一等三角点百名山

高峰山 1045.0m


     高峰山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日         2006年3月20日

  • 移動行程

     2006-03-19     移動

      自宅→浜松西〜大台大宮IC→滝原宮→矢ノ川林道偵察→下北山[きなりの湯]→[道の駅きのくに]泊

     2006-03-20     高峰山

      道の駅→矢ノ川峠[高峰山]→熊野→国311→龍神本宮(途中×)〜東ノ川林道→[アイリスパーク女神ノ湯]入浴
      →中辺路→県198→県735→坂泰トンネル→[龍神本宮林道:冷水山登山口]泊

     2006-03-21     冷水山

      登山口[冷水山]→県735→国168→熊野本宮大社→国311→熊野→国42→大宮大台〜浜松西IC→自宅

  • 登山行程

      1:40  矢ノ川峠登山口(8:00)→テレビ中継塔→古川山→(9:40)高峰山

      1:10  高峰山(10:00)→古川山→テレビ中継塔→(11:10)矢ノ川峠登山口

  • 詳細

    写真
    林道入口 ⇒
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    テレビ塔ピークを望む ⇒
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    荒れた林道 ⇒
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    素堀りのトンネル ⇒
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    矢ノ川峠と三木里の分岐 ⇒
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    矢ノ川峠に到着 ⇒
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    イット缶の下がる登山道 ⇒
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    テレビ塔ピーク ⇒
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    古木からの古川山 ⇒
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    右手に高峰山を見る ⇒
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    古川山の山頂 ⇒
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    古川山からの西側展望 ⇒
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    古川山と高峰山の鞍部 ⇒
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    高峰山へ登り返す ⇒
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    高峰山の肩に到着 ⇒
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    高峰山の山頂にて ⇒
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    尾鷲湾を望む ⇒
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    一等三角点と北側の展望 ⇒

    中1日有給休暇を取り4連休とする。しかし、3/18(土)、3/19(日)は荒れるとの情報で、3/19出発とする。
    矢の川林道は河原のような道を走る、乗用車では無理?との情報がインターネット上に多々有り。
    そこで、雪が心配であったが、下記にセットしタイヤチェーンを用意して出発する。
     ・スタッドレスタイヤ→ノーマルタイヤ
     ・空気圧を2.2→2.6(底を多少でも上げる。)

    午前10:00出発。名港トリトンは強風で蛇行しながらの運転になる。
    時間が有るので、大宮大台ICから尾鷲まで、途中にある全ての道の駅と滝原宮に寄る。
    道の駅「紀伊長島マンボウ」は非常に混雑、うまく地元の味をだしている。
    マンボウの串焼きは美味だ、特に塩味が良い。イカ+魚のような感じだ。
    ここでWBCの日本ー韓国線を暫し観戦する。

    この後、明日走る予定の矢の川林道を偵察、入口から第1トンネルまで歩いてみる。
    アチコチに大小の石が落ちており、ファンカーゴでは底を摺りそうなので、全て横に片付ける。
    帰りの途中でレガシーの二人が登って行く。車体には会社の宣伝が・・・
    この道、溝にはまってしまうような大きなデコボコはなく、石がごろごろした林道という感じだ。
    それ程ひどくはない、何とかなるとの感触を得る。

    温泉に入るため、[道の駅・きのくに]を通過し下北山まで40Km程、車を走らせる。
    きなりの湯で入浴後、再び[道の駅・きのくに]に戻り宿泊。
    ここはデイリーヤマザキが道の駅に併設されていて10時頃まで営業しており便利だ。
    車外では雪がチラホラ・・・オー寒いー! 明日は大丈夫だろうか?タイヤチェーンは携行しているが・・・
    夜は、地元の味覚:サンマ寿司、高菜で巻いたおにぎりを食す。

    翌朝は快晴、雪の心配もなさそうだ。車のガラスの内側に付いた氷を剥がし出発する。
    尾鷲方向に走り千仭橋の脇から左へ矢の川林道に入る。昨日、第1トンネルまで清掃済み気が楽だ。
    全部で4つの素掘りのトンネルがある。最後のトンネルを抜けると、直ぐ林道分岐になる。

    峠まで全線良くないが、感じでは第2〜4トンネル間と林道分岐の先暫くの間が、石がゴツゴツとして特に悪い感じ。
    所々、舗装とか平坦なダートとなる所があり、その時はホットする。
    3回ほど浮き石に引っかかったのみで広い峠に着く。富士山が見られたとのプレートが設置してある。
    傍らにレガシーが1台停まっている。昨日、偵察時に登って行った車で宿泊したようだ。

    登山道を登って行くと、アチコチにイット缶が木に取り付けられており、テレビ中継基地まで続いている。
    何に使うのだろうか?猟師への合図、イノシシよけ? 遠慮がちに杖で叩きながら先に進む。
    第1ピークには、テレビ中継基地がある。一方はNHKで、もう一つは中京圏の民放全部の名前書かれている。
    民放の建物の中で作業している方がいて、我々が着くと驚いた様子で挨拶をされる。


    ここから先、3つ目のピークが目指す高峰山である。
    一旦下り登り返す途中に白く枯れた巨木があり、古川山方面とテレビ中継塔の展望がきき、ここで暫し休息。
    少し登ると第2ピークに着くが展望は無い。

    多少下ってから、登り返す途中で右手に所々で目指す高峰山を見ることが出来る。
    第3ピークには古川山と書かれた小さなプレートが木についている。西方面の展望がある。
    ここから急坂を100m強程下る。せっかく登って来たのに・・・。
    鞍部から急な道を登り返すと、高峰山の肩につき、平坦な道を暫く行くと岩稜の最後の登りになる。

    山頂は大きな岩が幾つかある、やや広い広場となっていて、北西〜東方が開けて展望がある。
    山頂北側の山は雪が被っている。東側は眼下に尾鷲湾と町を見ることが出来る。
    山頂に置かれたノートを見てみると、あまり登山者はいないようである。
    帰りテレビ中継基地に戻ると、NHKの建物に2名の方が居る。行く時の方とは違う方だ。
    峠に着くとワゴン車が止まっておりレガシーは居なくなっている。

    千仭橋迄戻る途中、林道分岐手前の鉄塔のあたりで歩いている二人連れとすれ違う。
    下から歩くのは大変だ。冷やかしになると思い声を掛けるのを止める。
    千仭橋の入口で車を止めているとCR-Vが入って来る。あわてて車をどける。
    これから登る人のようだ。未だ12時過ぎヒョットすると冷水山を今日のうちに登れるのでは?
    と思い向かうことにする。これが甘かった。

    *林道の全長は9.1Km、往復とも撮影しながらで約1時間、思っていたほど悪くない。
     擦りそうな大きな石はハンドル操作で、危なそうな岩は車から降りてどけ、概ね通過できる。
     上りより、下りの方がスピードが出やすく車体の揺れが大きい、とにかくゆっくり慎重に運転する。

  • 一言

    高峰山は大きく分けると4つのピークからなっており、峠の標高の割には意外と時間が掛かかる。