関東百名山

日留賀岳 (ヒルガタケ) 1848.9m


     日留賀岳周辺地図      国土地理院

     

     小山宅への経路
     

  • 登山日          2021年8月27日

  • 移動行程        全走行距離 1285Km

     2021-08-26     出発・移動

      舞阪自宅→浜松西IC→海老名JCT→鶴ヶ島JCT→久喜白岡JCT→西那須野塩原IC→道の駅[湯の香しおばら]泊

     2021-08-27     日留賀岳

      道の駅→白戸集落:小山宅P[日留賀岳]→[塩原温泉華の湯]入浴→国400/121→大内宿→[大内登山口]泊

     2021-08-28     小野岳

      大内登山口[小野岳]→県131・346/下郷町→国400/昭和村→大辺峠→[宮下温泉栄光館]入浴→大沢登山口P

     2021-08-29     志津倉山、蒲生岳

      登山口P[志津倉山]→大辺峠→国400/金山→只見蒲生駅[小野岳]→国289[深沢温泉季の里]入浴→[国401路肩]泊

     2021-08-30     三岩岳

      国401路肩[三岩岳]→[小豆温泉窓明の湯]入浴→檜枝岐→国352奥只見樹海ライン→小出:道の駅[ゆのたに]泊

     2021-08-31     移動・帰宅

      道の駅→小出IC→海老名JCT→浜松西IC→舞阪自宅

  • 登山行程

      4:40  小山宅P(6:20)→送電鉄塔→(7:30)林道終点(-)→(9:30)二つの鳥居(-)→(11:00)日留賀岳

      3:10  日留賀岳(11:30)→(12:30)二つの鳥居(-)→(13:40)林道終点(-)→送電鉄塔→(14:40)小山宅P

  • 詳細

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    登山口の小山宅前からの高原山 ⇒
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    小山宅駐車場を出発 ⇒
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    小山宅登山記帳所で登山届を出す ⇒
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    小山宅の裏に回り鳥居を潜る ⇒
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    尾根出合1に出て左折 ⇒
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    末端尾根を登る ⇒
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    日留賀岳神社改築記念碑を見る ⇒
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    急登になる ⇒
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    送電鉄塔の下を潜る ⇒
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    直ぐ先が林道出合:比津羅山の取付点がある ⇒
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    一部で落石、小岩ゴロの林道を行く ⇒
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    車は、かろうじて?無理? ⇒
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    林道終点から登山道へ ⇒
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    比津羅山の基部を北へ回り込む ⇒
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    広い比津羅山の北鞍部を行く ⇒
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    方向転換点から尾根へ向かう ⇒
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    尾根出合2に向かって登る ⇒
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    尾根出合2に着く ⇒
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    キツイ尾根の登りが続く ⇒
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    1450付近から勾配が緩やかに ⇒
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    1510P付近を登る ⇒
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    標高点1514小ピークを行く ⇒
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    標高点1514ピークを下り二連の鳥居を潜る ⇒
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    1514Pを過ぎると樹間に山頂が見え始める ⇒
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    赤い実を付けたガマズミ ⇒
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    シャクナゲ、雑木、低笹の尾根道を進む ⇒
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    急坂途中で金属製の小さな鳥居を見る ⇒
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    奇木の下を潜る ⇒
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    連続する奇木、前方の山頂目指して ⇒
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    ガマズミなどの雑木のトンネルに入る ⇒
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    1700m付近の急尾根を登る ⇒
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    ハクサンフウロのミツを吸うミツバチ ⇒
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    1800m付近、高原山と眼下の蛇尾川ダム湖 ⇒
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    オトギリソウが点々と咲く ⇒
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    山頂部に着き奥へ ⇒
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    日留賀岳の山頂に着く ⇒
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    山頂北東展望:男鹿岳、鹿又岳、大佐飛山 ⇒
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    山頂南展望:雲のかかる高原山 ⇒
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    日留賀岳にて ⇒
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    今日の抗がん食:昆布おにぎり+納豆 ⇒
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    山頂に咲く花:オヤマリンドウ ⇒
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    山頂に咲く花:アキノキリンソウ ⇒
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    二等三角点と日留賀嶽神社 ⇒
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    日留賀岳の山頂を去る ⇒
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    大佐飛山の南尾根を前方に下る ⇒
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    高原山を前方に下る ⇒
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    二連の鳥居を潜る ⇒
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    林道終点に戻る ⇒
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    林道カーブで送電鉄塔へ ⇒
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    登山口の小山宅が見えてくる ⇒
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    小山宅の記帳所を通過、駐車場へ ⇒
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    塩原温泉:華の湯で入浴 ⇒

