遠州の140山

三ツ森山 1436.8m


     三ツ森山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日        2011年11月26日

  • 移動行程

      自宅→都田→根堅→天竜→春野→県389→[門桁:三ツ森山]
      →県389→春野→天竜→根堅→都田→佐鳴湖→極楽湯佐鳴台店→幸楽苑志都呂店→自宅

  • 登山行程

      3:10  門桁ゲート(8:20)→山住休息所→北東枝尾根→(11:10)北尾根分岐→大島山→(11:30)三ツ森山

      0:50  三ツ森山→南峰→三ツ森山

      1:50  三ツ森山(12:40)→大島山→1110北尾根分岐→北東枝尾根→山住休息所→(14:30)門桁ゲート

  • 詳細

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    駐車地点(右下)と林道 ⇒
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    山住休息所前を右へ ⇒
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    林道終点取付点 ⇒
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    水元分岐道標を通過 ⇒
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    休息所小屋跡を左に見る ⇒
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    枝尾根斜面を登る ⇒
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    北東枝尾根に出る ⇒
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    枝尾根カラノ房小山〜鋸山 ⇒
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    北主尾根に出て南下 ⇒
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    凍死寸前バッタバッタ転がる ⇒
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    アチコチに逆さ吊りの境界標 ⇒
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    1320ピークを通過 ⇒
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    大島山にて ⇒
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    ダブルのアカ松を見る ⇒
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    岩の小ピークをまく ⇒
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    苔むした岩尾根を登る ⇒
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    三ツ森山北峰にて ⇒
     
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    南峰へ下る途中:
    バラ谷ノ頭〜高塚山 ⇒
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    アブナイ! ステップを切って ⇒
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    南峰にて ⇒
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    下山:北峰から大島山へ ⇒

    三ツ森山を何処から登ろうか?国土地理院の地図を眺める。灰縄沢、豊岡ダム・・・
    北に張りだす尾根が目につく。ひょっとしてコッチからでも登れるのでは?と考えていた。
    その場合、門桁集落の北にある山住峠分岐T字交差点付近からか、奥の門桁国有林ゲートからか・・・
    2011-6-5に画栃山を登った時取付点を確認する。門桁国有林ゲートからが簡単そうだ。

    ゲートを入り100m程で上に行く林道がある。戻るように登っていくと山住休息所に着く。
    その上で林道は終点となる。ここが取付点である。左側は広場でゴミが捨てられていて汚い。
    明瞭な杣道である。水元入口(休息所の水源)道標、休息所小屋跡を過ぎ北へ張りだす枝尾根に向う。

    北枝尾根を少し登ると取付いた時の北東枝尾根に戻る、が通り過ぎてその東側斜面を登るようになる。
    エッ??やや心配・・・でもトンデモナイ方向ではないし、上に行っているのでソノママ杣道を辿る。
    左前方に平坦小尾根を見ると北尾根の方向となり一安心する。

    標高900m付近から広い尾根となり950m〜1050mは作業用ピンクテープがアチコチに現れる。
    ここが林業作業場のようだ。急に分かりづらくなる。方向を定めて登っていく。
    地図に現れない急登、枝藪があったりする。帰り間違いやすいところである。
    赤テープを付けて登り北東枝尾根上に出る。
    そして1110北主尾根を目指して、踏み跡薄いが目印が点々とあるユッタリとした尾根を真っ直ぐ登って行く。

    北主尾根上に出て西側がガレた緩斜面、急登を登ると木に1320ピークまで赤ペンキが点々とある広い尾根となる。
    東京営林署の逆さ吊りの境界標柱も多々ありルートどりの目印となる。寒さで動けないバッタを散見する。
    1320ピークから先、大島山前後は主に岩稜帯のようになり一部痩せ尾根を行く。
    鞍部から草つき、苔むした岩尾根を登り、アセビを掻き分け平坦地を奥に行くと三等三角点の山頂広場に出る。
    葉の落ちた樹間に大高遠山〜井戸口山が望める。灰縄沢方向に色あせたテープがついている。

    時間があるので南峰まで行ってみることにする。左がガレた踏み跡薄い尾根を下って行く。
    途中にバラ谷の頭〜高塚山の山並みを見ることが出来る大展望地がある。これはスゴイ!
    鞍部付近に近付くと足場の悪い痩せた岩稜帯となる。でもこれで終わりではない。
    南峰直下の鞍部からの登りは何処を登ろうか迷う。左の岩の壁を登るか?右のザラザラの急斜面からか?
    どちらも危険がアブナイ・・・意を決して右のザラザラの急斜面を恐る恐る足場を作りながら登る。
    上に出ると赤ペンキを見つける。左の岩の壁を登るのが正解のようであるがフリークライミングと変わらない。

    ここを過ぎ少し登ると鳥獣保護区の看板があるだけの南峰ピークに着く。北峰から見下ろされているようだ。
    山頂標識がないので木に赤テープを巻き山頂名を書く。丁度12時昼食時間だが・・・
    岩壁の下りが心配・・・心配は先に済ませ北峰に戻り安心してからにしよう!
    常に携行の細紐20mをザイル代わりに使い、岩の壁を慎重に鞍部に下ってホット一安心、北峰に戻り昼食を摂る。

    下山開始。大島山前後の岩稜帯をズッコケないように慎重に下る。そして1110北尾根分岐から北東枝尾根に入る。
    順調順調・・・ところがピンクテープの沢山ある作業場付近で迷ってしまう。
    アリャリャ赤テープは付けておいたが・・・?
    どうもピンクテープを意識しすぎて左寄りに下り過ぎたようだ。修正して杣道に戻る。

    ここから最短で「未知なき道」を下ってもいいが・・・急がば回れ来た杣道を戻る。
    途中で足に枯れ枝が絡み前のめりで倒れてしまう。またやってしまった。もうソロソロ楽隠居・・・
    東北も頑張っている、ピンコロカエル君 もう少しオイラに頑張らせて下さい。「オンアロリキャソワカ」×3、合掌!

    山住休息所前の苔むしたホースから出る水元道標からの引水をガブガブ飲む。
    山住休息所をガラス越しに覗く。ストーブ、冷蔵庫、キッチン・・・奥に座敷が・・・凄い!高級飯場だ。
    山小屋として開店すれば客が押し寄せるかな?・・・遠州の上高地・・・ヤッパ無理かな?
    ゲート前駐車場の直ぐ手前にある水場はここからの導水のようだ。

    帰りは明神峡の紅葉と清流を楽しみながら狭い県389を戻る。対向車、駐車する車がかなり多いので神経を使う。
    紅葉最前線のニュースで紹介された為のようだ。土日祝営業の勝坂の茶屋「神楽の里」も繁盛のようだ。
    順調に戻りいつものように極楽湯佐鳴台店、幸楽苑志都呂店により帰宅する。

  • 一言

    ヤブの連続かと思ったら1000m付近の作業場以外は立派な杣道、目印・踏み跡がある登りやすい山であった。
    樹間ではあるが西に天竜スーパー林道の山々、東に日本300名山の高塚山以北の山々が望めなかなか良かった。