日本百名滝

四十三万滝 (ヨンジュウサンマンタキ:菊池渓谷) 落差10m


  • 菊池渓谷周辺地図    国土地理院




  • 見学日   2023年5月11日

  • 見学行程  全行程=1:20

    1:10 駐車場→渓谷入口(7:10)→菊池渓谷:四十三万滝→(8:20)渓谷入口→駐車場

    *駐車場P⇔渓谷入口 片道0:05

  • 見学詳細

    ■大観峰(ダイカンボウ)

    昨日は大船山、久住山を登り、筋湯温泉で入浴、大観峰入口の駐車場で泊まる。
    若者が集まるたまり場、寝るには良くない場所だ。
    展望はすばらしい、見渡す限りの草高原、阿蘇山、九重連山が望める。

    ●大観峰駐車場
    ここはゲート前の駐車場、ゲートの中に売店・レストラン、大駐車場がある。
    ゲート前の駐車場の手前にも、広い駐車スペースがある。
    後ろは西方向、これから向かう菊池渓谷・菊池市街方面。
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    ●大観峰からの阿蘇山
    ここは阿蘇山の外輪山で、スグ目の前に阿蘇山が見える。
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    ●大観峰山頂
    国土地理院の呼称は遠見ヶ鼻、936.1m。
    ゲート前の駐車場から15分位で山頂に立てる。
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      *YAMAP地図より切り抜き

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    ●大観峰からの九重連山
    朝もやの中、薄っすらと見えている。
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    ■四十三万滝(菊池渓谷)

    痛めた左足をかばいながらユックリ回る。

    大観峰から県12〜45を西進、中央駐車場(繁忙期)を通過し下って行く。
    少し走ると菊池渓谷の入口に着くが、ここに駐車場は無い。
    更に先、300mの所が通常の駐車場(約80台/大型7台)で、有料300円。
    他に入谷料300円/人が必要。

    菊池渓谷には肩書が一杯ある。
    日本名水百選、日本森林浴の森百選、日本の滝百選、水源の森百選
    くまもと緑の百景、熊本の自然百選、新くまもと百景
    それに値するかは人によって違う。

    四十三万滝:どこでも見かける急流、滝というにはチョット。
    菊池渓谷:一般的な渓谷美、不可は無いと言った感じ。
    渓谷を見に来たわけではないので、チョット残念な滝であった。

    朝だったのかもしれないが、管理の係員が多い印象であった。
    そのせいか、整備は非常に行き届いていた。
    ハイカーではなく、一般観光客向きだ。

    ●菊池渓谷入口
    歩いている所がバス停留所、道を挟んで向こう側が入口。
    一般車道が奥に続いているが、ゲートが閉まっていて入れない。
    見えているレストハウスの先から遊渓が始まる。
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    ●赤橋を渡る
    レストハウスの先で左折、菊池川に架かる赤橋を渡り右岸ヘ。
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    ●右岸遊歩道を行く
    菊池川に沿って上流に歩いて行く。
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    ●黎明(レイメイ)の滝 落差5m
    落差が多少あるので、滝と言われれば滝、美しさはある。
    右側はチョロ、水しぶきを上げていればいいね。
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    ●天狗の滝1 落差8m
    奥に天狗の滝が見え、ナカナカの渓谷美。
    左奥の岩壁の滴りがモット多ければ、+αになる。
    黎明の滝と似たり寄ったりかな。
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    ●天狗の滝2
    近づくと迫力が増す。
    黎明の滝よりは滝らしくなる。
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    ●四十三万滝入口
    入口には立派な標柱が立っている。
    左は見学後に休息所に行く道。
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    ●四十三万滝 落差10m
    これが滝か、これは岩盤の急流だ。
    これが日本百名滝、日本の滝百選、チョット・・・

    *滝名の由来:二説あるとのこと。(菊池市公式サイト)
    @九州日日新聞社の景勝地百選投票で43万票を獲得。
    A 1日平均水量43万石(約7.8万t)。
    だそうだ。 写真

    ●右岸へ
    四十三万滝の先で、菊池川を渡り右岸に移る。
    ここで、渓谷見学は実質終了する。
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    ●休息所に出る
    奥に東屋、トイレもある、立派な屋根の休息所に出る。
    ここから左岸舗装車道を戻る。
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    ●車道からの四十三万滝
    戻る始めると直ぐ、四十三万滝が見える。
    流れが二筋、変化が追加されて見える。
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    ●舗装車道を戻る
    車道からは、殆んど菊池川が見えない。
    逆ルートで見学しない方がいい。
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    ●渓谷周回入口に戻る
    往く時は、右に見えている赤橋を渡った。
    帰りは真っすぐ、100m先が渓谷入口。
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    渓谷を見に来たわけではないので、チョット残念な滝であった。
    次は阿蘇大橋の傍の数鹿流ヶ滝(スガルガタキ)だ。
    来た道、県45を少し戻って右折、県339豊後街道を南下する。