花の百名山

室堂 ⇔ 五色ヶ原 2500m


  • 五色ヶ原周辺地図   国土地理院



  • 登山日   2023年7月23日(日)〜24日

  • 移動行程  全走行距離 1006Km

    2023-07-21  移動、龍双ヶ滝、姥ヶ滝・ふくべ大滝

    自宅→舘山寺SIC→福井IC→[龍双ヶ滝]→越前大野→白山白川郷WR[姥ヶ滝・ふくべ大滝]→白川郷IC→立山IC→上市町[馬場島]泊

    2023-07-22  剣岳早月尾根:1400mまで

    馬場島[剣岳早月尾根]→称名平[称名滝]→[吉峰温泉]→[立山駅]泊

    2023-07-23  浄土山→龍王岳→獅子岳→五色ヶ原

    立山駅→美女平→室堂〜[五色ヶ原]山荘泊

    2023-07-24  五色ヶ原→一ノ越→室堂、帰宅

    [五色ヶ原]〜室堂→美女平→立山駅→立山IC→舘山寺SIC→自宅

  • 登山行程

    2023-07-23

    4:50 室堂(8:30)→浄土山→龍王岳→獅子岳→(14:20)五色ヶ原

    2023-07-24

    5:00 五色ヶ原(5:00)→獅子岳→浄土山→一ノ越→(10:00)室堂

  • 詳細

    ●2023-07-24

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    立山駅に一番近い駐車場に止める。
    駐車場入り口にゲートがあり、チケットが発行されるが、駐車料金は無料。
    このチケットは車の中に置いておいた方がいい、出る時必要だから。
    このPは207台駐車可能だが、前日(土)17:00で10台程しか空きがなかった。
    他にも駐車場は一杯ある。
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    午前5:00頃の立山駅前の様子。
    奥がチケット発売待ちの行列:この時点では20名ほどの列。
    発売予定は7:00頃、増発で6:40に前倒し、この頃になると100名以上になる。
    左端の石積みが水汲み場。
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    立山駅前の水汲み場。
    室堂にもあるので、無理して汲まなくてもいい。
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    室堂ターミナルを出発。
    バス停は1階、出口は3階、出た左手に水場(玉殿の湧き水)がある。
    ここで1.5Lの水を調達し出発する。
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    室堂のお花畑。
    左が雄山・大汝山、右が向かう浄土山。
    道標に導かれ、雄山方面に向かう。
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    途中で浄土山への道に入る。
    雄山方面に向かう人が多いが、浄土山方面に入る人も多々いる。
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    シナノキンバイ
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    イワイチョウ
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    浄土山分岐が見えてくる。
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    浄土山分岐手前からの室堂。
    左奥は大日岳・奥大日岳、右奥は大猫山、猫又山方面。
    大猫山、猫又山の手前の尾根は、昨日登った早月尾根。
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    分岐で左折、浄土山へ。
    真っすぐ行くと室堂展望台。
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    浄土山の登路、五色ヶ原を遠望する。
    雲のかかっているのは薬師岳、右手前は室堂展望台。
    左端は赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳が重なる。
    その右、最奥に薄っすら、笠ヶ岳が見える。
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    シナノキンバイ
    折りたたまれた花びらが開いている途中。
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    浄土山の山頂からの立山。
    雷鳥も一緒に眺めている。
    浄土山の山頂部は広く平坦、立山が真正面に見える。
    ピークは左から、富士ノ折立、最高峰の大汝山、神社のある雄山。
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    浄土山の池塘を通過、富山大学観測所へ。
    奥に見えるのは、次に登る龍王岳。
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    池塘付近からの、浄土山の山頂と立山。
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    ハクサンボウフウとヨツバシオガマ
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    コイワカガミ
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    富山大学観測所ピークに到着。
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    観測所の横に咲くミヤマリンドウ。
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    龍王岳に向かう。
    龍王岳の山頂へは、縦走路からピストンする。
    前方、人のいる所が取付点。
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    龍王岳にて。
    岩の重なる狭い山頂、左奥に剣岳が見える。
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    龍王岳から富山大学観測所ピークを望む。
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    縦走路に戻って鬼岳へ。
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    残雪の谷と針ノ木岳。
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    ハクサンボウフウとハクサンフウロ
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    鬼岳の東尾根乗越へ。
    左の肩が東尾根乗越。
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    クルマユリ
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    鬼岳の東尾根乗越手前からの龍王岳。
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    鬼岳の東尾根乗越を通過。
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    これから横切る雪渓を見下ろす。
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    鬼岳の稜線とツガザクラ
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    鬼岳南乗越を過ぎ、鞍部へ。
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    途中で鬼岳の南東斜面の雪渓を横切る。
    シッカリ整備され、アイゼンは必要ない。
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    色々な花が咲くお花畑。
    クルマユリが一際目立つ。
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    クルマユリ
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    鬼岳〜獅子岳の縦走路からの景色。
    針ノ木岳とお花畑、黒部湖もチョット見える。
    花はハクサンイチゲ、シナノキンバイが主力。
    よくみると、クロユリも咲いている。
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    クロユリ群生。
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    ハクサンチドリ
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    ツガザクラ、コイワカガミ
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    獅子岳の山頂北直下からの景色。
    針ノ木岳、黒部湖、シナノキンバイ。
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    獅子岳の山頂を通過。
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    ザラ峠へ下って行く。
    獅子岳の山頂から、稜線尾根を少し行くと、ザラザラの急斜面になる。
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    ザラ峠へ下る途中にあるハシゴ。
    右下が向かうザラ峠、追い越して行った登山者が見える。
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    エゾシオガマ
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    リュウキンカが咲く斜面を下る。
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    シャクナゲ咲く道、間もなくザラ峠だ。
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    ザラ峠から、噴火口?赤い壁の縁を登って、五色ヶ原へ。
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    コバイケイソウ咲く五色ヶ原の木道に入る。
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    トウヤクリンドウ
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    キャンプ場への道を左に見送る。
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    コバイケイソウと裏銀座、赤牛岳方面。
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    ハクサンイチゲ
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    五色ヶ原山荘が見えてくる。
    山荘周辺は雪解けが早く、花の数が減る。
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    五色ヶ原山荘に到着。
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    五色ヶ原山荘前休息所からの展望。
    五色ヶ原と後立山連峰。
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    ハクサンイチゲ
    雪解けが遅かった所は花が咲いている。
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    左奥の蔦山に向かう。
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    ヨツバシオガマ
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    クロユリ
    ここのクロユリ群生地は花期が終わっていた。
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    ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲ、他色々。
    ここら辺は花が最盛期。
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    ツガザクラ
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    蔦山の山頂手前からの後立山連峰。
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    ライチョウが現れる。
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    ガスッて来たので、蔦山の山頂に行かず戻る。
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    薄暗くなり始めた道を引き返す。


