日本三百名山

女峰山 2483m(2463.7m)


     女峰山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

    

  • 登山日         2008年4月29日

  • 移動

     2008-04-27     移動

      自宅→浜松西IC→東京IC→西那須野塩原IC→華ノ湯→道の駅[たじま]泊

     2008-04-28     男鹿岳

      道の駅→たじま物産センター→栗生沢→林道登山口→栗生沢→道の駅「湯西川」入浴→[滝尾神社P]泊

     2008-04-29〜30  女峰山

      滝尾神社P→やしおの湯→日光IC→宇都宮JCT→[佐野SA]泊→東京IC→浜松西IC→自宅

  • 登山行程


  •   7:00  行者堂(5:30)→稚児ヶ墓→水場→白樺金剛→七滝遙拝石→箱石金剛→唐沢小屋→(12:30)女峰山

      3:30  女峰山(13:00)→唐沢小屋→箱石金剛→七滝遙拝石→白樺金剛→水場→稚児ヶ墓→(16:30)行者堂

  • 詳細

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    滝尾神社駐車場 ⇒
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    滝尾神社入口 ⇒
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    行者堂の階段を上がる ⇒
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    行者堂の横を通過 ⇒
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    尾根に着く ⇒
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    林道に出るとテントが ⇒
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    笹と樹木の道 ⇒
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    稚児ヶ墓 ⇒
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    ガスる広い笹原 ⇒
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    飲む気のしない水場 ⇒
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    白樺金剛 ⇒
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    溶岩帯 ⇒
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    七滝遙拝石(黒岩) ⇒
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    残雪残る樹林帯 ⇒
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    箱石金剛直下の踊り場 ⇒
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    箱石金剛直下の急登 ⇒
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    箱石金剛 ⇒
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    トラバースが連続する ⇒
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    唐沢避難小屋 ⇒
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    唐沢避難小屋を出発 ⇒
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    急登を一歩づつ ⇒
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    樹林帯を抜ける ⇒
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    雲が切れ男体山が出現 ⇒
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    最後の登り ⇒
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    女峰山にて ⇒
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    白根、太郎、真名子山 ⇒
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    三角点峰 ⇒
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    三角点峰からの女峰山 ⇒
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    越後駒、平ヶ岳 ⇒
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    霧降高原への縦走路 ⇒

    男鹿岳を登り、道の駅「湯西川」で入浴後、女峰山を登る為に日光へやって来る。
    登山口を確認出来ず滝尾神社の周辺を行ったり来たり。散歩中の方に聞いてみる。
    滝尾神社の駐車場に車を置き滝尾神社へ上がる階段とは逆、東照宮方向に50m程行った所と教えられる。
    又ここから女峰山を登る人は殆どいないことや、かなり時間がかかることも。
    行ってみると確かに女峰山の文字がある。当日は静かな滝尾神社の駐車場に泊まる。

    翌日出発準備をしていると神社の関係者?が見に来る。登山者であることを確認して戻っていった。
    5:30に駐車場を出発。行者堂の登山口で登山計画書を提出。帰りの時間は14:00と記入する。
    後にこれが甘かったことに気づかされる。

    天気予報は快晴であるが、ガスっており視界は無く肌寒い。これがかえってよく順調に尾根を登る。
    しかし傾斜が緩く距離は稼げるが、歩いた割にはなかなか高度が稼げない。
    大きな殺生禁断石碑、小さな石像の有る稚児ヶ墓、笹の平原、水場(飲めるような水ではない)を通過。
    標識のみがある白樺金剛を過ぎ、1700m付近からは残雪が現れるようになる。

    本格的な残雪は七滝遙拝石(黒石)より上、1900m付近からである。
    斜面を登ると言うよりトラバース気味の所が多く、滑らないように足を置く。踏み跡があれば楽なのだが・・・
    時々緩んだ雪を踏み抜いたりするので、時は刻々過ぎてゆく。
    箱石金剛を過ぎ緊張する斜面を通過、暫く登ると唐沢小屋に着く。まだ2階からの出入りである。

    真っ直ぐ北へ樹林帯の中を登って行くと、樹木が無くなり最後の急斜面となる。
    ここでガスが突然きれ男体山の上部が出現する。なかなか迫力があり暫し見入る。
    急斜面の上部に来るとかなり緊張する登りとなる。雪を踏みつけ階段を作り、杖を雪面に突き刺し慎重に登る。
    低木帯に入り、よじ登っていくと展望が一気に開け、山頂直下に出る。

    予定時間を大幅にオーバーし山頂に立つと、直ぐに三角点から女性登山者がお一人登って来る。
    聞くと「霧降高原を我々と同時刻に出発。7時間かかり今、山頂に着いた。」
    「地元の方で日光周辺の山を登られている。」「この時期は毎年、女峰山に登っている。」
    「今日は二荒神社に下りる。」「写真は撮らない主義。」とのことであった。
    女性は直ぐに下山を開始する。我々は360度の展望を楽しみながら昼食、三角点峰を往復する。
    下り始めようとすると、こんどは3人組が登って来る。「志津林道は雪で通行止め。」、「志津乗越から歩いた。」
    「予想以上の雪があり山頂まで7時間かかった。」とのこと。残雪の時期はどのコースも7時間位かかるようである。

    登る時以上に慎重に山頂直下の危険地帯を下る。
    雪の踏み抜き、アイゼンに着いた雪ダンゴでスリップしながら七滝遙拝石まで下り、緊張から開放される。
    ここで山頂で会った女性を追い越す。順調に下山を続け16時30分、行者堂に疲れた足取りで帰着する。
    余裕があれば太郎山も、と思ったが予想以上に足にダメージがあり帰宅することにする。
    清滝の「やしおの湯」で入浴、コンビニで夕食を購入。日光ICから高速に乗り佐野SAで宿泊、翌日帰宅する。

  • 一言

    予想以上に時間がかかり疲れたが、ダイナミックな展望、緊張の雪面など思い出に残る山の一つとなる。