関東百名山・花の百名山

アヤメ平 1970m → 富士見峠 → 尾瀬沼(大江湿原) 1660m


     アヤメ平周辺地図      国土地理院

    

  • 登山日          2021年7月19日

  • 移動行程        全走行距離 1043Km

     2021-07-17     出発・移動

      自宅→浜松西IC/15:30→沼田IC→21:00/尾瀬戸倉[第1駐車場]泊

     2021-07-18     尾瀬笠ヶ岳

        尾瀬戸倉→ 〜▲〜 鳩待峠→尾瀬戸倉

     2021-07-19     アヤメ平〜白尾山〜尾瀬沼〜大江湿原

      尾瀬戸倉→鳩待峠 〜▲〜 一ノ瀬休息所→大清水→尾瀬戸倉→道の駅白沢[望郷の湯]入浴
      →[吹割の滝]→沼田IC→藤岡IC→県23・国462→道の駅上州おにし泊

     2021-07-20     西御荷鉾山、赤久名縄山

      上州おにし→御荷鉾スーパー林道 〜▲〜 →法久→上野村/野栗沢→[大山・天丸山登山口]泊

     2021-07-21     大山〜倉門山〜天丸山〜帳付山&移動・帰宅

      登山口 〜▲〜 15:30→国299→秩父→皆野寄居バイパス→花園IC→浜松西IC→21:40自宅

  • 登山行程

      3:40  鳩待峠(5:20)→横田代→(7:30)アヤメ平(7:45)→(8:10)富士見峠(8:20)→(9:00)白尾山

      3:20  白尾山(9:10)→(10:30)皿伏山(-)→(11:30)大清水平(11:50)→尾瀬沼出合→(12:30)三平峠下(尾瀬沼山荘)

      2:10  三平峠下(12:30)→長蔵小屋→(13:00)大江湿原(13:20)→三平峠下→(14:00)三平峠(-)→(14:40)一ノ瀬休息所
  • 詳細