    ●2023-07-24

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    早朝5:00、小屋を出発する。
    朝食は弁当にしてもらったが、前日の残飯があり不要であった。
    これからは、朝食弁当は一人分にしよう、経費節約、重量軽減にもなる。
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    コバイケイソウ咲く木道を行く。
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    五色ヶ原の先、穂高方面を振り返る。
    今日は晴れて良く見える、槍ヶ岳(中央左)も小さく見えている。
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    五色ヶ原からザラ峠へ下って行く。
    獅子岳への登り返しが大変だ。
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    リュウキンカ
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    ザラ峠を通過、ザラザラ尾根に取付く。
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    コイワカガミ
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    ザラザラ尾根を登り切り、獅子岳の山頂へ。
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    獅子岳の山頂を通過。
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    獅子岳と鬼岳との鞍部へ。
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    鞍部に咲くコバイケイソウ。
    奥は針ノ木岳。
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    クロユリ
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    鬼岳の南東斜面の雪渓を横切る。
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    鬼岳の東、南乗越を通過。
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    鬼岳東乗越から、通過して来た斜面を振り返る。
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    鬼岳の東、文字が消えた道標のある東乗越を通過。
    向かう龍王岳を仰ぎ見る。
    帰りは龍王岳の山頂に寄らず、巻道縦走路を行く。
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    龍王岳の斜面を登る。
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    龍王岳の草付き斜面を登る。
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    龍王岳の西斜面、巻道縦走路を行く。
    前方の富山大学観測所ピークを目指す。
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    富山大学観測所ピークから一ノ越へ向かう。
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    眼下の一ノ越へ下って行く。
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    一ノ越へ下って行く途中からの針ノ木岳。
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    タカネツメクサ
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    チシマギキョウ
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    一ノ越に到着、左折して室堂へ。
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    石畳の遊歩道を下り室堂に向かう。
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    ラッシュアワー、雄山に向かう人達とすれ違う。
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    見納め、休息地で雄山方面を眺める。
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    室堂バスターミナルに着く。

    2023-07-22(土)〜23(日)

    前日、吉峰温泉で入浴、17:00過ぎに立山駅前の駐車場に来る。
    アルペンルート最終便の到着17:37の少し前であった。
    ぽつり、ポツリ、空きがあり、一番駅に近い所に駐車できる。
    最終便が到着すると、更に空きが出来るが、それ程でもなかった。
    土曜日、室堂で泊まっているのであろう。

    しかし、翌日早朝になると満車となっていた。
    ケーブルカーの始発は7:00、5:00頃から並ぶ。
    最初は20名程度であったが、チケット発売時点では長蛇の列となる。

    時刻表では、高原バスの美女平始発は7:40。
    ケーブルカーの始発7:00に合わせ、臨時便が出るとのアナウンスがある。
    美女平始発は推定7:20、これで0:20近く短縮できる。

    ところが、ケーブルカーで座席に座ってしまい、降車が遅くなる。
    美女平でのバスは2便目、約7〜10分の損失、結局、時間短縮は0だ。

    天気は時折、雲のかかる晴れ、心地よい風が吹く絶好の登山日和。
    室堂→五色ヶ原間、遮る物がない稜線漫歩を楽しめる。

    花も歩いたコース全部で見ることが出来る。
    浄土山を過ぎると、登山者は少なくなる。
    回りを気にせずに、ユックリと花を楽しむことが出来る。

    コースは意外と変化に富んでいて、アップダウンが大きい。
    本格的な山登り、縦走コースと言った感じ。
    鬼岳の雪渓は、小屋関係者で道が整備されていて、問題なく通れる。
    雪渓の横切りは3ヶ所で短い、雪解けが進んだ感じ。
    雪が多い時でも、心配は無用の感じ。

    2023-07-24(月)

    朝食は、前日、弁当にしてもらいAM5:00に出発する。
    長袖と半袖のシャツの合わせのみ、風が吹くと超寒く、指がかじかむほど。
    コレが良かったのか、ハアハア・ゼイゼイながらも休まず歩ける。
    先行していた一組を、獅子岳の登りで追い越すほどだ。
    最近、追い越すことは全く無かった。

    順調に歩き、富山大観測所ピークから一ノ越経由で室堂に着く。
    一ノ越〜室堂間は登山者が非常に多く、煩わしい。
    ジャストイン、室堂発10:00のバスに乗れ、立山駅11:07着。
    立山ICから高速に乗り、浜松の自宅に17:30に着く。