関西・近畿百名山

中八人山(ナカハチニンヤマ) 1396.9m


     中八人山周辺地図      国土地理院

     

  • 登山日          2020年5月28日

  • 移動行程        全走行距離 741Km

     2020-05-27     出発、笹の滝・不動滝

      自宅→舘山寺IC→針IC→吉野→五条→国168→十津川→笹の滝→国425→大野→高津川出合

     2020-50-28     中八人山

      高津川出合[中八人山]→国425→(温泉地温泉)→国425→白谷トンネル→笠捨林道→行仙宿登山口泊

     2020-05-29     笠捨山、帰宅

      登山口[笠捨山往復]→国425→下北山→国169→吉野→針IC→舘山寺IC→自宅

  • 登山行程

      4:00  高津川出合(5:40)→(6:15)渡渉→(8:20)モノレール別れ→(9:20)南八人山→(9:40)中八人山

      2:30  →[展望地:昼食](10:30)→南八人山→モノレール別れ→(12:25)渡渉(10:35)→(13:00)出合

  • 詳細

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    高津川出合登山口を出発 ⇒
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    高津川左岸を行く ⇒
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    ガレの通過:注意して横切る ⇒
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    川幅が狭まる ⇒
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    前方に登る尾根を見る ⇒
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    廃植林小屋前を通過する ⇒
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    川原に下りて20m先で渡渉する ⇒
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    右に行くとモノレール駅だ ⇒
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    戻って左に登って行くとモノレールに出合う ⇒
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    モノレールに沿って尾根を登り始める ⇒
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    梯子階段1 ⇒
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    梯子階段2幾つも出てくる ⇒
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    モノレールが低木に包まれている所もある ⇒
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    燃料給油地、放置の空ドラム缶6本 ⇒
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    これから咲くシャクナゲ ⇒
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    即神木のような・・・汝は神? ⇒
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    早咲きで散る寸前のシャクナゲの花 ⇒
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    枯れ巨木を通過する ⇒
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    モノレール別れ、右の明瞭な道へ ⇒
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    100m右に行って枝尾根に取付く  ⇒
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    道無き尾根を適当に登る ⇒
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    次第に展望が得られる ⇒
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    カワハギの犯人は? ⇒
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    護摩壇山・伯母子岳(奧)、石仏山(右)方面 ⇒
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    南八人山の肩に到着 ⇒
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    肩からの山々、中央が中八人山、 ⇒
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    南八人山の山頂へ ⇒
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    最高峰の南八人山にて ⇒
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    南八人山から中八人山へ ⇒
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    鞍部に下る ⇒
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    中間小ピーク(コブ)を越える ⇒
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    変形したシロヤシオ ⇒
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    花の残るシロヤシオ ⇒
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    栄養の取り合い?痩せた集合木 ⇒
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    山頂直下の平坦地を行く ⇒
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    中八人山の山頂にて ⇒
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    直ぐ中八人山を去る ⇒
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    石仏山方面を右手に ⇒
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    コブ展望地で昼食:左:南八人山 ⇒
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    コブ展望地:右:石仏山、護摩壇山方面 ⇒
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    南八人山北面のシャクナゲ ⇒
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    南八人山北面のアセビの新葉 ⇒
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    南八人山に戻り下山開始 ⇒
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    肩からの南展望:笠捨山を望む ⇒
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    石仏山を前方に下る ⇒
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    モノレール別れに下る ⇒
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    モノレールに沿って ⇒
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    時にはモノレールを支えに ⇒
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    渡渉点に下り高津川左岸へ ⇒
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    登山口に無事帰着 

    何時もは浜松西ICだが今回は新設の舘山寺IC(H31年3月開通)を初めて利用する。
    針インターまで走り、出た所で何時ものように給油、五條市に出て国168を南下する。
    日本の滝百選に選ばれた笹の滝を見学後、大野川に流れ込む高津川出合登山口で前泊する。

