岐阜100山

錫杖岳(シャクジョウダケ) 2150m(2168m)


  • 錫杖岳周辺地図      国土地理院



  • 登山日  2024年9月6日(金)

  • 移動行程 全走行距離 695Km

    2024-09-04 出発

    自宅→舘山寺SIC→[ひるがのSA]泊

    2024-09-05  漆洞山、安峰山、大雨見山、国見山

    ひるがのSA→飛騨清見IC→高山[漆洞山]→飛騨[安峰山]→高山[大雨見山、国見山]→奥飛騨温泉郷[槍見P]泊

    2024-09-06  錫杖岳

    槍見P[錫杖岳]→[ふがくの湯]→道の駅[奥飛騨温泉郷上宝]泊

    2024-09-07  十二ヶ岳

    道の駅→丹生川・ダム&[十二ヶ岳]→高山IC→舘山寺SIC→自宅

  • 登山行程 全行程=13:00

    2:40 槍平P(5:30)→登山口→渡渉点1→錫杖沢分岐→(8:10)岩屋分岐 1:30 岩屋分岐(8:10)→引返点→(9:40)岩屋分岐→岩屋
    3:20 岩屋(9:50)→(12:10)稜線鞍部→(13:10)錫杖岳
    4:40 錫杖岳(13:50)→稜線鞍部→錫杖沢分岐→渡渉点1→登山口→(18:30)槍平P

  • 詳細

    写真
    槍平無料駐車場を出発する。
    前夜は4台泊、今日の朝は8台の駐車、まだ余裕がある。
    写真
    右下の露天風呂:新穂高の湯を見ながら橋を渡る。
    写真
    槍見館の入口を左に入る。
    写真
    笠ヶ岳登山口、ここで登山届を提出する。
    4名は錫杖岳の岩壁に挑むロッククライマー。
    写真
    クリア谷の右岸尾根の斜面を登って行く。
    写真
    巨岩壁の下を通過する。
    写真
    穴滝を右に見て通過する。
    写真
    穴滝のスグ先でクリア谷渡渉点1を渡る。
    3日ほど雨が降らない日を選んだので、想定通り、飛び石で楽に渡れる。
    雨の直後の渡渉は大変だ。
    写真
    左岸に渡り、高巻道を登る。
    写真
    タマアジサイ
    写真
    向かう岩峰を見ながら高巻道を登って行く。
    写真
    錫杖沢入口分岐、ここで左折してクリア谷に下る。
    写真
    ヤマセリ
    写真
    クリア谷左岸からの錫杖沢。
    写真
    クリア谷渡渉点2を渡る。
    クリア谷渡渉点1に比べ、ココは水量がかなり少ない。
    写真
    錫杖沢の左岸を登って行く。
    写真
    ソバナ
    写真
    水が流れている所が多々ある。
    写真
    濡れた岩を慎重に。
    粘土質で触ると茶色の土が付く。
    写真
    沢の巻道を登る。
    写真
    重要分岐:ヘルメットがある。
    この手前を左に入るのが正解、我々は真っすぐ行ってしまう。
    写真
    ドンドン、笹と雑木の道を登って行く。
    写真
    岩ゴロ沢に出て登る。
    かなり上まで来た、左に行けば稜線鞍部だ。
    写真
    振り返ると焼岳が。
    写真
    奥穂、西穂高岳が。
    写真
    源流まで来た、ソロソロ、左に行かないといけない。
    写真
    ルートファインティングしながら、左に向かうがヤブで苦戦。
    写真
    モウ、ロッククライミング。
    こりゃー駄目だ、戻ることにする。
    写真
    北穂・奥穂・西穂を前方に沢を下って行く。
    写真
    岩ゴロ沢から森に入る。
    写真
    ヘルメットのある、岩屋分岐に戻る。
    時刻は10:00チョット前、1:30ロスしてしまった。
    稜線鞍部に12:00に着ければ、ギリギリ、山頂まで行けるだろう。
    ダメモトで山頂に向かう。
    写真
    岩屋に出て枝沢を登る。
    写真
    間もなく印があり、左の沢巻に入る。
    しかし、雑木藪で足場が悪く難儀。
    帰りに、沢巻で岩クレバスに1m落ちて、足を擦りむいてしまう。
    沢の直登はモット難しい(帰りに一部下ったが、細ロープ使用)。
    写真
    沢に戻って登る。
    苦労する大岩が転がっている。
    写真
    岩峰群の根元まで登って、左の小尾根に上がる。
    右に間違って行った岩群が見える。
    あそこの根元から此処まで、トラバース出来ていたら楽だったのに・・・
    ここらまで水を得られる。
    写真
    南岳〜北〜涸沢〜奥〜西穂高岳が見える。
    雲が出て来ている、間もなく隠れてしまうだろう。
    写真
    岩壁の根元にモウセンゴケが生えている。
    岩から染み出した水で生きている、常水:水涸れは無いようだ。
    写真
    ゴマナも咲いている。
    写真
    岩峰群壁を通過、左の小尾根に向かう。
    写真
    小尾根を越して、笹斜面をトラバース、向こうの洗堀沢に移る。
    帰りに迷いやすい所だ。
    写真
    もうすぐ稜線鞍部、移った洗堀沢は超急斜面、笹と草を掴んで登る。
    写真
    稜線鞍部直下から、まだ見えている穂高・霞沢岳を望む。
    写真
    笹薮の稜線鞍部に着く。
    写真は、向かう反対側の峰、大木場ノ辻を見る。
    引返し設定時刻12:00を0:10過ぎた程度、山頂まで行こう!
    写真
    山頂岩峰の基部に向かって、笹を漕ぎ、岩峰を巻きながら登って行く。
    写真
    頭上を見上げると、岩峰が重なって見える。
    山頂岩峰はあの向うだろう、まだ時間がかかる。
    写真
    ゲッ、アップダウンがあるではないか。
    写真
    慎重に岩稜を登って行く。
    写真
    山頂岩峰基部マデ来ると、珍しくロープ場がある。
    ココはザラザラの露岩、滑ったら奈落の底、下る時は無いと怖い。
    写真
    岩累々、間もなく山頂だ。
    一気に展望が広がる。
    写真
    錫杖岳にて。
    ルート間違いで一時はあきらめかけたが、山頂に立つことが出来た。
    時は13:10、意外と早かった、14:00までに下山を開始すれば大丈夫だ。
    ヘッドライトは持参している、最悪、クリア谷渡渉点2に明るいうちに戻れれば大丈夫だ。
    写真
    山頂展望:東:穂高連峰、山頂部に雲がかかり始めている。
    かろうじて、北穂、奥穂高岳の山頂が見える。
    写真
    山頂展望:南東:JPと霞沢岳、焼岳(左端)。
    写真
    山頂展望:北:黒部五郎岳(左)、笠ヶ岳、鏡平。
    左下にピッケルが見える。
    写真
    大木場ノ辻を前方に山頂を去る。
    左下に錫杖がある。
    写真
    稜線鞍部に戻って来る。
    写真
    ウメバチソウ
    写真
    稜線鞍部から洗堀沢笹薮帯を下る。
    写真
    この先で左にトラバース、左端上に見える岩峰群壁の基部に向かう。
    写真左上の小さな出っ張りの手前を越える。
    写真
    岩峰群壁の基部を下って行く。
    写真
    最後の水場、チョロ清水:岩壁表面を水が流れている。
    暑くて、水分不足気味、ゴクゴク飲む。
    もう少し下にはシッカリ汲めるところがある。
    写真
    岩屋付近まで下って来る。
    ・此処に来る手前の巻ルートで、岩クレバスに1m程落ち怪我をする。
    ・巻ルートを途中で止め、岩屋に向かわず沢を下ってきた所。(途中で細引き使用)
    ピンクテープに導かれ、沢から森に入り、岩屋分岐に出る。
    ここまで下ればルート間違いはない
    時は16:10、モウ大丈夫、明るいうちに戻れるだろう。
    写真
    クリア谷渡渉点2を渡る。
    時は16:50、アト1:30位必要、真っ暗になる直前に下山だろう。
    写真
    笠ヶ岳登山道、錫杖沢分岐を通過、槍平へ。 
    写真
    クリア谷渡渉点1を渡る。
    ココで私が、滑って片足をドボン、最後の最後でやってしまった。
    写真
    夕闇が迫る中、笠ヶ岳登山口に下山する。
    写真
    槍平駐車場に戻る。
    今日は金曜日、明日は土曜日なのに駐車場はガラガラ。
    ココカラ登る人は非常に少ない。
    写真
    昨日に続いて、ひがくの湯で入浴。
    営業は20:00マデ、今は19:00過ぎ、1:00弱入浴、疲れを癒す。
    足は傷だらけ、傷口が沁みるっ!

