遠州の140山

平森山 1813.3m  → 朝日山 1692m(1667.5m)


     平森山・朝日山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日        2011年11月4日

  • 移動行程

     2011-11-03    移動

      自宅→極楽湯佐鳴台店→都田→浜北根堅→水窪→スーパー[やまみち」→[林道白倉山線ゲート]泊

     2011-11-04    平森山→朝日山

      ゲート→兵越峠→南信濃和田→平岡→[おきよめの湯]→平岡→道の駅[遠山郷]泊

     2011-11-05    南信濃の黒石岳

      道の駅→[底稲:黒石岳]→道の駅→兵越峠→水窪→浜北根堅→都田→極楽湯佐鳴台店→自宅

  • 登山行程

      4:00  林道白倉山線ゲート(5:50)→(7:20)平森山取付点(7:30)→休息小屋3→1700展望地→(9:50)平森山
                                 |←ルート探しで1Hr弱ロス→|
      1:20  平森山(10:00)→1720ピーク→1617標高点→(11:20)朝日山→{三角点往復0:30+休息0:20}

      1:40  朝日山(12:10)→(13:00)朝日山登山口→黒沢橋→白戸橋→オッチクン歩道橋→(13:50)ゲート

  • 詳細

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    前日駐車場に着く ⇒
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    早朝5:50ゲート出発 ⇒
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    黒沢橋上からの平森山 ⇒
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    コノ先ガ平森山取付点 ⇒
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    平森山の尾根に取付 ⇒
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    最上部の休息所1は× ⇒
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    その下の休息所2も× ⇒
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    更に下の休息所3は◎ ⇒
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    借入金ニヨル造林地ノ看板 ⇒
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    1700展望地カラノ中ノ尾根山 ⇒
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    ヒノキ精英樹の標柱 ⇒
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    山頂部平坦地を奥へ ⇒
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    平森山にて ⇒
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    倒木、枝・笹の藪が続く ⇒
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    倒木のジャングルジム ⇒
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    1617標高点へ下る ⇒
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    1617標高点から朝日山へ ⇒
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    朝日山最高点にて ⇒
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    朝日山三角点にて ⇒
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    朝日山登山口に下山 ⇒
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    林道の紅葉とトサワ山 ⇒
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    オッチクン歩道橋で遊ぶ ⇒
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    天竜:オキヨメの湯デ入浴 ⇒
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    高価な熊&猪肉で夕食 ⇒

    11月に入り遠州北部、南信州は紅葉たけなわ、テント泊も準備したが・・・天気が今一つパットしない。
    出発予定の2日を1日延ばし3日午後に自宅を出発、快晴予報の出た4日に日帰りで平森山→朝日山を登ることにする。
    林道白倉山線の状態を水窪自治センターに問い合わせする。ゲートまで入れるとのこと。

    極楽湯佐鳴台店で入浴、国152水窪ダム分岐の交差点にある混雑するスーパー「やまみち」で買出しをする。
    白樺荘の北の水場で水を汲み林道白倉山線に入る。林道高森山線分岐まで3.6Kmが舗装、その先4.4Kmはダート。
    ダートになった所で富山NO.の車とすれ違う。こんなところまで・・・
    ゲート手前の駐車場に16時過ぎに着くと4台の車が止まっていた。岐阜、横浜、浜松2台。
    暗くなった19時近くになって岐阜、浜松2台の持ち主が次々と帰ってくる。何処に行っての帰りだろうか?

    翌日明るくなり始めた6時少し前、ゲートで登山届けノートに記帳し出発する。
    5.5Km先の平森山取付点まで約1時間30分紅葉を見ながら黙々と歩く。
    前回0.5Kmごとにあった標識はそのほとんどがなくなっていた。

    平森山取付点から杣道に入る。ピンクテープがフンダンについている。
    でもどれが山頂まで導いてくれるか分からない。ともかく上に行ってみよう。
    最上部まで来ると休息所1に着く。その先は踏跡もテープも何も無い。そのまま登ってもいいが・・・
    でもスズ竹と倒木で有名な山域、つかまったら大変だ。

    登ってきた道を少し下りピンクテープがある西に向かっている踏跡に入る。
    しかしここも休息所2で踏跡がなくなる。どうしようか???
    確か登り始めて直ぐ西に向かう踏跡が、これでダメだったら最上部休息所1からトライ、撃退されたら諦めよう。
    更に下ってこの踏跡に入るとまた休息所3が現れる・・・エッ!こりゃダメダァ〜
    と思ったらその先に踏跡がある。ヒョットして上へ行く?期待で胸がはちきれそう!