    川からの高さが最高50m近くになる所もある高津川左岸沿いの明瞭な道を奥に進む。
    途中で川沿いと高巻コースに別れるが川コースは荒れているかも?、高巻コースを選択する。
    コースが合流した先で小さくガレた所がある。川からの高さは7〜8m程、それほど恐怖感はない。
    落ちたら痛いし浅い水の中にドボンだ、杖を頼りに一歩ずつ確実に歩を進めこのガレを横切る。

    取付く尾根が奥に見えて来ると間もなく、荒廃というか破壊というかの状態の植林小屋に着く。
    この前を通り川原に出て奥20m先で渡渉する。渡った所が分岐で右はモノレール駅、左へ登って行く。
    直ぐ尾根に出る。そして右から来るモノレールと出合う。ここはちょうど標高700mだ。
    ここから標高1170m迄、標高差470m、このモノレールと長い長いお付き合いが始まる。

    モノレール沿いの作業道、尾根を直登する急勾配の所が多々あり標高は稼げるがキツイ!
    落石、斜面の崩れがあり、所々で梯子階段、金網桟道が壊れたりしている。
    何時頃使われなくなったのだろうか?でもマダマダ使える感じだ。

    1170m付近で分岐となる。モノレールに沿って登れないこともないがザラザラの急勾配だ。
    右へ尾根をトラバースするように付けられた明瞭な道を行き、100m程先でこの道と別れて小尾根に取付く。
    急勾配で枯れ枝が散乱する藪、多少赤テープはあるが帰りはルートを失うだろう。
    大まかに赤テープを追加しながら登って行くと、次第に左手斜面の木が薄くなってくる。
    そして所々で樹木が切れ、左手ヤヤ後方の展望が所々で得られるようになる。
    対岸の石仏山、遠く護摩壇山・伯母子岳方面の山並が望める。

    右手に明日行く予定の笠捨山が見えるようになると南八人山の肩に出る。
    八人山の全貌が現れる。小粒な西八人山〜中八人山〜南八人山がズラリ勢ぞろいだ。
    奥には迫力の大峰山脈が連なっている。釈迦ヶ岳〜八経ヶ岳〜稲村ヶ岳〜大天井岳、素晴らしいっ!
    ツンツルテン、伐採跡地のような砂斜面を登り八人山の最高峰、南八人山の山頂に立つ。

    ここから奥に行き、一旦下って特徴ある木々が生えているコブを越え登ると二等三角点の中八人山に着く。
    展望は少し奧、西側に進むと西八人山が見える程度だ。展望のいいコブ斜面まで戻り昼食とする。
    アレが石仏山、アレが西の行仙岳、奥の薄いのが護摩壇山・伯母子岳、ナカナカの展望だ。

    南八人山に登り返し来たルートを忠実にたどりモノレール別れに下る。
    岩で左足をひねる、痛ててててっ!左足が攣ってしまう。疲労と水分不足だ、塩と水補給をする。
    下る途中で足がもつれズルッ、斜面を踏み抜きすってんころり、両膝下脛4ヶ所に傷がつく。
    谷に落ちなくて良かった。底の薄くなった滑りやすい登山靴、マダマダ急勾配の下りが続く、油断は禁物だ。

    登山口に戻って入浴をしに温泉地温泉「泉湯」に行くと新型コロナで臨時休業であった。
    「滝の湯」は今日木曜日は休業日、十津川温泉「庵の湯」に電話をかけるが出ない。
    この調子だと他も・・・道の駅「十津川郷」で入浴出来る所を聞くが全て休業中とのこと。

    道の駅の足湯も当然駄目、5月25日に全国自粛解除であったが、マダマダ自粛は続いている。
    早く営業を再開してっ!入浴を諦め笠捨山を登る為、国425白谷トンネルに向かう。
     *道の駅の土産物コーナーは休業、喫茶コーナーは営業していた。
      大阪、神戸NOの車が止まっていて外でソフトクリームを食べていた。