東北百名山

杢蔵山 (モクゾウサン) 1026.1m


  • 杢蔵山周辺地図   国土地理院



  • 登山日    2022年10月12日

  • 移動行程   全走行距離 1691Km

    2022-10-11  出発・移動

    舞阪→浜松西IC→清水JCT→上越JCT→朝日まほろばIC〜鶴岡西IC→[道の駅とざわ]泊

    2022-10-12  杢蔵山

    道の駅→新庄[杢蔵山:山屋登山口]→[瀬見温泉:せみの湯]→国47→[小又山:大又登山口]泊

    2022-10-13  小又山

    [大又登山口:小又山]→国47→[中山平温泉]→[鳴子温泉休息所]泊

    2022-10-14  須金岳

    休息所→国108→[鳴子寒湯:須金岳]→[鳴子温泉:早稲田桟敷湯]→国108→[虎毛山登山口]泊

    2022-10-15  虎毛山

    [登山口:虎毛山]→国108→秋ノ宮→県310→[泥湯:川原毛地獄P]泊

    2022-10-16  子安岳→高松岳→山伏岳、帰宅

    [地獄P:高松山など]→国108→大和IC→久喜白岡JCT→浜松西IC→自宅

  • 登山行程 全行程時間=5:50

    3:10 山屋登山口(8:50)→(9:00)一の滝分岐(9:14)→松倉沢出合→(11:20)杢蔵山荘(-)→(12:00)杢蔵山

    2:10 杢蔵山(12:30)→杢蔵山荘→(13:15)三角山[電波塔群](13:30)→(14:40)登山口

  • 詳細

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    山屋登山口を出発、左を入る。
    右端は三角山に向かう林道。
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    戸前川を渡り右岸へ。 
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    一ノ滝分岐、一ノ滝に向かって右に入る。
    青いのは一斗缶:クマよけ、棒でたたく。
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    戸前川の右岸、川際沿いに進む。
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    朽ちた木に密生のキノコ。
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    渡渉点:増水、飛び越えは無理、靴を脱がないと濡れてしまう。
    一ノ滝経由を諦め分岐まで戻ることにする、約15分ロス。
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    分岐に戻って登山道を行く。
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    一ノ滝上の分岐を通過する。一の滝はパス。
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    不動明王に着く。建立は文政九丙戍(ヒノエイヌ)年五月二十八日とある。
    1826年で、江戸時代末期の建立である。江戸時代:1600〜1867年。
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    右上に見える稜線目指して、右岸尾根斜面を登る。
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    ノジギクが群生。 
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    サラシナショウマが多少咲いている。 
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    ムラサキシキブはあちこちで見る。
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    出水沢を横切る。
    滑りやすいのでスリップに注意。下流は深く落ちたら大変。
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    登山道から三ノ滝を見る。
    滝へは道がない。
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    戸前川に向かって下って行く。
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    戸前川に下り、右岸川岸を登る。
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    右俣・左俣分岐、松倉沢出合に着く。
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    右俣をほんの少し登り、右俣右岸斜面を登る。
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    岩から染み出し、滴り落ちる水場。
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    秋の代表的花、アキノキリンソウが点々と咲いている。 
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    右俣の小沢横切る尾根へ。
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    クネクネ七曲坂に取付く。
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    涸沢となった右俣、沢源流を登る。
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    稜線直下、沢の様相がなくなった斜面を登る。
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    稜線分岐に出て左折、杢蔵山荘へ向かう。
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    杢蔵山荘へは整備された快適な笹道だ。
    (途中で三角山を振り返る。)
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    杢蔵山荘は後回し、展望のいい広場に出る。
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    広場からの三角山と新庄盆地、新庄市方面。
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    広場から左奥の杢蔵山の山頂に向かう。
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    山頂への道は笹道だ。
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    山頂基部の水場、金杢水で喉を潤す。
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    山頂を目指して草付き笹道を登る。
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    点々とリンドウが咲くが多くはない。
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    山頂部の肩直下斜面から展望が開ける。
    見えているのは山頂部の肩、山頂はその先にある。
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    杢蔵山の山頂に着く。
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    杢蔵山にて。
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    盟主、神室山へと続く北方向の展望。
    直ぐ後ろは八森山、その左奥は火打岳、最奥のチョロ見えが神室山。
    右奥は虎毛山、須金岳方面。
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    上の写真の右:北東〜東方面:中央ヤヤ左に栗駒山〜禿岳(カムロダケ)〜花立峠方面。
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    さらに右:東〜南方面:奥羽山脈:奥羽山方面。
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    さらに右:南〜西方面:三角山と新庄盆地方面。
    左端は熊ノ返山〜大黒黒山〜亀割山方面。
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    さらに右:西〜北西方面:丁山地(ヒノトサンチ)〜水晶森〜(台山)方面。
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    寒いのに、まだ赤トンボがいる。
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    杢蔵山の山頂を去る。 
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    山頂直下の大展望の尾根道を下る。
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    杢蔵山荘に寄る。
    ここで単独の女性に会う。
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    杢蔵山荘から稜線分岐に向かう。
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    稜線分岐を通過し三角山へ。
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    灰青色のキノコが群生。
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    三角山の山頂に着く。
    大小約10基の電波塔が林立する。
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    NHK電波塔から杢蔵山(左奥)を望む。
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    殿様バッタが様子を窺いに来る。
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    ウメバチソウ:多くはないが、行程中で咲いている。
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    電波塔の山頂広場から、林道を下り始める。
    前方は新庄盆地、新庄市街地。
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    一番下の電波塔を下る。
    林道は車で通行可、一部かなり掘れていて、普通の床地上高の車では無理。
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    林道にはノジギクが多い。
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    送電線路、下ってみたが超急勾配になる。
    確保の命綱が必要だろう。途中で戻り林道を下る。
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    銀杢命水と命名された林道脇の水場で一息。
    ここでもペットボトル2本を満タンにする。
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    林道で日向ぼっこの大きなアオダイショウ。
    我々に気づくと、もの凄い速さで我々の方に向かいながら逃げる。
    その速さにビックリ仰天。
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    山屋登山口に戻る。
    ファンカーゴは我々、もう一台の車は杢蔵山荘前で会った単独の地元女性の車。
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    瀬見温泉街と「せみの湯」。
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    せみの湯入口の無料の足湯。
    手前のマスは高温の源泉、吊るしている白袋の中には卵が入っている。

