日本百名山(焼岳)、花の百名山(西穂高岳)

焼岳 2480m(2455.5m)  → 西穂高岳 2908.8m


  • 焼岳・西穂高岳周辺地図      国土地理院



  • 登山日   2023年6月17日〜18日

  • 移動行程  全走行距離 598Km

    2023-06-16  出発、阿弥陀ヶ滝、銚子の滝、平湯大滝

    浜松自宅→舘山寺SIC→白鳥IC→[美濃三滝]→安房峠→中ノ湯

    2023-06-17  焼岳

    [中ノ湯登山口→焼岳→西穂山荘] 

    2023-06-18  西穂高岳、移動・帰宅

    [西穂山荘:西穂高岳往復〜上高地]→[中ノ湯バス停〜登山口]→松本IC→飯田山本IC→浜松自宅

  • 登山行程

    2023-06-17  行程=9:20

    9:20 中ノ湯登山口(5:00)→(8:40)焼岳(9:00)→(10:10)焼岳小屋(-)→(14:20)西穂山荘

    2023-06-18  行程=10:00

    7:50 西穂山荘(4:30)→(7:10)西穂高岳(7:30)→(9:30)西穂山荘(10:00)→(12:20)上高地BT

    1:50 上高地BT(12:40)〜(13:00)中ノ湯バス停(-)→(14:30)中ノ湯登山口

  • 詳細

    ●2023-06-17 中ノ湯→焼岳→西穂山荘

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    前日、国158安房峠を通過。
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    翌日の朝5:00の中ノ湯の焼岳登山口。
    左側路側駐車の途切れている所が登山口。
    後から来た車が迷っている。
    当日の車は100台以上と推測される。
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    焼岳登山口を入る。
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    笹と樹林帯の道を登って行く。
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    前方、樹林帯の先に焼岳が見えだす。
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    高木帯から低木帯に変わる。
    前方に前衛の山が見えだす。
    山頂は中央台形ピークの左奥で、まだ見えない。
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    ツツジ咲く低木帯を行く。
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    台形ピークの左基部を目指して。
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    台形ピークの左基部に近づくと、山頂が見えだす。
    噴気が見える所が火口渕で、そこを目指して登って行く。
    この噴気が現在の最大:大噴気。
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    ツガザクラ
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    岩ゴロの斜面に変わる。
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    イワカガミが点々と見れるようになる。
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    火口渕、大噴気に着く。
    右上の、人が見える所が焼岳の山頂。
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    火口渕から火口湖を覗く。
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    火口渕から南峰を望む。
    焼岳最高点であり三角点峰、現在、登頂禁止。
    噴気がアチコチから上がっている。
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    最大噴気前を通過、山頂直下をトラバースし南東の肩へ。
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    南東の肩で左折し、少し登ると山頂に着く。
    混雑、皆さんスマホで撮影中。
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    焼岳山頂にて。
    奥の左端は槍ヶ岳〜奥穂高岳〜前穂高岳。
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    山頂展望1:笠ヶ岳〜抜戸岳〜大ノマ乗越〜弓折岳〜樅沢岳。
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    山頂展望2:霞沢岳。
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    山頂展望3:乗鞍岳、焼岳南峰。
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    上高地を眼下に下山開始。
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    南東の肩は渋滞中。
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    焼岳小屋を目指して下って行く。
    中尾温泉、上高地からの焼岳登山コースだが、すれ違う登山者は少ない。
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    右下の中尾峠に下って、P2130を越える。
    前方は笠ヶ岳、抜戸岳。
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    P2130付近のコイワカガミ。
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    P2130から焼岳を振り返る。
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    P2130火山観測所を通過。
    前方手前のピークは割谷山、あそこを越えて行く。
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    新中尾峠、焼岳小屋に下る。
    今年の営業:2023年6月18日(日)〜10月18日(水)、今日は1日前で閉まっていた。
    1泊2食:9500円、素泊り6500円、 要予約。
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    焼岳小屋〜西穂山荘間は樹林帯の中の道。
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    笹と湿地、雨の日はぐちゃぐちゃになる。
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    焼岳小屋〜西穂山荘間:所々で展望、花、池がある。
    上高地と霞沢岳。
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    オオカメノキと笠ヶ岳。
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    西穂高岳〜奥穂穂高岳〜前穂高岳を前方に。
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    サンカヨウ
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    槍見台P2250直下の池。
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    展望の良い槍見台P2250を通過。
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    エンレイソウとキヌガサソウ。
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    自然林の林を行く。
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    前方の森を登り切れば西穂山荘だ。
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    キバナスミレ
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    焼岳上高地分岐に着く。
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    花の百名山、お花畑を登って行く。
    オオサクラソウ
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    シナノキンバイ
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    ニリンソウ
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    タカネザクラ
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    サンカヨウ
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    西穂山荘に着く。
    左端、向こう側から登って来て写している。
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    西穂山荘テント場と霞沢岳。
    テント泊であっても、ホトンド空きがなく、無予約客はお断りされている。
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    山荘前、テント場横の斜面に咲くシナノキンバイ。
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    西穂山荘の夕食。
    1泊2食付き:14000円、旅館と同等の価格。素泊り:12000円、テント:2000円/人、要予約
    有名な山も値段が高騰している。


