花の百名山・山梨百名山(大室山)

大室山 1587.4m  → 加入道山 1418.4m


    大室山・加入道山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

    

  • 登山日         2013年5月4日

  • 移動行程

     2013-05-03    菜畑山〜今倉山

      自宅→浜松西〜御殿場IC→山中湖→道志曙橋→道坂峠⇒[曙橋:菜畑山〜今倉山]〜峠→紅椿ノ湯→大室指P泊

     2013-05-04    大室山〜加入道山

      大室指P→加入道山P⇒[大室指P:大室山〜加入道山]〜加入道山P→大室指P→紅椿ノ湯→加入道山P泊

     2013-05-05    鳥ノ胸山

      加入道山P→[道の駅どうし:鳥ノ胸山]→山中湖→三国峠→裾野BP→御殿場IC→浜松IC→極楽湯→自宅

  • 登山行程

      3:00  大室指P(6:30)→林道終点→大室沢西俣→北尾根取付点→椿分岐→雨乞石→(9:30)大室山

      1:20  大室山(9:40)→犬越路分岐→破風口→前大室→(11:00)加入道山:昼食

      1:10  加入道山(11:40)→道志の湯分岐→東屋→(12:50)加入道山登山口

  • 詳細

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    大室指のゲート ⇒
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    その先の駐車場に宿泊 ⇒
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    駐車場を出発 ⇒
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    大室沢のコンクリート橋を渡る ⇒
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    林道終点から尾根へ ⇒
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    大室沢の右岸を登る ⇒
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    公社造林地看板を通過 ⇒
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    左に大岩を見る ⇒
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    沢を行く ⇒
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    上部で左岸の尾根に取付 ⇒
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    尾根上に向かう ⇒
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    椿分岐道標に出る ⇒
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    岩の下の住獣は誰かな? ⇒
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    古びた階段道となる ⇒
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    雨乞石に到着 ⇒
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    岩カラノ雪の奥秩父連山 ⇒
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    広い尾根を適当に登る ⇒
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    大室山に到着 ⇒
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    大室山にて ⇒
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    アセビ咲くバイケイソウ道を行く ⇒
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    犬越路分岐を通過 ⇒
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    バイケイソウ園地を行く ⇒
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    園地からの檜洞丸 ⇒
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    御正・今倉・加入道ヲ前方ニ ⇒
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    加入道山に近づく ⇒
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    鞍部の破風口に下る ⇒
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    登リカエシ前大室ヲ通過 ⇒
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    加入道山に到着 ⇒
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    加入道山にて ⇒
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    分岐で右折し道志の湯へ ⇒
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    なかなか細い道だ ⇒
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    ロープを頼る所もある ⇒
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    鳥ノ胸山ト御正体山ヲ望ム ⇒
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    再び崩壊地が ⇒
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    道志・横浜コラボ植林地ヲ下ル ⇒
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    加入道山登山口に出る ⇒

    菜畑山(ナバタケウラ)〜今倉山を登ったあと紅椿の湯で2時間ほど入浴(混雑時3時間1000円)するが未だ時間がある。
    明日登る予定の大室山、大室指ルートの登山口を確認しに行く。
    やなせ橋の東、富士急行のバス停:大室指(オオムロザス)から細いコンクリート道を上がる。
    すると左に電波塔のある分岐に出る。ここを右に道なりに上って行く。

    スグ左に蔵のような神社?があり、その先右に小さな大室山の道標がある。ヨッシここで間違いない。
    民家に入ってしまうか心配になる細いコンクリート道をどんどん奥に行く。
    民家を抜けると道はカーブ分岐となる。右(まっすぐ)はゲートがあり鍵がかかっている。
    中は伐採中?キャンプ場でも作るのかな?

    さらに道なりに上って行くと十数基の墓地が左に現れ、その先にゲートがある。
    ゲートの左右は金網フェンス・・・人の這い入る隙間もない。
    鍵が掛かっていないので開けて中に入り偵察。ここから未舗装で20m程入ると右に施設がある。
    何の施設?堆肥でも作るのかな。でも金網フェンスで囲まれていてヤケニ厳重だが・・・

    この施設の前に数台止められるスペースがある。静かそうだし今夜はここに泊まろう。
    持ってきた南信濃の鈴木精肉店の豚ジンと野菜で焼肉だ。
    赤鞍ヶ岳から東に延びる夕日を浴びた尾根、長尾山、御牧戸山を正面に見ながら夕食をいただく。
    ビールもうまいし最高だね!夜は満天の星空、明日も天気はよさそうだ。