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    鳩待峠を出発:小屋の間を通る ⇒
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    根張りの緩やかな尾根道を登る ⇒
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    背丈以上の笹の道を行く ⇒
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    富士見峠まで5.1Km、先は長い ⇒
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    富士見峠まで4.0Km、1.1Km進んだ ⇒
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    最初の湿原、横田代を行く ⇒
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    ビッシリ生えるモウセンゴケ ⇒
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    点々と咲くサワラン ⇒
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    横田代の東端から振り返る:至仏山 ⇒
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    横田代の先の小ピークの休息所を行く ⇒
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    休息所付近左:景鶴山、奥は平ヶ岳、左端は越後三山 ⇒
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    中原山の山頂手前を行く ⇒
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    中原山の右:小湿原と武尊山、手前は大行山 ⇒
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    中原山の山頂標識と三等三角点 ⇒
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    右前方にアヤメ平の峰が見えてくる ⇒
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    アヤメ平の西入口を入る ⇒
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    オトギリソウ ⇒
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    アヤメ平と向かう白尾山、荷鞍山と東の山並み ⇒
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    燧ヶ岳を前方にアヤメ平を行く ⇒
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    池塘の際にアヤメが一輪 ⇒
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    アヤメ平は池塘が多い、奥は越後三山 ⇒
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    タテヤマリンドウ ⇒
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    湿原をよく見ると色々な花が咲いている ⇒
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    アヤメ平を去る ⇒
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    黒岩山・鬼怒沼山塊を前方に下る ⇒
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    セン沢田代を行く、前方右下に富士見小屋を遠望 ⇒
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    セン沢田代からの白尾山と荷鞍山(右端) ⇒
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    尾瀬ヶ原竜宮十字路への分岐、富士見田代に到着 ⇒
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    白尾山を前方に富士見田代を行く ⇒
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    閉鎖の富士見小屋に下る ⇒
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    荒廃し始めた富士見小屋を振り返る ⇒
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    尾瀬ヶ原下田代(見晴)十字路分岐を通過 ⇒
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    林道終点、電波塔のあるピークに着く ⇒
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    電波塔からの武尊山、笠ヶ岳〜至仏山 ⇒
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    林道終点から山道へ ⇒
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    ワタスゲが咲く小湿原を行く ⇒
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    荷鞍山を右手に見る、奥は日光白根山 ⇒
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    コバイケイソウ咲く尾根道を白尾山へ ⇒
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    タテヤマリンドウ ⇒
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    白尾山にて ⇒
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    白尾山を去り急坂を下る ⇒
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    皿伏山との鞍部付近のセン沢田代を通過 ⇒
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    鞍部は一部が笹、倒木で荒れている ⇒
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    最低鞍部を行く ⇒
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    小沢を横切り、笹道を登り皿伏山へ ⇒
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    二体の岩神様?前を通過 ⇒
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    三等三角点の皿伏山の山頂を通過 ⇒
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    水芭蕉生える滑りやすい木道を下って行く ⇒
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    ワタスゲが咲く小湿原を行く ⇒
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    水芭蕉の群生地を通過 ⇒
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    大清水田代に入る ⇒
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    ワタスゲ、キンコウカが咲いている ⇒
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    大清水田代標識:チョット顔を出す燧ケ岳 ⇒
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    倒木帯通過、尾瀬沼に下って行く ⇒
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    尾瀬沼が見えてくる ⇒
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    尾瀬沼畔を三平峠下(尾瀬沼山荘)に向かう ⇒
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    尾瀬沼山荘に出て左折、大江湿原へ ⇒
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    尾瀬沼南岸の遊歩道を行く ⇒
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    遊歩道からの尾瀬沼と燧ケ岳 ⇒
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    分岐で長蔵小屋へ ⇒
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    長蔵小屋前の水場、冷たくて美味しい ⇒
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    元長蔵小屋の横からの尾瀬沼と燧ケ岳 ⇒
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    元長蔵小屋の横からの大江湿原 ⇒
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    小屋の庭に咲くササユリ? ⇒
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    七分咲き?の大江湿原に入る ⇒
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    ニッコウキスゲとアヤメ。 ⇒
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    沼尻方面の道を散策:前方は燧ヶ岳 ⇒
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    沼山峠方面の咲き具合 ⇒
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    沼山峠方面の道からのニッコウキスゲと燧ケ岳 ⇒
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    長蔵小屋(林の中)を前方に戻る ⇒
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    尾瀬沼山荘(三平峠下)に戻って下山へ ⇒
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    雷鳴聞きながら三平峠に登って通過 ⇒
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    にわか雨が降りだした山道を急いで下る ⇒
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    沢沿いの道を下る:沢は急流 ⇒
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    未舗装林道に出てT字交差点を右折 ⇒
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    一ノ瀬休息所で大清水行シャトルバスに乗る ⇒
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    大清水で戸倉行の最終バスを待つ ⇒
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    戸倉第1駐車場からの付近の景色 ⇒

    尾瀬、二日目の目的地は関東百名山のアヤメ平、花の百名山の尾瀬沼、大江湿原のニッコウキスゲだ。
    1日目と同様、朝一番の乗合タクシーで鳩待峠にやって来る。月曜日なので全体的に客は少ない。

    今日歩く予定コースの距離は約20Kmの長丁場だ。
    炎天下歩行、富士見峠〜尾瀬沼間の7.2Km、二つの山(白尾山、皿伏山)越えがポイントだ。

    @鳩待峠〜富士見峠 6.3Km
    A富士見峠〜尾瀬沼 7.2Km
    B大江湿原往復  約3.5Km
    C尾瀬沼〜一ノ瀬  3.0Km

    先ずはアヤメ平を抜けて6.3Km先の富士見峠までが第1目標だ。
    登山口は至仏山の反対側、鳩待山荘の二つの建物の間を抜けた所にある。
    入山者カウンターゲートを通り、暫くは笹が生えた樹林帯の中を緩やかに登って行く。

    朝早く涼しいので快適、順調に横田代に着く。モウセンゴケが池塘にビッシリ生えている。
    ワタスゲ、サワランも少ないが点々と咲いている。西方面、至仏山の展望がスバラシイ。
    樹林帯に入り休息所のあるピークに着く。ここから先、目的地の一つアヤメ平が見え始める。
    北、東、南側の山々もアチコチで望めるようになる。

