東北百名山

北股岳 (キタマタダケ) 2024.8m


  • 北股岳周辺地図    国土地理院



  • 登山日      2022年6月18日

  • 移動行程     全走行距離 1320Km

    2022-06-17   出発・移動

    自宅→浜松西IC→海老名JCT→長岡JCT→荒川胎内IC→小国→天狗平(飯豊山荘)P泊

    2022-06-18   

    天狗平[北股岳]→小国→[道の駅:関川]入浴→[道の駅:加治川]泊

    2022-06-19   移動・帰宅

    道の駅→中之島見附IC→上越JCT→双葉JCT→清水JCT→浜松西IC→自宅

  • 登山行程 全行程=14:30

    8:00 天狗平(4:30)→(5:05)堰堤(-)→(7:10)石転沢出合(7:20)→(11:20)池(11:30)→(12:30)北股岳

    5:40 北股岳(13:20)→(13:50)小屋(14:10)→(15:50)石転沢出合(16:00)→遊歩道→(19:00)天狗平

  • 詳細

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    天狗平ゲート駐車場 ⇒
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    登山届出所前通過しゲートへ ⇒
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    温身平セラピーロードを行く ⇒
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    十字路で右折 ⇒
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    温身平展望所からの飯豊連峰 ⇒
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    梅花皮沢左岸を行く ⇒
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    車道終点の砂防堰堤広場 ⇒
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    梅花皮沢左岸登山道を行く ⇒
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    苔・夏草が茂る道 ⇒
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    左岸登山道を行く ⇒
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    つぶて石付近の展望 ⇒
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    うまい水:地中濾過水 ⇒
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    高巻を行く ⇒
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    ある時は河原草木道を行く ⇒
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    又、ある時は河原岩ゴロ道を行く ⇒
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    キクザイチゲ ⇒
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    最初の雪渓はのれない ⇒
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    1回目の雪渓横断 ⇒
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    高巻時の花 ⇒
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    2回目の雪渓:雪渓登りが始まる ⇒
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    石転び出合:左が石転び沢、右が門内沢 ⇒
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    右の門内沢に入る ⇒
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    でと門内沢を右手に ⇒
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    大高地山方面をバックに登る ⇒
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    ウロコのような雪渓斜面 ⇒
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    広い雪渓を登る ⇒
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    落石が点々と出てくる ⇒
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    マダ積雪は10m以上ある ⇒
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    押し出し土砂のたまり場通過 ⇒
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    雪解けが進むと岩が流れ下る ⇒
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    所々、クレバス発生 ⇒
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    次第に傾斜がきつくなる ⇒
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    休みながら一歩ずつ ⇒
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    あの浮島まで行って休もう ⇒
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    浮島で休憩 ⇒
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    かなりの急傾斜になる ⇒
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    ギルダ池を目指してトラバース気味に ⇒
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    ギルダ池直下の緩斜面に着く ⇒
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    ギルダ池で休息後出発 ⇒
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    シラネアオイが間もなく開花 ⇒
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    花咲く1880Pを越える ⇒
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    門内岳西尾根:二ツ峰方面 ⇒
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    1880Pから鞍部1840へ下る ⇒
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    シナノキンバイ ⇒
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    鞍部1840から北股岳へ(コイワカガミ) ⇒
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    門内岳を振り返る ⇒
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    北股岳の山頂が一瞬見える ⇒
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    ハクサンイチイゲ群生(門内岳西尾根) ⇒
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    ヤマザクラ ⇒
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    北股岳に着く ⇒
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    北股岳にて ⇒
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    ガスる門内岳方面 ⇒
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    北股岳を去る ⇒
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    夏道不明、笹藪漕ぎで梅花皮小屋へ ⇒
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    夏道に出る ⇒
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    コイワカガミ群生 ⇒
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    ハクサンイチイゲと二王子岳 ⇒
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    梅花皮小屋に着く ⇒
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    梅花皮小屋を出発 ⇒
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    北股沢を下り始める ⇒
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    北股沢雪渓を下る ⇒
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    北股沢、石転び合流付近を下る ⇒
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    石転び出合に下る ⇒
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    石転び出合からの晴れた稜線 ⇒
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    雪渓から夏道へ ⇒
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    うまい水で休息 ⇒
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    砂防堰堤に帰って来る ⇒
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    はなれ山遊歩道を歩く ⇒
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    登山口ゲートに帰着 ⇒
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    車は入れ替わったが多い ⇒

    2015-04-18、飛騨の御前岳を登って以来、久しぶりの雪山登山だ。
    清水、海老名JCTを通過する大ポカミス、時間と金をロスしてしまう。
    自宅10:30発、天狗平のゲート駐車場着21:00。

