場に帰着すると、ほぼ満車の状態でバスも3台止まっていた。
帰りの川上村は野辺山高原100Kmウルトラマラソンの最中で競技者に気をつけて運転をした。
途中、清水で混んでいただけで、浜松まで4時間強、夜よりも早く着くことが出来た。
*2300m以上に残雪があり、踏み抜いた跡がいたる所にあった。
暖かい日に来たら、グチャグチャの雪とあいまって大変だろうと思われる。
甲武信ヶ岳から千曲川源流へ下りて来る登山者が意外に多い。
- 一言
十文字峠のコースは変化があり面白いが、アップダウンがあり、その分時間がかかる。