静岡の百山(全山)
 日本三百名山・一等三角点百名山(黒法師岳)

黒法師岳 2068.1m → 丸盆岳 2066m


     黒法師岳・不動岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2010年9月18日

  • 移動行程

     2010-09-17     移動

      自宅→都田→天竜→水窪→水窪ダム→[戸中山林道ゲート]泊

     2010-09-18     黒法師岳→丸盆岳

     2010-09-19     不動岳

      [戸中山林道ゲート]→水窪ダム→水窪→天竜→都田ラーメンショップ→極楽湯佐鳴台店→自宅

  • 登山行程

      4:10  林道ゲート(4:30)→(6:30)不動岳登山口テント設営〜黒法師、丸盆登山口(7:30)→(9:40)稜線分岐

      3:00  稜線分岐(9:50)→(10:20)黒法師岳(10:40)→(11:00)稜線分岐→(11:55)丸盆岳(12:10)→(12:50)稜線分岐

      1:40  稜線分岐(13:00)→(14:20)黒法師、丸盆登山口→水場→(14:40)不動岳登山口

  • 詳細

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    戸中山林道ゲートをくぐる ⇒
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    葵沢の休息小屋 ⇒
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    不動岳登山口にテント設営 ⇒
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    黒法師岳、丸盆岳登山口 ⇒
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    展望地カラノ矢筈、六呂場山 ⇒
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    親子キノコ ⇒
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    等高尾根を登る ⇒
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    ガレ場を通過 ⇒
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    枯れ木の門 ⇒
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    弁当転がしを通過 ⇒
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    等高尾根分岐カラノ黒法師岳⇒
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    分岐カラ黒法師岳ヘ ⇒
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    紅葉の始まった笹の稜線 ⇒
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    ガレ場をゆく ⇒
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    山頂へ最後の登り ⇒
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    バラ谷ノ頭分岐を通過 ⇒
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    黒法師岳にて ⇒
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    X印の一等三角点 ⇒
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    バラ谷ノ頭分岐を通過 ⇒
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    等高尾根分岐カラ丸盆岳ヘ⇒
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    膝丈の濡れた笹原をゆく ⇒
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    熊のツメ跡 ⇒
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    ヌタ場 ⇒
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    広々としたカモシカ平を行く ⇒
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    丸盆岳にて ⇒
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    山頂全景 ⇒
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    丸盆岳カラ等高尾根分岐ヘ ⇒
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    等高尾根分岐カラ登山口ヘ ⇒
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    等高尾根上部カラノ丸盆岳 ⇒
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    等高尾根下部カラノ丸盆岳 ⇒
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    黒法師、丸盆登山口ニ下山⇒
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    不動岳登山口で泊まる ⇒
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    修復した水場 ⇒

    静岡の百山もイヨイヨ終盤、今回の山行の目的地は丸盆岳と不動岳である。
    可能であれば再登頂の黒法師岳と六呂場山の頂も。縦走も考えられるが・・・
    テント、水を担いで稜線までの急登は年をとってくるとキツク、足に後々まで疲れが残る。
    不動岳登山口にテントを張り両山を往復することにする。

    豊年祭りの水窪町を抜け20:30過ぎ水窪ダムのトイレに立寄る。ダムに宿泊の立川の方と少しお話をする。
    黒法師岳、丸盆岳に行く予定、水窪周辺の山域は初めてとのことで、この先のことを色々と聞かれる。
    2003年に黒法師岳を登っていたので、この時の様子をお伝えする。
    水窪ダムからゲートまでは約12Kmである。湖岸を4Km程走り分岐で右の未舗装の林道に入る。標識は無い。
    砂利採取の会社を過ぎ、尖った小石に注意して運転、ダムから約45分ほどでゲートに着き泊まる。他に誰もいない。

    未だ暗い4:30に出発をする。昨夜ダムで会った立川の方が到着し直ぐ後を追ってくる。
    途中から林道を一緒に歩く。約6Km歩き黒法師岳丸盆岳の登山口に着く。
    我々は1Km先の不動岳登山口にテント設営のため向う。葵沢に架かる橋を渡ると荒れた休息小屋が現れる。
    この直ぐ先に水場がある。少し行くと再び斜面から水が落ちている所に出る。
    導水パイプがハズレ用をなしていない。

    この水場の先のカーブを回り込むと不動岳の登山口である。広くなった林道脇にテントを張る。
    山往復以外の荷物をテントに押し込む。サルがウロチョロしているので食料を盗られないようにする。
    休息小屋前で水を補給、サア準備OK!黒法師岳丸盆岳登山口に向う。

    登山口から尾根斜面に取り付く。尾根上に出てユックリ、ユックリ登る。
    1200m〜1300m付近は樹木が切れ六呂場山、矢筈山の展望がある。1550m辺りにヌタ場、小アップダウンがある。
    そしてバラ谷の頭が展望出来るガレ場を過ぎ、稜線直下に来ると下りてきた立川の方とすれ違う。
    聞くと水滴の付いた笹藪の為、丸盆岳は諦め下山するとのこと。半ズボン半ソデで足のキズがイタイタシイ!

    稜線分岐あたりは笹の原である。先ず黒法師岳に向う。笹の水滴が凄い。先行した立川の方は・・・
    下半身びしょ濡れになりながら密生する笹藪を抜け、ガスってはいるが多少展望のあるガレた尾根道を登る。
    バラ谷の頭分岐の直ぐ先が樹木で囲まれ展望が無い黒法師岳の山頂である。X印の一等三角点標柱がある。

    等高尾根分岐に戻り今回の目的地である丸盆岳に向う。かなり濡れた笹の急斜面をスベリながら鞍部に下る。
    鞍部から今度は緩斜面を登って行く。小さなヌタ場が現れ、その先で広い尾根のカモシカ平に出る。
    ここから右に向かい、やや勾配のキツクなった斜面を登り切ると右手に丸盆岳の山頂がある。
    東側は樹木で西側に展望があるようだ。しかしガスで全く見えない。時折雨粒らしきものが・・・

    これでは鎌崩(カマナギ)の通過は難易度が上がる。安全第一!来た道を戻り登山口に戻る。
    夕暮れ迄時間があったので、不動岳登山口近くの導水パイプの外れた水場の修復をする。
    鹿が夜半まで鳴き、断続的に雨が降り続く。かなり強く降る時も・・・明日は大丈夫だろうか・・・

  • 一言

    等高尾根を登ってしまえば黒法師岳、丸盆岳とも簡単に往復できる山である。
    晴天予報だったのにイマイチだったのが残念!