    飯豊山荘側に3台、ゲート駐車場に5台の車が止まっていた。
    朝4:00に起きると、ズラリと車が並んで満車状態となる。
    路上、縦列駐車も始まっている。

    気の早い連中は4:00前に出発、我々は完全に夜が明けた4:30に出発する。
    森林浴、温身平(ヌクミダイラ)セラピーロードを暫く歩き展望台に着く。
    沢筋に多くの残雪が残り、雲がかかる飯豊連峰を眺めたのち、更に奥に進む。
    車道の終点が砂防堰堤、梅花皮(カイラギ)小屋の小屋番?軽1台が止まっている。

    砂防堰堤から先、梅花皮沢の左岸道をアップダウンしながら登って行く。
    途中、河原に2回出て、雪渓を1回多少歩く。
    2回目の雪渓、石転び沢出合の少し手前で本格的な雪渓歩きが始まる。
    *春先であれば、1つ目の河原に出た所から、雪渓を歩けるのであろう。

    ツボ足で石転び出合まで歩く。
    ゲートから石転び出合までは約5Km、アップダウンがあるのでケッコウ疲れる。
    標高差は850m-405m=445mだがアップダウン200mを加えると650mだ。
    小さな山を登ったことになる。

    ココからが本番、10本爪アイゼンを装着、右の門内沢の雪渓に向かう。
    石転び沢出合850mから稜線のギルダ池1860mまでは、標高差1000mの雪渓登り。
    最初は緩いが、次第に傾斜がきつくなる。
    今日、この沢に取付く登山者はいないようだ。
    気温上昇と共に、雪渓上に止まっていた落石が流れ落ちてくる。

    門内沢源流、標高1450mあたりから、点々と沢が幾筋かに分かれる。
    門内岳へも直登出来そうだが、所々で傾斜のキツイ壁がある様に見える。
    疲れが出て足が攣り始めている、よじ登るのは無理だ。
    標高1600m辺りから、左にトラバース気味に登って行く。
    ヤット登り切った!、息を弾ませギルダ原のギルダ池に着く。

    アイゼンを外し、雲であまり展望の無い稜線を南下し、北股岳に向かう。
    花はアチコチで群生している。
    シラネアオイ、ハクサンイチゲ、イワカガミ、シナノキンバイ、ヤマザクラ。
    ヤヤ強い風が心地よい。

    北股岳の山頂はヤヤ広く、鳥居と石社、三等三角点が設置されている。
    残念ながら雲で殆ど展望がない。
    風が強いので、梅花皮小屋に下ってから昼食とする。

    途中から雪で夏道が消えていて、右往左往する。
    ガスで先が見通せない雪斜面の下りは危険だ。
    崖に踏み込み、雪を踏み抜いたら北股沢に転落、数百メートルは落ちる。
    安全策、笹を漕いで下り始めると、ガスがとれ小屋が見える。
    そして夏道に出る、思わぬアルバイトをしてしまった。

    小屋前には小屋泊り客、テント泊客がおり、小屋内を含める10数人が泊まるようだ。
    時は13:50、予定では最遅13:30ここを出発予定、遅い!
    急いで空腹を満たし下山にかかる。

    石転び出合までは標高差1000m、眼下に見えている。
    足はヨレヨレ、下れど下れどナカナカ着かない。
    ついに足がもつれ転倒、滑落、直ぐにピッケルで止める。
    石転び出合を過ぎ、夏道に上がる所でアイゼンを外す。

    ここからゲート迄も、じつに永く感じる。
    途中の沢もどきでアイゼンを洗ったが、滑ってヒックリ返り、指を怪我する。
    また、下り坂で滑ってシリモチをついたり。
    近道と思って入った「はなれ山遊歩道」は山道、遠回りだったようだ?

    何度か休息したので、駐車場着はナント19:00になってしまう。
    車は入れ替わっていたが、多少奥に空きがあるのみ。
    飯豊山荘側駐車場の車を入れると、30台ほど止まっていた。

    もう一つ、栂峰を登りたかった。
    しかし、4日後、2022-06-22にCTと血液検査がある。
    無理すると値が悪化、かなり疲れてもいるし、帰ることにする。
    飯豊山荘で入浴と思っていたが、19:30に近い、今からではダメだろう。

    道の駅関川併設の温泉施設「桂の関温泉 ゆ〜む」に行って入浴する。
    営業終了は21:30、1時間強ほど入浴できる。
    胎内に出て、道の駅を求めて国7を南下、道の駅加治川で泊まる。

    翌日は更に一般道を南下、燕三条の南で家までのガソリンを給油する。
    高速道路の単価は186円/L、下は158円/L、28円/Lも違う。
    その先の中之島見附ICで高速に乗る。
    順調に上越、岡谷、双葉、清水JCTと走り帰宅する。