    翌早朝、車を下山予定の加入道山登山口に置きに行き自転車で戻る。
    昨日同様こちらも6Km強、着込んだが手も頭もカジカンデ超寒いと言うか痛い。
    大室指バス停から妻の待つP地点まで自転車を押して登るのはキツイので電波塔に置き戻る。
    疲れた・・・というより低体温症?差し込みはじめた朝日で体を温めてから大室山を目指して出発する。

    やや荒れた大室沢の林道を道なりに登っていく。沢が分かれる所でコンクリート橋を渡り一旦東の枝沢沿いを行く。
    そして林道終点となる大室本沢の右岸に出る。足腰のよい車であればここまで入れそうだがパンクが心配だ。
    ここから沢の右岸を踏み跡、テープをたどって登って行くと、いつしか涸沢の中を歩くようになる。

    そして源流近くになると左岸、大室山北尾根に取付ようにテープがある。
    倒木、ツタが邪魔する沢を横切り登っていくと古びた立派な椿分岐の道標がある。
    椿を示す方向は椿沢だが踏み跡が見当たらない。自然に戻ったのかも?それとも尾根方向?たぶん・・・

    1200m付近から先は古び壊れかけた階段道となり、1400m手前で大きな雨乞石が現れる。
    この岩の上に登ると赤鞍ヶ岳の先に雪を被った山、甲武信ヶ岳〜雲取山であろうか・・・イイネ!
    ここから先は尾根が広くなり踏み跡、テープがなくなる。適当に登っていくと数組の登山者がいる大室山に着く。
    三角点は削られ等級が・・・二等かな?雑木に囲まれているがまだ葉が出ていないので多少周囲の山が見渡せる。

    加入道山に向かいはじめるとすれ違う登山者が急に多くなり煩わしくなる。
    葉を伸ばしたバイケイソウとアセビの咲く道を行き、犬越路分岐を過ぎると植生保護区になる。
    一部立派な木道が設置され、鹿避けフェンス、植生観測設備もある・・・バイケイソウ園地、何か観光地のようだ。

    ここを過ぎると破風口へ約200m程大きく下る。下る途中に展望が素晴らしい所が多々ある。
    前方に御正体山・今倉山・加入道山などの峰々が望める。富士山は雲のまっただ中だ。
    破風口からは約80m程登り返す。振り返ると大きく大室山が聳え立っているように見える。
    すれ違ったオバチャン、大室山の山頂はアレ?と聞かれる。「イヤその遥か彼方です。」、「・・・」。

    前大室から少し下って登り返すと三等三角点、テーブルの設置された加入道山に着く。傍らには避難小屋もある。
    未だ葉の出ていない雑木の樹間から周囲の山々を見ることが出来るがイマイチだ。
    買い占めた?冬の定番、残った最後の鍋焼きウドンに自家製ネギ、さやエンドウをブッコミ昼食をとる。美味い!
    その最中に次々と登山者が到着する。なんかキゼワシナイネ。
    避難小屋を覗くと整理整頓され超キレイ!毛布もある!水とお酒があれば居候したいが・・・

    白石峠に向かって尾根道を下ると道志の湯分岐に出る。
    この道志の湯への道に入ると最初は崩壊した斜面もあり、抜き足差し足ユックリと慎重に下る。
    過ぎると雑木、檜の林となり畦ヶ丸〜菰釣山(コモツルシヤマ)、鳥ノ胸山(トンノムネヤマ)、御正体山を樹間に見ながら下る。

    その先の東屋のある休息地は旧道分岐で、旧道を100m程入った沢で水を汲める。
    さらに下って行くと道志村と横浜市の共同植樹地に出る。水源確保の為のコラボかな?
    鹿避け階段を二つ過ぎ下ると車を置いた加入道山登山口に出る。道志の湯から2〜300m程である。
    超満車の道志の湯、これではイモ洗いは必至だ!自転車を回収後、昨日と同じ紅椿の湯で入浴する。
    ここも昨日よりかなり混雑し湯がややバッチカッタ。

    さてどこで車中泊しようか?とりあえず道の駅に行くが満車。
    PM5時まで待って夜間駐車可能な場所に移動してもいいがウルサソウダシ、ビールを早く飲みたいし・・・
    結局加入道山登山口Pに戻って泊まることにする。車がすべて去り超静か!持参の残った食糧で夕食をとる。
    今夜も満天の星、明日も大丈夫、鳥ノ胸山(トンノムネヤマ)を登って渋滞に巻き込まれないように早く帰るぞ。
    ウイーおやすみなさい。

  • 一言

    大室山〜加入道山間の往来は銀座並み、でも大室沢の静かなコースを楽しめ良い山旅が出来た。