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井出ノ小路谷入口ゲート1を出発。
50年前まで、森林鉄道が走っていた軌道跡だそうです。
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千両のぞき:付知市街方向の谷の景色。
奥の山は手掛岩山です。 |
展望地:井出ノ小路谷、高樽山、満開の山ザクラ。
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林道分岐:ここを右に行く。 左は真弓峠、高樽山方面。 |
林道分岐の直ぐ先のゲート2を通過する。
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いでのこうじ橋を渡り左岸へ。
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水の滴る岩を見る。
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続いて、赤い大理石の岩を利用した石積壁、苔が生え、水が流れ庭園風。
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合体木:ヒノキとサワラが合体しているとのこと。
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説明板と見比べないと理解は難しい。
ともかく、二本の木が合体しているんです。
よく発見しましたね。
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第62回伊勢神宮式年遷宮で、神を納める社に使用の材木を伐採時の斧入れ式跡。
伊勢神宮式年遷宮とは:20年に一度、お宮を建て替え、ご神体を新宮に移す儀式。
第62回はH25(2013年)で、平成17年(2005年)の山口祭から始まり、9年間かけて行われた。
伊勢神宮の神様は贅沢ですね。
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ショウジョウバカマがチョロット咲く。
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木曽ヒノキ説明板設置場所に着く。
左には、これから渡る備林橋がある。
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第62回伊勢神宮式年遷宮伐採式跡が、階段を登った所にある。
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木曽ヒノキ備林説明板。
備林:伊勢神宮の式年遷宮用のヒノキを、保続的に供給するために設定した区域で国有林。
長野県木曽郡:上松町・王滝村・大桑村、岐阜県中津川市:加子母・付知町の地域。(ウィキペディア) |
分岐のあるヘアピンカーブで休息する。
ゲートを出発してから1:30を要す。
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ヘアピンカーブを過ぎると、林道は荒れだす。
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万両のぞき:入口の千両に対して万両と命名。
左から、北高時山〜前山〜小秀山方面。
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林道は廃道状態になる。
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こんな奥に、木曽ヒノキ天然林試験地がある。
開始がS29年(1954年)からで、永久実施とのこと。 |
入沢地の手前の沢に架かる橋を渡る。
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登山口となる入沢地に着く。
ここに架かる橋は消失している。
右岸の林の中を通って、奥に見える堰堤に向かう。
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堰堤に上り、沢原に下りる。
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岩ゴロの涸れ沢を登って行く。
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沢は広かったり、狭まったりする。
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ここはチョット登るのは困難・・・
左岸に上がり、藪を漕いで高巻く。
高巻いたのは、この1ヶ所のみであった。
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高巻き:苔岩と雑木の藪、スリップ、踏み抜きに注意。
早めに沢に戻る。
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ボトルネック、急に狭まる所がある。
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沢分岐:右か?左か?右を行く。
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いよいよ源流に近くなってきた感じ。
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沢分岐、左の沢に向かう、右はP1806.4方向。
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マダマダ沢は続く。
苔むし、草が生えた巨木が横たわっている。
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岩の急斜面、濡れていて滑りそうな感じ。
複数人パーティーの場合、岩を落とさないように注意が必要だ。 |
ここから激笹薮の急登が始まる。
笹丈が高く絡み合って、中途半端に倒れていて、ナカナカ前に進めない。
悪戦苦闘、体力を消耗、時間がかかる。
稜線に出るまでの標高差は70m程、しかし、登るのに0:40かかった。
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稜線に上がっても、藪は続く。
しかし、少しづつ、登りやすくなる。
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日当たりのよい斜面に出る。
笹は元気で大変、山頂までマダマダだね。
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山頂に近付くと、笹のプレッシャーはカナリ改善される。
誰かが落として、次の人が縛り付けたのであろう、黒玉模様の手拭が木に縛り作られている。
目印になる。
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傾斜が緩くなり、低笹になると山頂はもう直ぐだ。
ヤヤ左方向、高みを目指して奥に行くと山頂に着く。 |
井出ノ小路山にて。
山頂プレート以外に何もない、それがまた良い。
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井出ノ小路山の山頂プレート。
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山頂を去り、下山を開始する。
下り始めが肝心、方向を間違えないように。
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稜線分岐に下って、沢に向かう。
写真は、奥三界岳(奥に薄く見えている)方面を見ながら、稜線分岐へ下っているところ。
稜線分岐から沢へ、笹に捕まりながら一気に下る時、手に持っていた杖を紛失する。
この笹だ、探しても見つからないだろう、と思い諦める。
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笹薮を抜け、沢に出る。
[笹藪始まり〜山頂間 標高差140m]
・登り:1:30
・下り:0:40 かかる。
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岩ゴロ沢を下って行く。
途中で、岩に転がっていた小石に乗ってスリップし転倒する。
岩角にぶつけ、名誉?の傷を負う。
・左足のスネ:打撲し内出血、皮膚がめくれる。
・右大腿上部:皮膚がめくれる。
@杖を紛失し態勢がとれなかった。
A靴底が摩耗し滑りやすくなっていた。
B藪漕ぎ疲れ。
が原因と思われる。 |
痛い足を引きずりながら沢を下る。
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入沢地の堰堤が見えてくる。
途中で、疲れによる足攣りが出たら泣きっ面に蜂だが、出なかった。
一安心、しかし、未だ長い林道歩きがある。
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帰りは緩やかな下り、結構楽に感じる。
万両のぞき付近をせっせと歩く。(前方は北高時山。)
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第二ゲートを通過。
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展望地で高樽山を振り返る。
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北夕森山(1597.1)を前方に林道を戻る。
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第一ゲート、井出ノ小路谷入口に帰着する。
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