二人の山旅

山の登り方・装備




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超安物だが超軽量の雨具
(秋田駒ガ岳にて)

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鹿島槍・冷池山荘テント場(青)

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テント・靴等の山の道具

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昔のアイゼン

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現在のワカン・アイゼン

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熊避け

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炊事道具

登り方は年々変化しています。若い頃は全天候型のピークハンターだったですね。
再開後は極力周回コースにする、食事を作る、酒を飲む、 泊まりの場合はテント泊、出来るだけ山を楽しもうという登り方でした。
しかし最近は極力シンプルに、負担がかからない様に登るようになってきました。

「好天/軽量/最短」 略して 天・軽・短です。

 山の選択

周辺ハイキング→日本百名山→日本三百名山→都道府県・一等三角点百名山→静岡の百山・・・ 「遠州の140山」と場当たり的に目標の山を広げてきました。
そのリストを埋めるべく、長い休暇取得は難しかったので春夏の連休は遠方の山、 年末は雪の少ない西日本の山とかの程度です。
地域、季節感、グルメなどを考慮し計画性を持っていたら、もっと効率良くもっと楽しめたと思います。
もっともこれ程沢山登るとは思っていませんでしたので・・・

 週末、晴れ予報の時

山は天気が一番、登るか止めるかは直前に判断します。たとえ登山口まで来ていても。 タダ遠方でたびたび来れないとか、残り日数が無いとかの場合は空模様、予報を見ながら判断します。
屋久島の場合3日間、宮崎・鹿児島の観光をして晴れるのをジット待ちました。 お陰で多くの観光地を回ることが出来ましたし宮之浦岳・永田岳は快晴でした。

 コースは最短

登山口目指して車で入れる所まで入る、そこがスタート地点です。 ネット上の貴重な情報を活用させていただいています。 最近は調査の手抜でアプローチ道路が通行止め、アリャリャもあります。
時間・体力の余裕有れば途中で周回コース等に変更することがあります。 登山届けには反してしまいますが・・・

 歩き方

休息の取り方を決めているわけではありません。
休んでいるように?ユックリゆっくり登り、大分登ったからとか、景色がいいとか、 休みたくなったらホンノ少し休む。ともかく楽に登るのが私たち流です。

1回に10分近く休むと脚が冷え重くなるので少し休むが基本です。

[日帰り/小屋泊の場合]

荷物はないので1時間で合計3〜5分程度の休息です。
小さな山の時は休み無しで山頂まで登ってしまう時も多々あります。
歩きながら休んでいる?ので当然かな?

[テント泊の場合]

テント、コンロ等共同装備は私が持ちます。荷物は10〜12Kg程度+水、妻は6〜8Kg+水です。
荷物が重くなると休息間隔が短くなります。休息時間は1時間で5〜10分程度です。

 装備


登山用具は軽くてコンパクトになり機能もかなり向上しました。現在は下記表の通りです。

若い頃使っていた重いキスリング、ニッカーズボン、ブリキ板ケースのホエーブス (昔はガソリンコンロの代名詞。)等は数年前に捨てました。
高隈山の山頂であった方に勿体無い!現在では貴重品と残念がられました。
ホエーブスは05年の山行で使っておられる方を見かけましたが懐かしく感じました。
火力が強くていいが重くて白ガス臭く余熱が必要で、今考えると非常に不便でした。
昔のピッケル(木製の柄)は現役、アイゼン(鍛造品)、ビバーク等のテント、綿入りシュラフ等は未だ持っています。

地図、コンパスは必携です。マンガ地図程度しか持ってこない人がいますが「驚き、桃の木、山椒の木」です。 団体ではよく見かけますが持ってこない人は論外です。登山は自己責任です。

ヤブ山では現在地確認の為GPSを使っています。これは便利!でも電波が入らない所があります。
特にスタートは谷間が多く、近くで事前に電波を受信しておかないと?マークになることが多いので要注意です。



装備コメント
雨具 薄手の数百円程度

 原則悪天候時は登らない。登ってはいけない。
 天気の急変、非常用で必ず携帯。
 ザックも被せられる簡易カッパ+簡易ズボン。
 見るからに安物とわかる恥ずかしい代物。

ザック 山行形態により6個用意:

