日本三百名山

霞沢岳 2645.8m


     霞沢岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2007年7月27日

  • 移動行程

      2007-07-26     移動

       自宅→飯田IC→松本IC→[沢渡市営第二駐車場]泊

      2007-07-27     霞沢岳

       沢渡市営第二駐車場→上高地→沢渡市営第二駐車場→ファインビュー室山→[道の駅・ほりがねの里]

      2007-07-28     霧ヶ峰

       道の駅→松本IC→岡谷IC→八島高原線→八島高原→[車山リフト駅]〜八島高原バス停
       〜霧が峰自然保護センター〜車山リフト駅→諏訪IC→諏訪SA入浴→飯田IC→自宅

  • 登山行程

      6:30  上高地(5:30)→徳本峠分岐→徳本峠・霞沢岳分岐→Jピーク→池→K1→(12:00)霞沢岳

      5:00  霞沢岳(12:30)→K1→池→Jピーク→徳本峠・霞沢岳分岐→徳本峠分岐→(17:20)上高地

  • 詳細

    写真
    朝の上高地バスターミナル ⇒
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    河童橋 ⇒
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    遊歩道からの明神岳 ⇒
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    遊歩道に猿の群れが出現 ⇒
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    遊歩道と徳本峠分岐 ⇒
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    二俣は通行止めの看板 ⇒
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    登山道からの明神岳 ⇒
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    徳本峠・霞沢岳分岐 ⇒
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    ジャンクション登りの小嵩沢山 ⇒
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    ジャンクションピークに到着 ⇒
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    池に到着 ⇒
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    尾根からの穂高 ⇒
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    尾根からの山頂 ⇒
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    K1、K2方面を見る ⇒
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    K1へ登る ⇒
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    K1にて ⇒
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    K1からの穂高岳 ⇒
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    K2から山頂へ ⇒
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    山頂直下のシナノキンバイ ⇒
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    霞沢岳の山頂にて ⇒
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    山頂からの焼岳 ⇒
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    山頂からの乗鞍岳 ⇒
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    山頂からの穂高岳 ⇒
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    下山開始 ⇒
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    大正池からの穂高岳 ⇒
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    沢渡の足湯 ⇒
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    ファインビュー室山で入浴 ⇒

    本来は七倉→烏帽子岳→野口五郎岳→赤牛岳→黒部ダムを2泊3日の予定であった。
    しかし出発時、天気予報は後半2日は天候が悪いとのことであった。
    この為、急遽、霞沢岳に変更し上高地に入る為、沢渡の駐車場にやって来て泊まる。

    AM5時前、出発の準備をしているとタクシーの運ちゃんが勧誘に来る。
    定額4000円ポッキリ、近くで準備していた所沢NOのお二人を誘い上高地へ。
    一人当たり1000円。バスは1050円、沢渡発は6:00なので儲かった気分になる。

    まだ静かな上高地から徳本峠分岐に着く。通行止め?徳本峠から島々への下山路である。
    暗い樹林帯の林道を暫く登ると終点となる。小屋の関係者?2台の車が止まっていた。
    ごく普通の登山道を登って行く。途中で沢に降りる所がありそのまま行くとロープがある。
    更に沢を行くとおかしいと気づく。左に行くと本来の登山道に出た。どこで間違えたのだろうか?

    良く整備された右岸(向かって左)を登って行くと小沢が2つ、更に最後の水場が現れる。
    ここから15分程登ると、徳本峠・霞沢岳分岐に着く。
    右へジャンクションピークに向かう。直ぐ上にも徳本峠への分岐があるが藪道?
    この先、急登となる。スタジオピーク標識を過ぎ、ジャンクションピークに着く。
    南側が開け小嵩沢山、鉢盛山方面が望める。

    ピークからはジメジメだらだらとした下りとなる。虫がおいしい汗を求め纏わりついてくる。
    鞍部の小池のある湿地帯を過ぎると、樹間に時折、山頂と穂高岳が望めるようになる。
    暗い樹林帯の中の道を小鞍部、ガラ場を過ぎるとK1ピークへの登りとなる。
    疲れが出始めた頃の急な登りは体に堪えるが、穂高の展望が開けてきて心が和む。

    K1ピークの展望は言うまでも無く素晴しい。しかし先方にはまだピークが・・・
    3個のザックが転がっており、音を上げて、ここにデポしたようである。
    一旦下って登るとK2である。ここから大した登りではないが山頂はかなり先のように見える。疲れた体に鞭打ち登る。

    山頂は文字通り、苦労を忘れさせてくれる素晴しい展望である。
    鉢盛山、乗鞍岳、焼岳、穂高岳、常念岳、大滝山などを見ながら昼食。
    我々と同じく朝、上高地から登って来たという群馬の単独の方が後から登って来る。
    ゆっくりしたいが、時間は12時を回っており、上高地の最終バスには猶予がない。

    30分程で下山開始。途中すれ違った方達を追い抜き、当面の目標のジャンクションピークへ。
    しかし、歩けど歩けど思うにようにスピードが上がらず、なかなか着かない。
    これが霞沢岳の厳しさか! 何とかジャンクションピークに着くが15:00になっていた。

    徳本峠・霞沢岳分岐まで来て、最終便には余裕で間に合うと確信する。
    最後の水場に下る途中、7〜8人程の水汲み登山者とすれ違う。
    徳本峠は天水で水を分けてもらえないようである。我々も最後の水場で冷たい水を十分に補給して明神館へ。

    更に明神館で冷たいジュースを一気に飲み、上高地へ向かう。
    最終三つ前、17:25発の島々行きに乗れそうだ! 頑張らなくてもいいが、ついつい頑張ってしまう。
    バスターミナルでは殆ど待たずに沢渡へ。途中、バスの運ちゃんが大正池で止まってくれた。
    バス上から「大正池と夕暮れの穂高岳」をバッチリ、カメラに納めることができた。

    沢渡駐車場にある足湯で一息、駐車料金1000円(日帰り500円)を払う。
    入浴は乗鞍の温泉が・・・しかし明日も天気?ならば車山で写真撮影をしよう!
    という訳で、ファインビュー室山で入浴後、「道の駅・ほりがね」で車中泊し翌日、車山へ向う。

    *霞沢岳は日帰りの場合、大変厳しい山である。
     当日は金曜日であったが、おばちゃんを中心に個別に20名ほどの方と出会う。
     徳本峠小屋に泊まる方が殆どで、1泊2食、弁当も付いて8000円だそうである。

  • 一言

    シナノキンバイ咲き乱れる山頂は超一級、360度の大展望地、これほどとは。
    岳沢を囲む焼岳〜西穂奥穂〜奥穂〜前穂、そして乗鞍岳、常念岳等々・・・