日本三百名山・花の百名山 等

大船山 1786.3m  → 久住山 1786.5m


  • 久住山周辺地図      国土地理院



  • 登山日   2023年5月10日

  • 移動行程  全走行距離 2465Km

    2023-05-07  出発・移動

    浜松自宅→舘山寺SIC→[東名〜新名神〜山陽〜九州]自動車道→[古賀SA]泊

    2023-05-08  観音の滝、見返りの滝、古処山

    古賀SA→佐賀浜玉IC→[観音の滝]→[見返りの滝]→多久IC→甘木IC→五合目登山口[古処山]→甘木IC→玖珠IC→道の駅[童話の里くす]泊

    2023-05-09  西椎谷の滝、宇佐のマチュピチュ、東椎谷の滝、夢の吊橋・震動の滝

    道の駅→[西椎谷の滝]→[宇佐のマチュピチュ]→[東椎谷の滝]→湯布院→九重→[夢の吊橋・震動の滝]→[筌(ウケ)の口温泉]入浴→[久住山長者原:タデ原湿原]散策&泊

    2023-05-10  大船山〜久住山

    長者原[大船山・久住山]→[筋湯温泉]入浴→[大観峰]泊

    2023-05-11  大観峰、四十三万滝、数鹿流ヶ滝、真名井の滝

    大観峰→菊池渓谷[四十三万滝]→阿蘇[数鹿流ヶ滝]→高千穂[真名井の滝・高千穂神社]→[日之影温泉駅]入浴→[行縢山登山口]泊

    2023-05-12〜13  行縢の滝&行縢山、原尻の滝、移動・帰宅

    登山口[行縢の滝・行縢山]→延岡→国326〜502→道の駅[原尻の滝]→国57〜10→大分光吉IC→舘山寺SIC→自宅

  • 登山行程  全行程=12:50

    4:40 長者原P3(5:40)→坊ガツル入口→雨ヶ池越→(8:15)坊ガツル→(10:20)大船山

    4:30 大船山(10:50)→(12:10)立中山→鉾立峠→(14:00)白口岳→(15:30)久住山

    2:40 久住山(15:50)→久住別れ→諏峨守越→(17:10)久住山登山口→(18:30)長者原P3

  • 詳細

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    長者原(チョウジバル)P3駐車場を5:40出発。
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    タデ原湿原を横切り、雨ヶ池越・坊ガツル方面に向かう。
    左端の尾根鞍部が向かう雨ヶ池越、前方の山は指山(ユビヤマ)。
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    洗堀枯沢を行く。
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    埋め尽くされた砂防堰堤、岩で埋め尽くされている。
    砂防と同時に岩防、砂岩防堰堤だ。
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    歩きづらい土留めの階段道。
    元は土があった道だろう。
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    まだまだ続く洗堀枯沢。
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    やっと雑木、土の尾根斜面道に変わる。
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    登って来た長者原方向を振り返る。
    奥は日本三百名山の涌蓋山(ワイタヤマ)1500mが見え、左に泉水山(センスイザン)1296m。
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    洗堀岩ゴロ道を登る。
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    雨ヶ池越に出る。
    前方は三俣山。
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    今日の朝は霜が降りたようだ。
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    雨ヶ池に着く。
    付近は、池塘の点在する、チョットした湿原、前方は大船山、右の尾根は三俣山。
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    雨ヶ池越は高層湿原になっている。
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    クサボケが咲いている。
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    坊ガツルを見下ろす展望台。
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    坊ガツルへ下って行く。
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    坊ガツルに下って、コンクリートブロック橋で渡渉する。
    目指すは、キャンプ者用水場(左手の屋根)の更に左。
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    キャンプ場と水場。
    後ろの左は、後で通過して行く白口岳、右は九重連山最高峰の中岳と尾根。
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    坊ガツルの大船山入口を入る。
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    急な岩ゴロ道が続く。 
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    溶岩を敷き詰めたような道もある。 
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    黄色の花:xxキンバイ?
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    山頂部稜線分岐に着く。
    展望よくお休み処です。
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    稜線分岐からの九重連山。
    これが九重連山の核心部だ。
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    まだ山頂まで距離がある。
    今日は長丁場、我々はノンビリ休んではいられない。
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    ここにもクサボケが咲いている。
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    大船山避難小屋。
    中は板の間があり非常にきれいだ。
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    イワカガミ
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    シャクナゲ
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    ??スミレ
    葉っぱ厚く、表面がつるつる、ギザギザがない。
    尋ねられたが答えられない。
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    山頂部最後の登りも岩道がある。
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    あとちょっと。
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    大船山にて。
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    山頂三角点は三等だが、石角柱ではなく、金属製の円柱。
    四等以下では金属製の円柱が多い。
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    阿蘇山の左、祖母山塊を望む。
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    右手前方に由布岳、鶴見岳を見ながら下山開始。
    噴火口が印象的だ。
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    稜線分岐広場に戻る。
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    坊ガツルに下る途中で左折、立中山(タッチュウヤマ)へ向かう。
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    荒れた洗堀道を、沢源流に向かって下る。
    枝が被さっていたりで、このルートはあまり整備されていない。
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    キリシマツツジ群に出合う。
    見れると思っていなかったが見られた。
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    沢源流の雑木帯を行く。
    幾つかの洗堀沢、ぬかるみを通過する。