    前日、Aコープで食料を買い出し、ひがくの湯で入浴し、槍見平駐車場で泊まる。
    ココは空いていて、泊まりは4台のみであった。
    此処から登る登山者が少ないのと、近くに道の駅があるからであろう。
    別敷地にトイレがあるとなっているが、夜間は鍵がかかっていて使用できない。

    槍見館ヨコの笠ヶ岳登山口で、登山届を提出し出発する。
    二ヶ所のクリア谷の渡渉は、晴れ始めて3日経っていたので、簡単に渡渉出来る。
    錫杖沢ルートは途中、岩屋分岐で、山頂コースと岩壁(ロッククライミング)コースに分かれる。
    岩壁コースに入ってしまい、時間1:30、体力をロスしてしまう。

    岩屋からは、岩ゴロ沢を登ったり、藪巻に入ったり、笹斜面をトラバース・登ったりしたり。
    色々しながら登り、笹の生い茂る稜線鞍部に着く。

    稜線鞍部からは岩稜、山頂岩峰の直下まで巻道を登って行く。
    思っていたほどの岩場ではないが、暑さ・疲れで時間がかかる。
    着いた山頂は大展望、錫杖・ピッケル・山頂名板がある。

    山頂に0:40と長居して、13:50下山を始める。
    途中で真っ暗になるかと思ったが、ヘッドライトを使わずに下山できる。

    ひがくの湯で閉館時間(20:00)ギリギリ、1:00弱、入浴する。
    混雑・満車に近い、道の駅[奥飛騨温泉郷上宝]で泊まる。
    キャンピングカーが目立つ。