日本三百名山

蓮華岳 2798.7m → 針ノ木岳 2820.7m


     蓮華岳・針ノ木岳周辺地図      YAHOO地図      国土地理院

     

  • 登山日          2005年9月3日〜9月4日

  • 移動行程

     2005-09-02〜03  蓮華岳

      自宅→津具→飯田IC→豊科IC→[扇沢]

     2005-09-04      針ノ木岳

      扇沢→豊科IC→飯田IC→国151→コスモスの湯→東栄町→自宅

  • 登山行程

      5:30  扇沢(10:00)→雪渓→(14:00)針ノ木小屋(14:30)→(15:30)蓮華岳(16:00)→(16:30)針ノ木小屋泊

      3:10  針ノ木小屋(6:20)→(7:00)針ノ木岳(7:30)→(8:00)針ノ木小屋(8:10)→(10:00)扇沢

  • 詳細

    [2005-09-03]

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    扇沢登山口 ⇒
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    ヘリ荷上げ広場標識 ⇒
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    大沢小屋 ⇒
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    雲のきれかけた蓮華岳 ⇒
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    蓮華岳の滝 ⇒
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    雪渓手前 ⇒
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    沢を渡る ⇒
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    崩壊した雪渓を行く ⇒
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    ガスル雪渓 ⇒
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    雪渓を終わりカールへ ⇒
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    針ノ木峠 ⇒
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    峠からの蓮華岳 ⇒
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    針ノ木岳を振り返る ⇒
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    蓮華岳直下を登る ⇒
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    蓮華岳に到着 ⇒
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    蓮華岳にて ⇒
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    蓮華岳の三角点 ⇒
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    蓮華岳の社 ⇒

    扇沢の無料駐車場で前泊、夜半から雨が降り出し朝6時頃起きると未だ雨が降っていた。
    様子見でもう一寝入り、7時半を過ぎる頃から雲が切れだして期待させる。
    しかし、降っては止んだりで、どうしようか迷う。10時頃まで待ってダメなら中止と決め様子をみる。
    山の方は厚い雲がかかっているが、大町方面の空は多少青空が見え始める。
    雲の流れも速くなったような気がする・・・よし行けると判断し早速準備に取り掛かる。

    スタートは10時頃で我々が最遅のようである。
    扇沢を出発、森林帯を抜けると、トロリーバスの道路にでるが、猿の大群に出会う。
    慣れているのか、直ぐ横を通っても逃げなくてジロジロ見ている。
    チョット離れてボス猿がいるようである。危害が及ぶのを避ける為、知らん顔して通りすぎる。

    その先の広場に天候の回復を待っているのか、荷揚げ用のヘリコプター停まっている。
    暫く歩くと、ゴーロ状の沢を横切る所で大集団のパーティーを追い抜く。
    いやな予感がする・・・小屋は大混雑? 森林帯を進むと遅いので誰も居ない大沢小屋にでる。

    今年は雪が少ないようで、高巻くように森林帯をかなり先まで進む。
    昔はかなり下まで雪があり楽に登れたような気がするが・・・
    河原におり、進むと程なくして雪渓が現れる。ここで、多くの登山者が休んでいた。
    この方たちを追い越し、暫く雪渓を登ると雪が融け危険な状態となり、登山道は巻き道となる。

    雪渓の上部にでると、後は急な沢沿いの道を約1時間ほど登れば針の木峠に着く。
    未だ15時なのでそのまま蓮華岳に向かう。途中、何組かのパーティーとすれ違う。
    山頂には単独の方がお一人休息中。残念ながらガスが出始め展望はない。

    小屋は案の定ごった返しており、定員110名に130名程が宿泊。
    食事はなかなかのもので、下界と変わらない内容であった。翌日の昼のお弁当を2つ注文し夕食後に受け取る。
    団体客は夜、食事が終わってからも枕元で宴会をして騒いでおり静かにしろと怒鳴る方がいた。
    私も酔いにまかせ、あまりにうるさいので怒鳴ってしまった。夜、当然のことながら、周りのいびきで眠られず。

    [2005-09-04]

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    朝日を浴びる針ノ木岳 ⇒
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    針ノ木小屋と蓮華岳 ⇒
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    針ノ木峠全景 ⇒
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    針ノ木岳にて ⇒
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    三角点と立山、剣岳 ⇒
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    裏銀座方面 ⇒
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    黒部ダムと立山 ⇒
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    蓮華岳 ⇒
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    後立山連峰 ⇒

    朝食が大変であった。早く食事したい方が多数、食堂入口に詰めかける。戸が開くと皆さん一気になだれ込む。
    団体の代表とおぼしき方が先頭におり、一人で30人分の席を取ろうと怒鳴っている。そんなことしていいの?
    結局、団体さんは一部席を取れたようであるが、殆どは後回しとなった。そりゃあそうだよね。

    食事が終わって直ぐ、朝日に輝く斜面を登り約40分程で山頂に到着する。
    快晴、しかも無風で暖かく360度の大展望、絶好の日となる。
    山頂には朝食を後回しにして来た数人が既におり、しきりにシャッターを押している。
    暫し景色を楽しんだあと、小屋に戻り来た道を下山する。

    途中、大沢小屋手前の河原で小屋のお弁当1つを二人で食べる。ご飯たっぷり、おかず少々の内容でガッカリ。
    30数年前どこだったか? おかずが甘いカキスルメと梅干のみの弁当を食べた記憶が蘇る。
    小屋のお弁当はそれ以来、やはりお弁当はあてにせず自分で用意すべきだった。

  • 一言

    昔はここら辺の山は、ほんの一時期混むだけであった。
    しかし、夏休みを終えたこの時期、空いているだろうと思ってきたら、人であふれていた。
    私達はツアー登山に参加したことはないが、宴会をしにきているようである。静かに山を味わいたいが・・・