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槍平無料駐車場を出発する。
前夜は4台泊、今日の朝は8台の駐車、まだ余裕がある。
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右下の露天風呂:新穂高の湯を見ながら橋を渡る。
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槍見館の入口を左に入る。
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笠ヶ岳登山口、ここで登山届を提出する。
4名は錫杖岳の岩壁に挑むロッククライマー。
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クリア谷の右岸尾根の斜面を登って行く。
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巨岩壁の下を通過する。
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穴滝を右に見て通過する。
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穴滝のスグ先でクリア谷渡渉点1を渡る。
3日ほど雨が降らない日を選んだので、想定通り、飛び石で楽に渡れる。
雨の直後の渡渉は大変だ。
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左岸に渡り、高巻道を登る。
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タマアジサイ
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向かう岩峰を見ながら高巻道を登って行く。
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錫杖沢入口分岐、ここで左折してクリア谷に下る。
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ヤマセリ
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クリア谷左岸からの錫杖沢。
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クリア谷渡渉点2を渡る。
クリア谷渡渉点1に比べ、ココは水量がかなり少ない。
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錫杖沢の左岸を登って行く。
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ソバナ
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水が流れている所が多々ある。
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濡れた岩を慎重に。
粘土質で触ると茶色の土が付く。
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沢の巻道を登る。
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重要分岐:ヘルメットがある。
この手前を左に入るのが正解、我々は真っすぐ行ってしまう。
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ドンドン、笹と雑木の道を登って行く。
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岩ゴロ沢に出て登る。
かなり上まで来た、左に行けば稜線鞍部だ。
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振り返ると焼岳が。
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奥穂、西穂高岳が。
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源流まで来た、ソロソロ、左に行かないといけない。
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ルートファインティングしながら、左に向かうがヤブで苦戦。
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モウ、ロッククライミング。
こりゃー駄目だ、戻ることにする。 |
北穂・奥穂・西穂を前方に沢を下って行く。
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岩ゴロ沢から森に入る。
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ヘルメットのある、岩屋分岐に戻る。
時刻は10:00チョット前、1:30ロスしてしまった。
稜線鞍部に12:00に着ければ、ギリギリ、山頂まで行けるだろう。
ダメモトで山頂に向かう。
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岩屋に出て枝沢を登る。
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間もなく印があり、左の沢巻に入る。
しかし、雑木藪で足場が悪く難儀。
帰りに、沢巻で岩クレバスに1m落ちて、足を擦りむいてしまう。
沢の直登はモット難しい(帰りに一部下ったが、細ロープ使用)。
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沢に戻って登る。
苦労する大岩が転がっている。
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岩峰群の根元まで登って、左の小尾根に上がる。
右に間違って行った岩群が見える。
あそこの根元から此処まで、トラバース出来ていたら楽だったのに・・・
ここらまで水を得られる。
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南岳〜北〜涸沢〜奥〜西穂高岳が見える。
雲が出て来ている、間もなく隠れてしまうだろう。
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岩壁の根元にモウセンゴケが生えている。
岩から染み出した水で生きている、常水:水涸れは無いようだ。
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ゴマナも咲いている。
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岩峰群壁を通過、左の小尾根に向かう。
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小尾根を越して、笹斜面をトラバース、向こうの洗堀沢に移る。
帰りに迷いやすい所だ。
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もうすぐ稜線鞍部、移った洗堀沢は超急斜面、笹と草を掴んで登る。
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稜線鞍部直下から、まだ見えている穂高・霞沢岳を望む。
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笹薮の稜線鞍部に着く。
写真は、向かう反対側の峰、大木場ノ辻を見る。
引返し設定時刻12:00を0:10過ぎた程度、山頂まで行こう!
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山頂岩峰の基部に向かって、笹を漕ぎ、岩峰を巻きながら登って行く。
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頭上を見上げると、岩峰が重なって見える。
山頂岩峰はあの向うだろう、まだ時間がかかる。
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ゲッ、アップダウンがあるではないか。
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慎重に岩稜を登って行く。
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山頂岩峰基部マデ来ると、珍しくロープ場がある。
ココはザラザラの露岩、滑ったら奈落の底、下る時は無いと怖い。
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岩累々、間もなく山頂だ。
一気に展望が広がる。
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錫杖岳にて。
ルート間違いで一時はあきらめかけたが、山頂に立つことが出来た。
時は13:10、意外と早かった、14:00までに下山を開始すれば大丈夫だ。
ヘッドライトは持参している、最悪、クリア谷渡渉点2に明るいうちに戻れれば大丈夫だ。
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山頂展望:東:穂高連峰、山頂部に雲がかかり始めている。
かろうじて、北穂、奥穂高岳の山頂が見える。
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山頂展望:南東:JPと霞沢岳、焼岳(左端)。
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山頂展望:北:黒部五郎岳(左)、笠ヶ岳、鏡平。
左下にピッケルが見える。
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大木場ノ辻を前方に山頂を去る。
左下に錫杖がある。
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稜線鞍部に戻って来る。
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ウメバチソウ
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稜線鞍部から洗堀沢笹薮帯を下る。
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この先で左にトラバース、左端上に見える岩峰群壁の基部に向かう。
写真左上の小さな出っ張りの手前を越える。
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岩峰群壁の基部を下って行く。
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最後の水場、チョロ清水:岩壁表面を水が流れている。
暑くて、水分不足気味、ゴクゴク飲む。
もう少し下にはシッカリ汲めるところがある。
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岩屋付近まで下って来る。
・此処に来る手前の巻ルートで、岩クレバスに1m程落ち怪我をする。
・巻ルートを途中で止め、岩屋に向かわず沢を下ってきた所。(途中で細引き使用)
ピンクテープに導かれ、沢から森に入り、岩屋分岐に出る。
ここまで下ればルート間違いはない
時は16:10、モウ大丈夫、明るいうちに戻れるだろう。
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クリア谷渡渉点2を渡る。
時は16:50、アト1:30位必要、真っ暗になる直前に下山だろう。
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笠ヶ岳登山道、錫杖沢分岐を通過、槍平へ。
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クリア谷渡渉点1を渡る。
ココで私が、滑って片足をドボン、最後の最後でやってしまった。
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夕闇が迫る中、笠ヶ岳登山口に下山する。
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槍平駐車場に戻る。
今日は金曜日、明日は土曜日なのに駐車場はガラガラ。
ココカラ登る人は非常に少ない。
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昨日に続いて、ひがくの湯で入浴。
営業は20:00マデ、今は19:00過ぎ、1:00弱入浴、疲れを癒す。
足は傷だらけ、傷口が沁みるっ!
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