関東百名山

奥多摩 蕎麦粒山 1472.8m


     蕎麦粒山 周辺地図      国土地理院

     

  • 登山日          2021年8月7日

  • 移動行程        全走行距離 621Km

     2021-08-04     出発・移動

      自宅→浜松西IC→新御殿場IC→須走IC→大月IC→国139→奥多摩湖:峰谷橋→[奥集落登山口]泊

     2021-08-05     鷹ノ巣山

      奥集落登山口[鷹ノ巣山往復]→蕎麦粒山登山口偵察→[もえぎの湯]入浴→[日原倉沢林道ゲート]泊

     2021-08-06     蕎麦粒山

      日原倉沢ゲート[蕎麦粒山]→青梅→あきる野IC→海老名JCT→浜松西IC→自宅

  • 登山行程

      5:00  倉沢林道ゲート(5:40)→(6:10)登山口(-)→(鳥屋戸尾根)→(8:50)笙ノ岩山(9:00)→(10:40)蕎麦粒山

      2:40  蕎麦粒山(11:20)→(12:05)棒杭尾根の頭(-)→(13:00)棒杭尾根取付(-)→(14:00)倉沢林道ゲート

  • 詳細

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    倉沢林道ゲート前駐車地を出発、県204へ ⇒
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    県204倉沢橋を渡って駐車地入口を振り返る ⇒
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    日原川沿いに県204、日原鍾乳洞線を歩く ⇒
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    川苔林道ゲートを入る ⇒
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    蕎麦粒山の鳥屋戸尾根の取付点、登山口を入る ⇒
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    尾根に向かって杉の植林帯を登る ⇒
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    尾根直下まで急な登りだ ⇒
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    尾根に出て登る ⇒
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    炭焼穴?窪みを通過する ⇒
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    広い尾根を登る ⇒
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    ヤット平坦地を行くようになる ⇒
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    と思ったら再びキツイ斜面になる ⇒
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    雑木の尾根道に変わる ⇒
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    岩の壁と枯木、雑木の斜面を抜ける ⇒
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    緑豊かな尾根道を行く ⇒
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    再び杉の植林地帯、急登になる ⇒
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    笙之岩山に到着 ⇒
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    1290P手前展望地:本仁田山(手前)、大岳山〜御前山 ⇒
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    位置を変えると三頭山の左に富士山が見える ⇒
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    1290Pを通過 ⇒
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    小コブ1270を巻いて鞍部へ ⇒
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    小ピーク標高点1268Pに登り返す ⇒
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    鞍部に下って1250コブへ ⇒
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    1250コブからはズット緩やかな登りだ ⇒
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    防火帯、幅広平坦尾根道 ⇒
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    防火帯、幅広ヤヤ勾配のある道 ⇒
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    山頂直下の蕎麦粒山の巻道を横切る ⇒
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    岩ゴロ道を登る ⇒
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    岩転がる山頂に到着 ⇒
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    東に連なる尾根道と川苔山、右奥は大岳山 ⇒
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    蕎麦粒山の山頂にて ⇒
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    今日の昼食です、これに自家製トマト ⇒
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    山頂を去る ⇒
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    緩やかな稜線尾根を西進する ⇒
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    仙元峠東鞍部分岐を通過 ⇒
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    仙元峠ピークは南側巻道を通過 ⇒
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    仙元峠西鞍部分岐を通過 ⇒
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    次の小ピークも南側を巻き鞍部に出る ⇒
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    平坦鞍部を行く ⇒
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    更に次のピークも南側を巻く ⇒
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    棒杭尾根の頭の直下分岐を目指して登る ⇒
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    分岐から棒杭尾根に入る ⇒
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    分岐にある注意ラミプレ、無視して下る ⇒
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    巨木生える棒杭尾根を下る ⇒
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    六ッ石山、鷹ノ巣山遠望 ⇒
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    綺麗な尾根道を下る ⇒
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    末端はアセビ、ミヤマシキミ等が生える痩せ尾根となる ⇒
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    尾根から倉沢谷に向かって急坂を下る ⇒
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    倉沢谷の苔むした林道(跡)に下る ⇒
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    沢に架かる地蔵橋を渡り左岸へ ⇒
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    土砂押し出しを越えて行く ⇒
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    右手樹間に国地院地図に記載の小滝を見る ⇒
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    滝のすぐ下流にある魚留橋を渡り右岸へ ⇒
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    少し下ると路体崩壊地、壁際を通過する ⇒
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    壁際を通過した先の状態 ⇒
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    倉沢谷の巨岩を利用した堰堤を見る(鍾乳洞付近) ⇒
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    水が得られる倉沢谷に流れ込む枝沢 ⇒
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    水が滴り落ちる巨岩を見る ⇒
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    八幡橋と枝沢の滝 ⇒
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    水が滴る苔壁 ⇒
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    倉沢谷には作業者、ツアー沢登り客が入っている ⇒
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    倉沢林道ゲートに帰着

