遠州の140山

葛布の 本宮山 511m  → 黒山 548.9m


     葛布周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日      2010年12月31日

  • 移動行程    葛布の本宮山菰張山

      自宅→浜北→森→[葛布:本宮山]→かわせみ湖→[菰張山林道]→森→袋井IC→極楽湯佐鳴台店→自宅

  • 登山行程

      1:40  葛布の滝入口(一の滝往復0:15後)(9:50)→林道終点→二〜三の滝→渡渉点→小ピーク→(11:30)本宮山

      1:30  本宮山(11:40)→上百古里分岐→林道→(12:10)黒山(12:20)→好展望地→コース分岐→(13:10)滝入口

  • 詳細

    写真
    葛布の滝入口 ⇒
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    一の滝を見学 ⇒
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    入口の逆さの通行不能板 ⇒
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    林道終点から二の滝へ ⇒
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    二の滝かな? ⇒
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    観音様が現れる ⇒
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    危なっかしい道 ⇒
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    正真正銘?二の滝 ⇒
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    三の滝を通過 ⇒
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    三の滝の上で渡渉し尾根へ⇒
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    枯れ葉の急な尾根を登る ⇒
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    本宮山(小国神社奥ノ院) ⇒
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    上百古里分岐を右へ ⇒
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    吹雪?の春埜山方面 ⇒
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    一旦林道に下りる ⇒
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    藪っぽい稜線を進む ⇒
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    袋井の登山家お二人と ⇒
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    黒山にて ⇒
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    好展望地が二ケ所ある ⇒
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    チョット休憩 ⇒
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    滝入口に帰着 ⇒

    年末から年始にかけ大寒波襲来予報の為、スキーを諦め家にいることにする。
    しかし風が強くて寒いが遠州地方は晴れ、どこか簡単に行ける低山は・・・道路地図を眺める。
    35年前、20年前の2回登っているが記憶が薄れている葛布の本宮山にしよう!

    葛布集落を抜け所々水溜り、ぐしゃぐしゃの狭い林道を奥に行くと滝の説明板がある葛布の滝入口に着く。
    栃木から地元に帰省中のお三方が滝見物から帰って来るところであった。
    入口から葛布川に下りて5分ほど川に渡された板を利用して進むと第一の滝に着く。
    この時期の里の低山の滝としては水量豊富である。以前ここから上に行くルートがあったような・・・記憶違い?

    滝入口まで戻り辺りを見ると、「二の滝、三の滝への道は崩壊し通行不能。」の看板がある。
    ご丁寧に逆さまに取り付けてある。これはグッドアイディアだ!
    二の滝、三の滝へは林道を進むようだ。林道を歩いて行くと直ぐに車では通行不能となり、その先で終点となる。
    ここから川沿いに左岸尾根の斜面に付けられた道を行く。

    100mほど入るとコース分岐に出る。右が左岸尾根上に出て黒山三角点に行くルートである。
    我々は真っ直ぐ二の滝、三の滝に向う。ナカナカ狭く、所々足場の崩壊した道が三の滝の上まで続く。
    バランスを崩さないよう慎重に進む。

    途中踏み跡があったので二の滝かもしれないと思って木を伝って川へ下り、奥に行ってみる。
    これが二の滝?チョット違うような・・・
    戻って進むと二番、その先で三番?王番?と記された観音様を二体見かける。
    この先で川底近くを通過する場所がある。ここにも小さな滝がある。こちらかな・・・小振りすぎるが。
    マァいいや、あっちとコッチどっちかが二の滝だろう。

    ここから間もなくすると樹間に三の滝が見え始める。落差はかなりあるようだが水量が少ない。
    滝壺に行くのはパスして滝の上の河原に出て渡渉、右岸の急な枝尾根を暫く登ると尾根のピークに出る。
    ここで少し右に曲がり、やや下って登り返すと小国神社奥ノ院のある山頂に着く。
    境内は広く何か催しが出来るほどである。展望は全く無い。
    山頂標識が二つ神社手前右隅に設置されている。標高が549mと503m、ハテ?ココハ511mの筈だが。

    神社から北に向う。直ぐ薄場・小国神社のY字分岐を過ぎ、二重山稜のような窪地を行くと再び分岐となる。
    真っ直ぐが上百古里(カミスガリ)で右の高塚山方面へ小ピークを登る。
    登りきり赤テープのある下る方向に行くとエッ・・・綺麗に舗装された林道に出る。
    冷たい風が吹き付け寒〜い!白い物がパラパラまっている。秋葉山、春埜山方面は吹雪のようである。

    100m程で尾根に戻り、やや藪っぽい道を登って行くと展望のまったくない三等三角点峰に着く。
    地元では黒山と呼んでいるようである。
    おやおや・・・二人組みの登山家がいるではないか。こんな寒空に・・・こっちも同じようなものだが。
    聞けば袋井の方で小国神社から稜線を来たとのこと。吹きっ曝しの長い道程をご苦労さん!

    寒いので撮影後直ぐ葛布の滝入口に向って南東尾根を下山開始する。倒木、枯枝があるが概ね良好な道である。
    途中二ケ所で粟ヶ岳、八高山などが見えるスバラシイ展望地がある。日が当たり風がないので暫し日向ぼっこ。
    トンボ、セミが日光浴し体を温めてから飛んでゆくような気持ちである。

    下の展望地から少し下った所で右の尾根斜面を下る踏み跡が現れる。赤テープもある。位置を確認する。
    行く時通ったコース分岐に下るようだ。尾根の方が近いが藪っぽいし・・・よし、こちらを下ろう!
    ずっこけないように下っていくと、行く時に通った滝コースと黒山コースの分岐に出る。

    寒いので磐田の湯に浸かって早く家に戻ろう!しかし途中「かわせみ湖」の看板が目に入る。
    2009年11月1日竣工の無駄遣い?危険?で有名な大田川ダムのダム湖の筈だ。マダ早いし行ってみよう!
    ところがこの後、菰張山に行くことになる。

    尚、滝コースは林道終点から三ノ滝の上まで所々崩壊とか足場が悪いので、雨天とか雨天直後は止めた方がいい。
    また滑らない登山靴を用意したほうがいいと思います。

  • 一言

    過去の記憶と実際のルートの落差が大きく戸惑いながら登ったが・・・超寒かった!