    小田代、三等三角点の設置された中原山を過ぎた先にアヤメ平がある。
    着いたアヤメ平は展望の効く広い高層湿原だ。池塘が点在、燧ヶ岳とのコラボが素晴らしい。
    モウセンゴケは見られるが、此処のお目当てのキンコウカはまだ全然で、ワタスゲなど他の花も少ない。
    景色が素晴らしいのでよしとしよう。

    セン沢田代を通り、池塘のある尾瀬ヶ原分岐、富士見田代を経て富士見峠に下る。
    此処で富士見下から登って来たとおぼしき一人のハイカーを見かける。
    富士見峠小屋は屋根などが一部壊れ始め、荒廃しだしている。もう10年すれば雪で倒壊するのでは。
    昔は尾瀬ヶ原と言えばここが拠点であった。ここまで車で入れれば一挙に脚光を浴びるのだが・・・
    今は鳩待峠にとって代られてしまった、残念だ。

    いよいよポイントとなる富士見峠〜尾瀬沼間の7.2Kmだ。体調はいい、問題は暑さだ。
    日陰を選んで林道を暫く歩くとマイクロウェーブの電波塔が立っている終点に着く。
    西側に武尊山、至仏山の展望がある。暑くなり始める。ここから白尾山(シラオヤマ)まで日陰が少ない。
    汗をかきかきアップダウン、小田代、荷鞍山分岐を経て白尾山の山頂に着く。
    標柱があるのみの山頂で道端ピークの通過点と言った感じだ。来た方向に多少展望がある。

    ここから一気に皿伏山との鞍部に下る。鞍部手前で笹、雑木、倒木が占拠するセン沢田代を通過する。
    そして登り返すと苔むした三等三角点のある皿伏山(サラブセヤマ)に着く。展望は全くない。
    緩やかに下って行くと水芭蕉が生える出水木道になる。オットットー、木道が素晴らしく滑りやすい。

    小田代を通過、再び水芭蕉生える出水木道を経て大清水田代に出る。
    モウセンゴケが生え、キインコウカがチョロ咲になっている。あと10日もすれば黄ジュータンになる感じ。
    ワタスゲは終わった?少ない。ここで昼食の小休憩をとる。

    樹林帯に入り下って行き、尾瀬沼の周遊道に出て右折、沼畔道をアップダウンし三平峠下に着く。
    此処に尾瀬沼山荘がありベンチも多数ある。ハイカーが多々、休息している。
    ここから先、大江湿原まで幅広の遊歩道、人も多く観光地に来たみたい。長蔵小屋を経て大江湿原に入る。
    ニッコウキスゲが七分咲きと言った感じ、マアマア期待通りだ。
    ハイカーがウロチョロしている。肖像権を意識、でも入らない様に景色を写すのは難しい。

    雷鳴が遠くで聞こえはじめる。ソコソコで切り上げ三平峠下の尾瀬沼山荘に戻る。
    13:40であったが広場に人っ子一人おらず、売店も閉まっている。逃げ出したようだ。我々も急ごう!
    三平峠を通過する辺りから雨が落ち始める。追い越したり、すれ違ったり、皆さん雨合羽を着用している。
    我々もと思ったが粘って何とか14:40に一ノ瀬休息所にたどり着く。戸倉は大雨だったとのこと。
    暑かったが全行程でウルサイ虫は来なかったのは助かった。

    15:00発の乗合タクシーに乗り大清水に着く。尾瀬戸倉行バスは1日3本、最終の15:55分しかない。
    30分ほど待って乗車、尾瀬戸倉に16:10頃に乗合バス停に着く。急いで橋を渡り第1駐車場に止めた車に行く。
    駐車券を確認する。昨日の第1駐車場の入場は16:08、あちゃー、やっぱり24時間オーバーだ。
    モウ1000円盗?られてしまう。精算機に行くと1000円ポッキリ、助かった!
    (精算機は30分オーバー位までは大目に見てくれるようだ。)

    明日は御荷鉾山・赤久縄山を登るつもり。急いで車を出し沼田ICに向かう。
    途中で吹き割の滝を見学する。ナカナカ面白い滝だ。散策路も付属している。
    道の駅「白沢」の「望郷の湯」で1.5時間程入浴し、沼田IC〜藤岡ICと走り、神流湖(カンナコ)に向かって南下する。
    藤岡市内のコンビニで買い出し、御荷鉾(ミカボ)スーパー林道入口近くの道の駅「上州おにし」で泊まる。