    倉沢谷の入口林道ゲート前で車中泊し、翌日の5:40に出発、県道を歩き6:10に川苔山入口の林道ゲートに着く。
    ゲートを入ってすぐ先のカーブに蕎麦粒山の鳥屋戸尾根取付点、登山口がある。小さな道標が設置されている。

    先ず標高点509の尾根まで標高差90m、急勾配の杉の植林帯の斜面を登る。
    この尾根に出て杉の植林帯、ある時は雑木帯の中の道を笙之岩山(ショウノイワヤマ)1255mを目指して登る。
    登山口からだと標高差820m、アップダウンの全く無い直線的な登りでキツク、長く感じる。

    着いた笙之岩山の山頂は三等三角点の設置されたナダラカナ小広場、雑木で囲まれ展望は全くない。
    笙之岩山と蕎麦粒山1473の標高差は218mと小さい。アップダウンしながらの登りで+αのオマケ付き、距離もある。
    820mの登りの後、疲れの出た体、気温の上昇もありキツイ。しかし笙之岩山までとは違い割と楽に登れる。

    笙之岩山の先、1290Pへの登り返しで南が開けた展望地がある。
    ここから川苔山・本仁田山、大岳山、御前山、三頭山、チョコンと富士山が望める。
    ここ以外に蕎麦粒山の山頂まで展望らしい展望はない。あるのは植林帯と雑木帯、緑深き尾根歩きだ。
    感じるのは山がヤヤ大きく、深いことだ。

    蕎麦粒山の山頂直下で蕎麦粒山の巻道を横切る。
    ここの道標に登って来た「鳥屋戸尾根は悪路、通行しないで下さい。」とのプレートが掛かっている。
    悪路とは?そんな感じではなかったが・・・向かう蕎麦粒山への道にも同じ趣旨のプレートが掛かっている。
    蕎麦粒山への道はヤヤ岩尾根に変わる程度、悪路でも何でもない。
    ハイヒールで歩く人、トレランですっ飛ばす人への警告かな?

    暑い、疲れた。重い足取りで山頂に着く。岩に座ろうとすると・・・足に違和感、攣ってしまう。
    こりゃいかん、まだ先は長い。湿布薬を塗り塩分90%、ミネラル分多い塩をナメ、ポカリ水を飲む。
    三等三角点の設置された小岩ゴロの蕎麦粒山の山頂は日当たりがいい。
    大汗を拭いたタオルを干す、濡れたシャツをお日様に当てるとミルミル、直ぐ乾く。
    山頂から東に防火帯が延びていて木が払われ展望が少しある。川苔山が正面に大きく、右に大岳山が望める。

    下山は棒杭尾根の頭から棒杭尾根を下る予定、途中に三つある小ピークを全て南側から巻く。
    棒杭尾根の頭も巻道を行き下る分岐に着く。ここにも通行注意喚起のプレートが掛かっている。
    地図、写真付きで「倉沢林道、台風被災で通行できません。」とある。
    通行できなかったら沢を下ろう、と無視して下る。

    棒杭尾根は倉沢谷の林道まで短く急斜面だが道はシッカリついている。迷うところはない。
    樹林帯の中を一気に下る感じ、下りだが午後になり気温が上昇、無風、再び汗が噴き出る。
    尾根の末端に来るとアセビ、ミヤマシキミ等が生える痩せ尾根となる。

    倉沢分岐で尾根から外れ、道なりに下り、苔むした倉沢谷の右岸、林道終点に下り立つ。
    地蔵橋を渡ると先は土砂の押し出し、枝沢部で道が流出している。
    横切って下って行くと右手の樹間に倉沢谷本流にある小滝を見る。その直ぐ先で通行止めの魚留橋を渡る。

    魚留橋の先で林道が流出している。ここが通行止めの箇所だ。でも壁側を難なく通行できる。
    ここから暫くは車ではキツイ荒れた林道を歩く。水場に出来る所が点々とある。水滴り岩で水を胃袋に納める。
    滝のある八幡橋付近からは道の状態はよくなり、作業車も入っている。チェーンソウの音が聞こえてくる。

    帰着、倉沢林道ゲートで着替えをしているとマイクロバスが2台、ゲートを開けて入って行く。
    お客さんを満載、なんだろう?帰って調べる。ツアー、観光沢登りのようだ。

    帰りは青梅に出て、日の出ICに向かう。途中で給油したかったが全くガソリンスタンドがない。
    あきる野IC手前には連続してガソリンスタンドがある。差は数円だが一番高い店で給油してしまう。
    海老名JCT手前は10Kmの渋滞、止まってはノロノロ、時間がかかる。問題は川崎、横浜方面の車が多いことだ。
    いつも思うが浜松方面はスムーズに行かせて欲しいね。分岐の構造が悪い!設計ミスだね。