    直ぐ「借入金による造林地」の看板を見る。一般向けアピール看板、よしっ多分間違いない。
    尾根の腹を巻きながら登っている明瞭な踏跡を追う。多少笹が被る所もあるが全く問題ない。
    1700m付近に展望地がある。山全体が黄色になった朝日山、反対側には中ノ尾根山を中心とした山並が望める。
    これはナカナカの展望地だ!暫し休憩をする。

    この先笹は刈り払われスコブル快適な登山道?作業道?になる。ヒノキ精英樹水窪108号とかの標柱が目につく。
    ドンドン登って行くと太い倒木の横たわる山頂平坦部に着く。
    左からくる朝日山からの踏跡と合流、その先が三等三角点の設置された展望のない山頂である。
    浜北山好会、遠山山の会の山頂標識がかかっている。
    遠山山の会ということは南信濃からも登るルートがあるのかな?

    朝日山へ向かう。方向の変わる1730標高点までは倒木と笹でやや時間をとられる。
    1730標高点から下る途中にシャウヅ山〜奈良代山、朝日山方面が望める所がある。
    下りきった平坦部1617標高点付近から先は踏跡が消える。
    広くて枯れ枝を中心に倒木もあるので、分かりやすく歩きやすい所、二重尾根の窪地とか縁を適当に登る。

    山頂平坦部に出て方向を定め笹・枯れ枝帯を漕ぐと展望の全くない朝日山の山頂に出る。
    ここから見つけるのが難しいと言う三角点を拝みにいく。しかし赤テープが沢山あり簡単についてしまう。
    しかも最高点より立派な水窪「山に生きる会」の山頂標識がかかっている。遠山山の会のもある。
    三角点標柱は国土地理院ではなく浜北勤労者山岳会である。もう興味は激減する。

    下山は朝日山登山口まで一直線、わき道に入らないように気をつけ一気に下る。
    登山口の飯場にある水場で水をタラフク飲む。後は林道を戻るだけ。時間が思ったより早い。
    ゲートに戻るまで黒沢橋、白戸橋、オッチクン歩道橋、三つの橋を渡ってみる。
    感じでは板の一部が無く、板が焦げたり腐ったりした鉄橋の黒沢橋が一番不安を感じる。
    ゲートに戻るとまだ横浜NO.のワゴン車があった。和田宿に行く途中、林道高森山線を偵察する。
    大嵐集落までは舗装でその先はダート、ぐちゃぐちゃの所があり高森の鞍部まで行くのを止める。

    兵越峠を越えチョット遠いが天竜の「おきよめの湯」まで行き入浴、道の駅「遠山郷」で泊まる。
    鈴木精肉店で熊肉と猪肉(各200g×(850+720)=3140円)を購入し焼肉で乾杯。
    生肉なので肉本来の味と臭いを塩コショーで味わう。チョット堅いが・・・
    満腹マンプク、満足マンゾク、酔いがまわってウトウトウト。明日は直ぐ上の黒石岳を登ろう!
    どんな山かな?晴れるといいが・・・この時、悪夢の林道が待っていようとは知るよしもない。

    [追伸」
    平森山取付点を入り平森山への踏跡にのるのに、作業者用のピンクテープがあっちこっちにあり分かりづらい。
    平森山〜朝日山間は超一級の藪と倒木の世界と聞いていたが、それ程でもない感じであった。
    目印テープは殆んど見かけなかった。そういう場?我々もあえて付けなかった。
    逆コースの場合、朝日山から鞍部の1617標高点まで下るのに藪がありチョット分かりづらい感じである。
    朝日山の三角点は最高点から赤テープが沢山付けられていて、簡単に到達できるようになっていた。

  • 一言

    尾根の途中のピーク間を少し藪漕ぎしながら歩いた感じですね。達成感はチョット・・・
    でも林道の紅葉はよかった!水窪でこんなに凄い紅葉を見れるとは感激である。来年も来ようかな。