    前日、関東経由で東北自動車道を走り、山形に入る予定であった。
    しかし、圏央道の鶴ヶ島〜青梅間は事故で渋滞中。
    急遽、上越経由で日本海側を走り、鶴岡に向かう。
    鶴岡西ICから国477鶴岡街道を東に走り、新庄手前の「道の駅とざわ」で泊まる。

    翌日、さらに国47鶴岡街道を東進、国13に出て新庄市街地の東を北上する。
    新庄五日町交差点で右折、県312金沢五日町線に入る。
    道なりに奥へ走ると駐車スぺースのある杢蔵山登山口に着く。
    登山口手前100mからはダートになる。

    ・登り:山屋コース:登山口〜稜線分岐
    稜線に出るまで沢沿いの道、道は整備されていて迷う所はない。
    また、稜線に出るまで急登はなく、展望もない。
    一ノ滝に寄るコースは途中で渡渉あり、増水時は靴脱ぎが必要。

    ・登り:山屋コース:稜線分岐〜山頂
    杢蔵山荘付近、山頂は展望がいい。
    山頂基部から山頂の肩までは樹林帯、一部展望のいい笹道。

    ・山頂
    広場と二等三角点がある。
    山頂はグルっと一周、360度の大展望。

    ・下山:三角山コース:杢蔵山荘〜三角山
    杢蔵山荘は設備の整った快適な無人山小屋。
    緩やかに尾根を下って行く展望のいい道。
    三角山に近づくと雑木林の中の道となる。
    三角山にはテレビ放送局中心に、大小10基以上の電波塔が立っている。
    展望はいい。

    ・下山:三角山コース:三角山〜登山口
    三角山から下る国地院の破線路は、深い藪で道はない。
    林道を延々と歩くので、日差しのある夏は厳しそう。
    ゲートが無く車の乗り入れOKだが、一部かなり荒れている。
    車高が高くないと、底を何回もする。

    ・天気、水場
    晴れ予報であったが雲が多い天気であった。
    終日、雨が落ちることはなかった。
    コース中に3ヶ所、水場があるので夏は助かる。

    ・瀬見温泉共同浴場:せみの湯
    小又山に向かう途中で国47沿いの最上町の瀬見温泉・せみの湯で入浴する。
    硫黄臭のする硫酸塩温泉でヤヤ熱めの風呂。
    露天風呂ふかし湯はコロナ対策で休止中であった。
    駐車場は狭く、入れ替わり客が来て、空くことはなかった。
    無料の足湯が「せみの湯」入口にあり、源泉でゆで卵を作っている人がいた。

    明日は小又山、大又口から往復予定。
    入浴後、国47を更に東進、小又山の大又口へ向かう。