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    まだ沢源流、開けた小広場に出る。
    ここから大船山を見上げる。
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    アセビが満開、鈴なり。
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    雑木を縫って、立中山を緩やかに登って行く。
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    立中山に到着。
    展望は素晴らしく360度、写真は、これから行く白口岳(左)、中岳(右)。
    四等三角点だが、こちらは石の角柱。
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    回りは全てキリシマツツジ、蕾が開き始めている。
    奥は大船山。
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    三俣山を右手に、立中山から桙峠(ホコトウゲ、ホコタテトウゲ)へ。
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    桙峠に下る。
    ここから前方の白口岳に登り返す。
    標高差は360m、山が大きので、そんな感じはしない。
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    イワカガミ
    ユリの様な葉っぱも混じっている。
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    快晴、一番暑い時刻、疲労蓄積でキツイ。 
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    ワニの山登り、何か狙ってるぞ・・・
    左手に奇岩を見る。
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    白口岳の登路、振り返る。
    手前の台地が立中山、奥に大船山、左に平治岳(ヒイジダケ)。
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    白口岳の登路、右後方の景色。
    坊ガツルを挟んで、左に三俣山、右に平治岳。
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    山頂直下の岩の壁。
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    巨岩帯の上が白口岳の山頂。
    あと少しがキツイ、頑張りどころ。
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    やっと尽?いた。
    スグ奥の山は中岳、左奥が久住山、まだ先は長い。
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    白口岳から中岳基部へ。
    沢があるので、時計回りに迂回するルートになっている。
    前方は祖母山塊と阿蘇山。
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    途中で方向転換、中岳の基部を目指して進む。
    右が白口岳、左が中岳、奥が三俣山。
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    中岳の基部に着く。
    疲れはピーク、足に違和感発生、中岳は過去に登っている。
    中岳経由を止めて、奥の久住山に直接向かう。
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    久住山の山頂東取付点に来る。
    いよいよ最後の登りだ。
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    山頂部の肩に着く。
    あと少し、奥の岩斜面を登れば山頂だ。
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    久住山にて。
    バックは星生山(ホッショウサン)方向、左奥は涌蓋山。
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    久住山からの阿蘇山。
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    久住山からの北千里浜と三俣山。
    右奥に由布岳が見える。
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    中岳を前方に下山開始。
    この時間でも、まだ登って来る人がいる。
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    星生山を前方に、鞍部、久住別れに下って行く。
    久住別れで右折、北千里浜へ向かう。
    ここで、左足の状態が更に悪化、一歩進むたびに痛みが走る様になる。
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    眼下の北千里浜を目指して下る。
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    類人猿岩を通過。
    *前の写真の中央に岩が見える所。
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    北千里浜に入る。
    左は噴煙を出す硫黄山。
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    北千里浜の北端分岐に到着、左の諏峨守越(スガモリゴシ)へ向かう、右は法華院。
    登りも痛みが走る。こういう時に限ってシップ剤を持っていない。
    バンテリン・足サポーターが欲しい。
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    諏峨守越に着く。
    ここは休息所兼噴火避難場所で、堅牢な施設がある。
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    諏峨守越から林道登山口へ。
    牧ノ戸温泉の湯けむりが二筋見える。
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    やっと着いたという感じで、林道登山口に着く。
    しかし先はマダマダ距離がある。
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    前方の長者原を目指して林道を下る。
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    土手に咲く満開のキリシマツツジ。
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    林道をシュートカット。
    この頃になると、左足がまともに動かせなくなる。
    無理に動かすとカナリ痛い。
    特に下りはキツイ、杖を頼りにユックリ下る。
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    林道ゲートを通過。
    ここに多少の駐車スペースがある。
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    警告看板を見る。
    確かに、今日の明け方は強烈に冷えた。
    遅く登って来る人もいた。
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    登山者駐車場が2ヶ所ある。
    シーズンになると、ビジターセンターの所だけでは足りないようだ。
    写真の駐車場の奥はタデ原湿原。
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    レストハウスに薄暗くなり始めた18:30に着く。
    レストハウスは営業終了、温泉入浴は出来なかった。

    レストハウスの庭で異様な光景を目にする。
    4名がナント天婦羅を揚げながら、酒盛りをしているではないか。
    洗ったボールのうどん粉はタデ原湿原に流れる。
    ひっくりかえしたら、鍋に燃え移ったら、食べ物を落としたら・・・
    こういう行為は絶対にダメだ。
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    筋湯温泉共同湯で入浴する。

    大船山、久住山は二回目、いずれも最短で登った。
    今回は両方を1日で回ることにして出発、予定通り歩いた。

    流石、九州の名峰、山の魅力がふんだんにある、いい山であった。
    ”体の衰え、体力の低下、足を痛めたこと、暑かったこと”
    で、コースタイムより多くの時間がかかった。
    きつかったのは、白口岳への標高差360mの登り、久住山からの長い下り。
    遅遅刻々であった。
    何とか暗くなる前に下山することが出来た。

    下山後、近くの筋湯温泉に行き入浴する。
    明日朝は、菊池渓谷の四十三万滝、暗くなった道を走り、大観峰で泊まる。
    ここは若者の遊び場、デート場、夜遅くまで車、バイクが引っ切り無しに来る。
    寝る場所を間違えた感じだ。