南信州の山

戸倉山 1167.8m


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  • 登山日         2012年10月7日

  • 移動行程

     2012-10-06     移動

      自宅→引佐→三遠南信道→東栄→国151→県447→こまどりの湯→道の駅「信州新野千石」泊

     2012-10-07     袴越

      道の駅→国418→平岡駅前駐車場[袴越]→国418→道の駅「遠山郷:かぐらの湯」泊

     2012-10-08     戸倉山

      道の駅→国418→林道名田熊線[戸倉山]→富山村→佐久間→浜北根堅→極楽湯佐鳴台店→自宅

  • 登山行程

      1:40  林道名田熊線終点P(7:30)→遠山宅→枝尾根乗越:山ノ神→小戸倉→(9:10)戸倉山

      1:35  戸倉山(9:40)→小戸倉→枝尾根乗越:山ノ神→遠山宅で休息[0:35]→(11:15)林道終点P

  • 詳細

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    林道終点Pを出発 ⇒
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    整備されたジグザグ道 ⇒
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    遠山家に到着 ⇒
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    遠山家玄関、物置を通る ⇒
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    茶畑の上を通過 ⇒
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    茶畑ノ上:熊伏山〜袴越 ⇒
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    栗を拾いながら登る ⇒
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    枝尾根乗越 ⇒
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    乗越の山ノ神 ⇒
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    小戸倉の直下を行く ⇒
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    小戸倉:熊伏山〜袴越 ⇒
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    急坂を登る ⇒
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    岩尾根を行く ⇒
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    戸倉山にて ⇒
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    山頂からの飯田方面 ⇒
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    山頂からの黒石岳 ⇒
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    遠山サンご夫妻と ⇒
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    林道終点Pに戻る ⇒

    泊まった道の駅「遠山郷」から国418を西進し飯島発電所の先、名田熊沢の橋を渡った所で右折する。
    道なりに林道名田熊線を走る。超狭いがホトンド舗装されており、所々にすれ違い場所もあるので多少安心である。
    隣の黒石岳を2011-11-05に底稲集落跡から登った時のようなことはなく、 林道終点まで入ることが出来た。
    (林道入口から舗装1.5Km+未舗装0.3km)

    シニア電動カーでも走れそうな整備されたジグザグ道を約20分程登って行くと遠山家に着く。
    戸が閉められカーテンも下りている。人はもう住んでいない?でも畑・納屋などを見ると人の気配がする。
    とりあえず玄関前〜納屋の中を通らせていただき熊伏山〜袴越の展望がいい茶畑の上に出る。

    そして昼なお暗い杉林の窪地斜面を大きく蛇行しながら登って行く。
    周辺にはイガグリが一杯落ちている。大半は虫食いやリス等に食べられているが中には良い物もある。
    登りの方が見つけやすいので頑張って拾う。枝尾根乗越に着くと右にナンカある。
    何だろう?・・・囲いの中に「山ノ神」様が祀られている。

    ここから尾根斜面を横切るように登っていくと小戸倉ノ肩に着く。
    右折して進むと小戸倉の直下を巻くように道がついている。真っ直ぐ登った方が早いし安全?かな・・・
    チョット危なっかしいトラバースをして小戸倉の東側の極小鞍部に出る。
    直ぐソコなので戻るように小戸倉を登る。木が邪魔だがナントカ茶畑と同じ熊伏山〜袴越の展望がある。

    戻って平坦な尾根を少し進むと次第に勾配がきつくなる。イヨイヨ遠山郷マッターホルンの登り・・・
    と思いきや巧く道が付けられているので、それほどキツサは感じない。標高も低いので簡単に山頂に着く。
    地元山岳会の大きな山頂道標、三等三角点が設置されている。東の樹間には黒石岳が望める。
    北側は少し樹間が切れており飯田市街〜金森山?からの尾根が広がっている。
    落書帳があり見ると2ヶ月に1回ほどの記帳がある。全員が書かないとしても訪れる人は少ない。

    写真 朝食兼昼食をいただき、栗拾いしながら順調に下山し遠山家に着く。アレレ???
    玄関にお年寄りが・・・ヒョットシテ高名な遠山今朝道さん?お声をかけさせていただく。
    「よく来た、お茶を飲んでけ。」お言葉に甘えチョット休息させていただくことにする。

    玄関をくぐると奥様が迎えてくれる。ご主人が103歳で、奥様が93歳とのこと、スゴイ!!!
    ご夫婦の現況、上村の今昔、熊・山ヒル、飯田線の開通エピソード等一杯お話をお聞きする。
    お茶うけに塩最中までいただく・・・甘いものはいつもは食べないが、美味しい!
    多数の子供さんがおり、よく来られるとのこと。今日も愛知県から来るとのこと。ヒョットして林道で・・・
    帰りにご主人のご趣味である木彫りの「鳥の置物」のお土産までいただいてしまう。
    いつまでも、いつまでもお元気で!

    遠山家を辞し下っていくと家族5人連れが電動カーに荷物を載せて登ってくる。
    多分お話にでた愛知の方だ。擦れ違いにお邪魔させていただたお礼を丁重に述べる。
    妻の故郷も過疎化日本一、森吉山の南西麓。毎回大歓迎を受けていることに改めて感謝。

    入浴は「神楽の湯」でもいいが極楽湯佐鳴台店とする。マダ昼、ルートは・・・最近走っていない佐久間湖西岸を。
    富山村を抜けて佐久間ダムそして大井橋に出るが長〜い。ヤッパ兵越峠越えの方がいいね。
    極楽湯佐鳴台店で2.5時間ほどリハビリ、幸楽苑志都呂店で夕食し帰宅する。

  • 一言

    里山の雰囲気を十分感じることができる静かな良い山であった。
    家族に支えられながらも我が人生を全うされている遠山さんご夫妻をうらやましく、お会いできてよかった。