日本三百名山

(エブリ)差岳 1636.4m


     杁(エブリ)差岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2008年9月14日

  • 移動行程

     2008-09-13     移動

       自宅→津具→飯田山本IC→上越JCT→聖籠IC→「聖籠観音の湯・ざぶーん」→[胎内ヒュッテゲート]泊

     2008-09-14〜15  エブリ差岳・移動

       胎内ヒュッテ→塩の湯温泉ふれあい館→中条IC→[米山SA]泊→飯田山本IC→「兎荷嶋温泉」→本長篠→自宅

  • 登山行程

      4:50 ゲート(5:40)⇒(5:50)足ノ松尾根登山口→姫子ノ峰→滝見場→水場分岐→大石山→鉾立峰→(10:40)杁差岳

      3:40 杁差岳(11:10)→鉾立峰→大石山→(14:50)足の松尾根登山口(15:00)⇒(15:10)ゲート

  • 詳細

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    三河の田峯観音に立寄る ⇒
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    聖籠観音の湯・ざぶーん ⇒
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    林道ゲートと乗合タクシー ⇒
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    足の松尾根登山口広場 ⇒
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    足の松尾根登山口 ⇒
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    長い急登が始まる ⇒
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    大石山を遠望 ⇒
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    鉾立峰を遠望 ⇒
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    姫子の峰にて ⇒
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    飯豊の主稜線を望む ⇒
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    二王子岳を振り返る ⇒
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    滝見場からの滝 ⇒
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    水場分岐 ⇒
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    尾根のピークからの大石山 ⇒
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    尾根より鉾立峰 ⇒
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    大石山に到着 ⇒
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    大石山から杁差岳へ ⇒
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    飯豊連峰を振り返る ⇒
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    鉾立峰にて ⇒
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    鉾立峰から杁差岳へ ⇒
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    トリカブトの群落 ⇒
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    杁差小屋に到着 ⇒
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    杁差岳にて ⇒
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    塩の湯温泉ふれあい館 ⇒

    9月は天候不順の季節。天気予報とニラメッコ。最終的に杁差岳へ行くことにする。カレンダーは3連休。
    土曜日の午後に出発、日曜日は胎内付近をウロウロし、晴の予報の月曜日に登る予定。
    いつも通り過ぎるだけの三河の田峯観音に立ち寄り、飯田山本ICから聖籠新発田ICに出る。
    評判が高く、独特な臭いのする「聖籠観音の湯・ざぶーん」で入浴後、明日・明後日の天気を確認する。
    やはり明日の予報は「雨のち晴れ」、明後日は「晴れ時々曇り」。しかし夜空には星と満月が・・・明日登ろう!
    夜9時過ぎに胎内ヒュッテに着くと、駐車場には十数台の車が止まっていた。テントを張って宴会中の方たちも。

    翌朝は、やはり天気予報と違い晴れていた。5時に起き、5時20分に胎内ヒュッテ前の乗合タクシー乗り場に並ぶ。
    5時35分、12人乗りの乗合タクシーがやってきて、6名乗車、5時40分ゲートを出発する。
    時刻表では6:00始発であるが、客がいれば直ぐ出発してくれるようである。
    途中、歩いている登山者2人を拾い、10分程で登山口に着く。
    登山口には2台の地元NOの車が止まっていた。(渓流釣りの車のようで、関係者は私的でも入れる?)

    登山口から少し入ると、足の松尾根の急登が始まる。木の根が張り出し、所々岩が混じり歩きずらい。
    飯豊の主稜線と当面の目標である大石山が望める姫子の峰、小滝が見える滝見場、水場分岐を過ぎる。
    水場分岐の上から先は、ガスがかかったり、とれたりしている大石山、主稜線を見ながらの急登を登る。
    途中、下ってくる10数名の方達と次々とすれ違う。昨日は20名近くが杁差小屋に泊ったとのこと。
    又、昨日は雨の中を登ったが、今日の朝は晴れていて報われたとのこと。
    急登を登り切った所が大石山で標柱があり分岐となっている。右に少し登った所に最高点がある。

    ここを左へ、鞍部までお花畑の中を緩やかに下って行く。この頃、付近は晴天域に入り、素晴しい展望となる。
    杁差岳の山頂の小屋も確認できる。振り返ると水滴のついた熊笹で覆われた飯豊連峰の峰が銀色に光って見える。
    鞍部から鉾立峰への登り返しは、急登できつい。暑い日差しの中、展望を楽しみながら登る。
    しかし、鉾立峰に着く直前で再びガスに包まれ、風雲急を告げるような暗いガスの中となる。

    鉾立峰から下って、登り返す途中のトリカブトの群落がすごい。
    藤島玄翁のレリーフを過ぎ登ってゆくと、ガスの中に立派な杁差小屋が現れる。
    小屋の直ぐ上が山頂で誰もいなかった。ガスで展望は全くない。冷たい風が吹き体の芯まで冷えてくる。
    直ぐ小屋に下ると、大熊尾根から登って来た方と出会う。藪こぎは無いがアプローチが長かったとのこと。
    小屋の中をのぞくと非常に綺麗で、お一人が昼食中であった。

    帰りは来た道を戻るが、途中、かなりの登山者とすれ違う。総勢30名?あの小屋では大変!?
    登山口に戻ると、朝止めてあった2台の車が出発する所であった。やはり渓流釣り・・・
    乗合タクシーの発時刻16:30には、かなり時間がある。林道を歩き始めると直ぐに乗合タクシーがくる。
    聞くと、15:00まで、あと5分待てば出発してくれるとのこと。よし!これで、林道を帰りも歩かずに済む。

    帰りは油っぽい臭みのある、中条の「塩の湯温泉ふれあい館」で入浴する。確か新潟には油田があったが・・・
    1時間半ほど入浴し、近くの中条ICから高速に入り、米山SAまで走り泊まる。
    翌日、今年開通の飯田山本ICから三遠南信道路の天竜峡IC間(無料)を走ってみる。
    天竜峡ICから国151を走り、豊根村の兎荷嶋温泉で入浴し帰宅する。
    この開通で平谷〜津具〜田口経由と同じような時間で、自宅まで戻れるような感じがする。やや人家が多いが・・・

  • 一言

    登山口〜大石山間は急登、足場の悪さの為、登り下りに意外と時間がかかる。
    主稜線で一時、晴天域に入り素晴しい眺望が得られラッキーであった。やはり飯豊連峰は大きく素晴しい。