    前日、昼前に舞阪を出発、浜松西〜圏央道の青梅ICまでは順調であったが圏央鶴ヶ島IC付近でトラック事故。
    先はノロノロで時間を大幅ロス、挙句に狭山日高ICで出されてしまう。
    鶴ヶ島ICで再び高速道路に入り西那須野塩原ICに着く。
    モウ夕闇が迫っている。登山口付近を偵察するつもりであったが、これでは無理だ。
    道の駅[湯の香(ユノカ)しおばら]前で給油し、数台の泊り客のいる道の駅で泊る。

    旧道の塩原温泉街を抜け木の葉石入口方向に右折、橋を渡って左折、白戸方面に道なりに上がって行く。
    右手に農地が広がる道を行くと古ぼけた小さな日留賀岳の道標を見る。
    更に行くとモウ一つ道標が現れる。ここを矢印に従がって右折し進むとT字路、左折すると終点の小山宅に着く。
    左の作業広場に車を止めるように指示道標がある。

    小山宅は高原野菜生産農家、作業場で出荷用の大根を洗っていたご夫妻に挨拶、記帳所で登山者名簿に記帳する。
    裏手に回り鳥居を潜る。ここが白戸の日留賀岳登山口、竹林を抜け緩やかに登って行くと尾根出合1に着く。
    ここを左折し末端尾根を登って行くと日留賀岳神社改築記念碑が建っている。

    ここから送電鉄塔のある林道出合まではヤヤ急登、ジグザグに登って行く。
    出た送電鉄塔は全く展望がない。この直ぐ先で林道に出る。比津羅山(ヒヅラヤマ)の取付点がある。
    先は長い、比津羅山はパス、このダートの林道を暫く奥に歩く。
    全体的に状態は良いが流土で石ゴロ、岩石の押し出しもある。

    林道終点から山道に入り比津羅山の北の1025鞍部に出る。付近は広いうねりの斜面だ。
    こちら側からの比津羅山への道は分かりづらく、倒木などもある。
    奥に進むと方向転換点になり、右手の尾根出合2に向かう。

    尾根出合2からは急登の連続、気温が上昇してくる。汗が服の中を流れ落ちるのが分かる。
    日が差さない樹林帯の中、風も僅かにあり助かる。順調に高度を稼ぎ標高点1514に着く。
    このピークを少し下ると木組みの連続する二つの鳥居が現れ潜って通過する。
    1510Pから先、山頂の山塊が樹間に見えるようになる。

    1475小鞍部に下って登り返す。緩やかな登りと急な登りが交互に出てくる。
    赤い実をつけたガマズミ、シャクナゲなどの灌木が生えた雑木帯の中を登って行く。
    金属製の鳥居を見、連続する奇木を過ぎ、再び雑木の林を抜けると山頂は近い。
    来た方向の展望が開ける。高原山の山頂に雲がかかっている。眼下に蛇尾川ダム(サビガワダム)の湖が見える。

    着いた山頂には、立派な石作りの日留賀岳神社、二等三角点の設置されている。
    雲が多くどんよりしているが近くの山は望める。北東側には男鹿(オガ)山塊が見える。
    日本三百名山の男鹿岳(オジカダケ・オガダケ)、大佐飛山(オオサビヤマ)、手前に塩那スカイラインの通る鹿又山が。
    南には日本三百名山の高原山が。西の七ヶ岳(ナナツガタケ)は雲で見えない。
    晴れていれば磐梯山、西会津、日光方面の山々も見えるのであろう。
    月並みなオヤマリンドウ、アキノキリンソウが咲いている。

    登って来た長い道のりを、大汗をかきながら戻る。近くの日帰り湯、塩原温泉「華の湯」で入浴する。
    現在はコロナ禍で最長1.5時間の制限があるが、今日は空いていて時間は無制限でいいとのこと。
    他の客は30〜40分で出て行くが、2時間近く浸かり痛くなった足の裏を入念にリハビリする。

    明日は小野岳を登る予定。
    入浴後、国400会津街道、国121日光街道を北上、会津西街道・会津下郷町(シモゴウマチ)の大内宿に向かう。

  • 一言

    標高差1170+α≒1200m、なかなかキツイ、静かな里山であった。