    ●2023-06-18 西穂山荘→[西高岳往復]→上高地〜中ノ湯

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    朝4:30に出発。
    夜明け前,AM3:00頃から出発の準備を始めている人もいる。
    やかましくて寝れない。
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    大岩を飛び石伝いに登る。
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    朝日を浴び始める乗鞍岳、焼岳。
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    独標、ピラミッドピーク目指して登る。
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    ミツバオウレン
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    最初の小ピーク、西穂丸山を通過する。
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    コイワカガミが点々と咲いている。
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    次第に岩稜となって来る。
    見えているのは、ジャンクションピーク(奥)、独標(中央)。
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    ハクサンイチゲ
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    ミヤマキンバイ
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    西穂高岳独標にて。
    杖をたたんで、岩を落とさないように。
    此処で妻の靴底が剥がれるアクシデント発生する。
    手首サポーターで補強、だまし・だましの歩行となる。
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    岩稜の核心部に入る。
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    ミヤマキンバイ
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    ピラミッドピークを通過。
    左奥に見えている西穂高岳まで、マダ時間がかかる。
    右奥は奥穂高岳。
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    ナイフリッジのように見えるが、道はシッカリしている。
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    前方のピークが西穂高岳。
    手前ピークを左から巻き通過、岩の壁を登れば山頂だ。
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    西穂高岳にて。
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    山頂展望:左:黒部五郎、弓折岳、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳などが並んでいる。
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    山頂展望:中:槍ヶ岳〜涸沢岳〜奥穂高岳 
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    山頂展望:右:奥穂高岳〜前穂高岳
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    登って来た方向のパノラマを見ながら、下山開始する。
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    恐竜の背骨、アップダウンしながら下って行く。
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    ピラミッドピークから独標へ。
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    西穂山荘に帰着。
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    西穂山荘の下のお花畑。
    昨日より開花が進んでいる。
    シナノキンバイ、オオサクラソウ、ニリンソウ。
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    オオサクラソウ、ニリンソウ。
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    分岐で左折、上高地への道に入る。
    右は焼岳への道。
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    キヌガサソウ
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    シナノキンバイ咲く道を下る。
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    サンカヨウ群生地を見る。
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    下って木道平坦地を行く。
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    花街道が終わり、樹林帯の中の山道を下って行く。
    樹林が途切れ、前方に霞沢岳が。
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    下りきる手前にある巨木。
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    登山ゲートをくぐる。
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    梓川に架かる、ほたか橋からの奥穂高岳〜前穂高岳。
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    バスで上高地バスターミナルから中ノ湯バス停まで移動。
    帝国ホテル前バス停でバスに乗ろうとしたが、満車で乗車不可であった。
    バスの運ちゃん曰く:日曜日、予約が無いと、途中乗車は不可能とのこと。
    上高地バスターミナルまで歩く。
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    中ノ湯バス停から、安房峠に向かって国158を登って行く。
    つづら折れの車道、疲れた体、気温上昇でピッチ上がらず。
    4000円〜5000円かかるが、タクシーにした方が良かった。
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    中ノ湯温泉前を通過。
    焼岳登山客であろうか、車が多々、止っていた。
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    中ノ湯バス停から1:30かかり、歯抜けになった駐車場に帰着。

    焼岳は1996-07-28以来で27年ぶり、西穂高岳は40数年ぶりであった。
    今回は中ノ湯温泉から登ったが、焼岳までは非常に登山者が多かった。
    日本百名山(日本三百名山)、車で登山口まで来れ、短時間で登れる為であろう。

    焼岳から西穂山荘までは、27年前と同じで、非常に静かな山道であった。
    西穂山荘前後は、雪解けでちょうど花咲く時期、色々な花が咲いていた。
    センジュガンビの花期は7月〜8月、まだ早かったのか全く見られなかった。

    今年は 8月盆前まで、新穂高ロープウェイはメインテナンスで運休中。
    西穂山荘の宿泊者は20名ほどで空いていた。
    一方、テント場は満杯、断られている人もいた。
    西穂高岳への登山者は、焼岳ほどではないが多い気がした。

    上高地に下り、帝国ホテル前バス停でバス乗ろうとしたが、満席で乗車拒否にあう。
    多客期で、途中で乗ろうとする場合、ネット等で事前に途中乗車の予約が必要とのこと。
    (上高地バスターミナル発車時に空席を確保して出発。)
    上高地バスターミナルまで行ってバスに乗り、中ノ湯バス停に着く。

    ここから、国158を安房峠方向に、中ノ湯登山口駐車地まで登って行く。
    標高差285m、つづら折れ道で、けっこう距離があり、疲れた体、1:30もかかる。
    同じような人が2名、足早に追い越して行き、タクシーも4〜5台追い越して行く。
    タクシーにすれば良かったと後悔する。(4000円〜5000円)
    下って行く人もいるが、中ノ湯バス停で乗車の予約をしているんだろうか?

    帰りは松本ICから高速道路にのる。
    東周りは韮崎〜長坂間で工事渋滞、西回りは瑞浪〜飯田山本間が工事渋滞。
    飯田山本JCTから三遠南信道:天竜峡IC,国151を南下、登山口から5時間かかり浜松に戻る。