日本三百名山

毛勝山 2414.5m


     毛勝山周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2008年5月18日

  • 移動

     2008-05-17     移動
     
      自宅→浜松西IC→荘川IC→帰雲城跡→御母衣ダム記念館→白川郷IC→黒部IC→明日温泉→林道駐車地点

     2008-05-18     毛勝山

      林道駐車地点→魚津IC→白川郷IC→道の駅「荘川」入浴→荘川IC→浜松西IC→自宅

  • 登山行程

      6:00  林道駐車地点(4:30)→片貝山荘→林道終点→板菱→大明神沢出合→二股→(10:30)毛勝山

      3:00  毛勝山(11:00)→二股→大明神沢出合→板菱→林道終点→片貝山荘→(14:00)林道駐車地点

  • 詳細

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    第二発電所の登山届箱 ⇒
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    林道を片貝山荘へ向かう ⇒
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    片貝山荘(左奥)に到着 ⇒
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    僧ヶ岳登山口 ⇒
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    東又谷、阿部木谷分岐 ⇒
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    阿部木谷の林道を行く ⇒
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    阿部木谷の橋付近 ⇒
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    山スキーヤーが追いつく ⇒
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    林道終点付近 ⇒
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    最後の砂防堤へ ⇒
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    最後の砂防堤の上の板菱 ⇒
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    阿部木谷を行く ⇒
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    落石注意!狭マッタ阿部木谷 ⇒
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    出合からの大明神沢 ⇒
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    大明神沢出合カラ毛勝谷ヘ ⇒
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    二股から左の雪渓へ ⇒
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    キツイ!急斜面を登る ⇒
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    僧ヶ岳をバックに登る ⇒
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    稜線から山頂へ向かう ⇒
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    毛勝山にて ⇒
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    白馬三山 ⇒
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    五竜岳〜鹿島槍ヶ岳 ⇒
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    剣岳 ⇒
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    山頂を後にする ⇒

    5月17日(土)朝、自宅を出発。今日は登山口までである。時間はたっぷりある。
    荘川ICでおり、今まで通過するだけであった帰雲城跡、御母衣ダムの展示館を見学。白川郷ICから黒部ICに出る。
    途中、有磯海(アリソウミ)SAに寄り、1日40食限定、「ホテルニューオータニ高岡」特製ノーベル夢御膳を食べてみる。
    999円、美味、ボリュームも適当で、評価できる。
    明日(アケビ)温泉で入浴し、地ビール主体の道の駅「宇奈月」経由で、登山口に向かう。

    途中、道沿いの第二発電所に登山届けの箱が設置してある。記帳して下さいとあるが、ノートも用紙もない。
    大阪の山岳会の届けだけが入っていた。第4発電所と片貝山荘の中間地点で、積雪があり通行不能となる。
    付近の道路脇に、点々と6台ほど車が止まっている。5〜6台止められるスペースに車を止め宿泊する。
    夕方、山スキーヤーが戻ってくる。青森の方で、山頂はガス、展望は全くなかったとのこと。

    夜中、明け方に数台、出発準備中にも2台の車がやって来る。今日は登山者が多くなりそうだ。
    明るくなった4時半過ぎに出発。積雪で通行止めの所を過ぎると、雪は無くコンクリート舗装された道となる。
    片貝山荘、僧ヶ岳登山口を過ぎ、林道分岐を右へ阿部木谷に入り暫らく行くと雪が出てくる。
    阿部木谷にかかる橋を渡り、連続する砂防堤の左岸(向かって右)に取り付けられた雪の林道を行く。
    雪が多いので林道なのか分からない所もある。山スキーヤーが追いついてくる。
    心配なのか、こっちで大丈夫でしょうか?と聞いてくる。多分・・・

    林道終点と思われる所を過ぎ、最後の砂防堤へ上がると直角に折れ雪渓となる。板菱と呼ばれる所である。
    少し先で両岸が狭まり雪渓の上に土砂、岩、枝、葉が大量に落ちており、急いで通過する。
    緩やかに登って行くと谷は徐々に広く明るくなり、大明神沢出合に着く。真っ直ぐが大明神沢である。
    ここを左へ毛勝谷を暫らく登ると二股に着く。登る正面の左に山頂が見える。
    ここは高度1600m、稜線は2400m、高低差800mの急な登りが始まる地点である。

    谷は広くそれほど斜度は感じない。しかし登るにつれきつくなる。
    両側斜面からの落石、落雪に用心して谷の中央部をあえぎ、あえぎ登る。途中で5人に抜かれる。
    山頂は目の前に見えているが・・・背後の僧ヶ岳全体が見えてくれば稜線は近い。
    10本爪アイゼン、右手にピッケル、左手に杖、50度の急斜面を登りきる。
    稜線に着くと眼前に突然大展望が出現する。オレンジのテント4張が張られており目障りである。

    左へコブを一つ越えれば山頂である。お地蔵さんと三角点がある所のみ雪がない。
    春霞ではあるが展望は素晴らしく僧ヶ岳、後立山連峰、剣岳、毛勝三山の釜谷山、猫又山等々の峰々が望める。
    山頂にいた二人の若い山スキーヤーが山頂から60度?以上ある壁を滑り下りるのを見送る。
    とんでもない所をおりるものだと感心半分、あきれ半分。
    転倒した時、確実に数百メートルは流される。自己責任で対処出来るのであろうか?

    11時過ぎ下山にかかる。べた雪に変わった斜面をスリップに気をつけ一気に下る。
    途中で登ってくる多くの登山者とすれ違う。稜線にテントを張った団体を追い越す。
    下山までに見かけた入山者は30名〜40名と大盛況であった。
    途中の川原でアイゼンを洗い、山頂から3時間ちょうどで車まで戻る。

    車も20数台、林道のアチコチに止められていた。
    魚津ICから白川郷ICへ、道の駅「荘川」で1時間30分ほど入浴。
    混雑もなく浜松に戻り、自宅近くの幸楽苑でラーメンを食べ21時に帰宅する。

  • 一言

    大展望の山頂、ちょっぴり緊張の雪山を楽しむことが出来た。