 日帰り・小屋泊・テント泊山行形態により使用。
 シンプル、軽量、安物が一番。

テント テント:
 サカイヤスポーツ2人用。
  ベースミラクルライトBSML:本体1.5Kg、全1.7Kg。
  20年以上前サカイヤで購入3.6万円。
 他コールマン:ベースキャンプ用等
ツエルト:
 アライテント2人用。
  スーパーライトツエルト2(1.3万円)
 日帰りコースタイム10〜12時間以上の時持参。

寝袋 NANGA社:
 羽毛3シーズン用コンパクトタイプ(20年以上前3.5万円)。

 冬の山中テント泊はしないのでこれでOK。
 晩秋11月以降の山中泊ではキツイ、厚着が必要。
 冬の車中泊時は厚着で布団に潜り込むと結構暖かい。

テント泊用マット モンベル:
 ULコンフードシステムパッド(1万円)

 銀マットより遥かに高いがエアーマットがいい。
 当初キヤンプ用安物エアーマットだったが穴が開きやすかった。
 軽量で空気を抜けばザックに入る。

シリオ:
 皮革製:PF555GTX(約3.8万円)2回張替 廃棄
 皮革製:PF662GTX(約3.3万円)2回張替 寿命近い
 布製 :PF302(約1.8万円)   他

 新品でもマメ、クツズレしなく違和感のないもの。
 足形にもよるがPF---GTXこれが一番だ。
 更にシリコン製下敷き(1,000円)で下りの衝撃を軽減。

服・防寒具 ノースフェイス:
 ライトヒートジャケット(2.5万円)
TARAS BOULBA、musshu 他

 恰好より実用性、長く使える物。
 モンベルは恰好優先?実用性に難が。

三脚 百円ショップの三脚

 杖の柄にゴムバンドを巻き挿して使用。
 杖兼用三脚は強度等で弱点あり?

コンロ イワタニ製2台 他
 シングルバーナーEX-ULT-1A(約1万円) 廃番、収納箱頑丈。
 ウルトラバーナーP153(8千円強)
       超小型だが不安定、ライターレバー壊れ注意。

地図・GPS 国土地理院の地図が基本:
 5万分の1地図、昭文社地図、ガイドブック地図。
GPSはガーミン:
 oregon300(12万円)。
 現在は安価でモット良い物が出ている。
 買い換えたいがお金が続かない。

 近郊5万分の1地図、昭文社登山地図は全部購入。
 買い替えが大変。古くなりトラブル発生も・・・

食料 日帰り  :非常食兼用、コンビニ食。
テント泊 :1泊はコンビニ食、2泊目からは携帯食。
小屋泊 :夕食付き泊。

 小屋の食事は非常に良くなり、生ビールも飲める。
 泊まり料金が上がり民宿より高い!
 昔のことで恐縮ですが30数年前は1泊2食1000円〜でした。
 南ア南部では1泊あたり米2合を持って出かけた。

カメラ バカチョン
 記録撮影なのでこれで十分。

・2005年までフイルムカメラが主。デジカメ(冨士写真)は予備。
  キヤノン製のフイルムカメラ、オートボーイ・ルナはよかった。
  ミノルタのカピオスはダメ!買った当日動かず。
    交換品も1年経つとフィルムに光が入る。
・デジカメ。
  カメラは故障し易い?ので5年保証にしたほうが・・・
  [松下ルミックス]
  2台購入して1台は液晶が寿命に達する。良く動いてくれた。
   [故障修理]
   キャリングケースに入れる時、SWがオンとなる欠陥あり。
   ケースの中でレンズが出ようとモガキ、レンズが出なくなる。
    ベスト電器で修理。見積もり代1000円+修理費約6500円。
    レンズユニットが交換され戻る。
    通常レンズユニットを交換すると15000〜20000円位する。
    松下は無料?でベスト電器の手数料?なら高い!
  もう一台は2017年現在現役、劣化?勝手に電源が入る誤動作が発生中。
 [キャノンIXY50S]→三脚セット時転倒、レンズ出し入れ不能となり廃棄。
  11年ネット購入。使い勝手はルミックスのほうが良い。
  ゴミがレンズ内に入りやすい。
 [オリンパスTG835]→2017年11月現在主役。
  Toughシリーズ TG835 防水、落下でも故障せず。山には最適。